カウンセリングを受ける前は、仕事を辞めようと思っていました。(クラスの保護者に)言われた言葉が気にかかって、今後が不安だった。
カウンセリングを終えて、自分がどんな態度を取って、どんな言葉を発しているかに敏感になった。
他の人の言動について、よく考えるようになりました。
「気づきノート」に自分の不安やその日の出来事を記すことで、漠然とした大きな不安が少し整理され、客観的に考えられるようになったと思います。
これからについては、1つ1つのことを丁寧に取り組み、前向きに子どもたちと関わっていく自分をイメージしています。
随分思い詰めた様子で、ルームに来られました。
今まで児童とも保護者とも特に何のトラブルもなく過ごされてきただけに、批判的な保護者の言葉にショックを受けていらっしゃいました。
もともと穏やかで優しい方だからこそ、保護者の心ない言葉が突き刺さってしまって、自信を失っておられました。
呼吸法や心の整理法、「気づきノート」への記入を通して、落ち着きを取り戻していかれました。
7回のセッションでしたが、残り2回は、カウンセリング半分、気にかかっていらっしゃった研究授業の指導案検討が半分でした。
「問題が全て解決したわけではないけれど、なんとかやっていけそうです」とにこやかにおっしゃって、終了となりました。