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  1. 読書会レポート
  2. 第5回 記録
 

第5回 記録

日時:2020年 5月 24日(日)  15:00〜17:00  

場所:カウンセリングルーム沙羅

内容:第5章 家族介護は「自然」か  第4節 「家族介護者」とは誰か

 

▽ 読書会の概要:

 

「家族介護者」といえば、「同居の親族」であることを自明の前提とされてきたが、近年の調査では、高齢者の世帯分離の傾向から、「別居親族」も含まれる傾向となっている。「同居」と「扶養」と「介護」が分離してきた背景には、「高齢者の世帯構造の変化と同居規範のゆらぎ」がある。それは、4つの大きな変化として認められる。


1 高齢者と子世帯との世帯分離の傾向
2 同居の場合も、同居の相手が長男とは限らないという長男規範のゆらぎ
3 同居開始時期が遅れる傾向 
4 たとえ同居の場合でも、強い家計分離の傾向があること

 

 ▽出された意見等

 ○親と子で、サイフがひとつでない→どこで折り合いをつけていくか

  ・動けない人間=決定権がない
  ・認知的な問題→こうしてほしい、ああして欲しいが出てこない。→自分の人生が、勝手に決められていく
    
 ○「若いうちの同居→同居解消」経験者から…親世代の価値観と子世代の価値観の相違

 ○「地域包括センター」勤務者から…親世代子世代の価値観の相違の相談も多い
                 「社会制度の中で、なんとか解決できないか」という思いで相談

 ○母が独居である人から…「相手がどうしたら幸せ?」を考えて行動

 ○母を介護中の男性から…「自分の住んでいるところから出たくない」という母の願いを取るか、自分の人生を取るか

 ○ボケたくない、子どもに迷惑をかけたくない、私は私の生活を、という高齢者の願い…事前に、家族でない、第三者と行き来がある方が良い。

 

▽語句解説

  ・斬増=だんだんと増える。

       

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