日時:2020年 3月 15日(日) 10:00〜11:30
場所:カウンセリングルーム沙羅
内容:第5章 家族介護は「自然」か 第3節 「家族介護」とは何か
▽ 読書会の概要:
前回の振り返りとして、第3節途中からの読み合わせから入りました。段落ごとに、注釈を確認しながら、文脈を丁寧に読んでいきました。
医療に従事している参加者から、「現場でも議論になる」問題点を、わかりやすい形で出していただき、すぐさま、答えは出ないものの、考える視座を貰えた、と思います。
▽出された意見等
○「寝たきり」は「寝かせきり」? or「座らせきり」? ←はた目には……現在でも議論になる
・拘束する→本人の命を守る、意味もある←24時間付きっきりは不可能
・療養型の病棟…病院の中の病棟として、どういう機能を担っているか?
・「起きる」きっかけ・機能があれば
→「起きたくない」から「起きたい」に変わると本人の生活が良くなる
・前頭葉の萎縮で、幼児性が出てくる。かつて身につけたものを発揮できない。1人では生活できない。
○病院・施設は「寝かせきり」 …病院に行ったら、それで終わる
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どんなサービスが自宅で受けられる?
☆どこに、何を連絡すればいいのかわからない。
→「地域支援包括センター」があるけれど…その人バージョンを創ってくれる? アドバイス、的確?
☆介護している親が痩せていて、食欲がなく、病院にも入れなかったら、「ネグレクトを疑われる」
▽語句解説
・スティグマ=烙印、刻印。
・スティグマ化=良くないものとして、定着すること
・ジェロントロジー=Gerontology(Gerontギリシャ語の高齢者+ology学)=「老年学」「加齢学」
Aging(加齢、高齢化)が研究テーマ。加齢に伴う心身の変化を研究し、
高齢社会における個人と社会の様々な課題を解釈することが 目的。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
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明けない夜はありません。
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