今年もあと3週間ほどですね。
週末は、年末の掃除やら何やらで大忙し。
以前に、「肩凝りに効くアロマオイル」をご紹介しましたが、
今回は、お風呂に入れるバスオイルのレシピを。
<肩凝り(リウマチ・関節炎・腰痛・筋肉痛などにも)に効くバスオイル> ・バジル………………8滴
・ユーカリ・レモン…5滴
・ペパーミント………5滴
・タラゴン……………1滴
・ジュニパー…………1滴
・バスオイル…………5㎖
38〜40℃(少しぬるめですね)のお湯によく混ぜて入浴します。
10〜15分、ゆっくりと浸かるのがポイントです。
「バジル」はシソ科の植物です。
原産地のインドからアジアに伝わり、4000年前にはエジプトに伝わりました。
そこからローマなどのヨーロッパへ。
料理にもよく使われ、特にトマト料理との相性はバッチリ。
精油の香りはスパイシー。
頭をスッキリさせます。
痙攣(けいれん)を抑える作用や鎮痛作用も強いため、
筋肉や消化器系の痙攣や痛みを抑える時に使います。
バジルの「禁忌事項」は50%以下に希釈して使用すること。
チャビコールメチルエーテルに皮膚を荒らす危険があるためです。
「ユーカリ・レモン」は葉にレモンのような香りを持つユーカリです。
高さが45メートルにもなる高木です。
他のユーカリ精油とは成分・香り・作用が異なり、
興奮した神経を鎮めてくれます。
特に「抗炎症作用」「抗リウマチ作用」が高いです。
ユーカリ・レモンの「禁忌事項」は
バジルと同じく50%以下に希釈して使用すること。
テルペン系アルデヒド類に肌を荒らす危険性があるためです。
「ペパーミント」もシソ科の植物です。
スッキリとした爽やかな香りで、
食品、日用品、化粧品にも幅広く使用されています。
ですが、「禁忌事項」が多く、注意が必要です。
・3歳未満の乳幼児には使用しない。(咽頭の痙攣を起こす可能性有り)
・妊婦、授乳中の産婦・、神経系統の弱い患者や老人、てんかん患者には使用しない。
(ケトン類を多く含み,神経毒性があるため。また、流産惹起作用があるため。)
・広範囲に使用しない。
(l-メントールを多く含み、冷却作用があるため)
ペパーミントの「注意事項」は、
・3歳以上の幼児には、長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避けて、低濃度で注意して使用する。
・高血圧症の人には長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避けて、注意して使用する。
(血圧上昇作用によってマッサージや経口摂取後、血圧が急速に上がる可能性があるため)
「タラゴン」はキク科の植物で、サラダや卵、
魚料理にも使用されるハーブでもあります。
甘く,清涼感のあるスパイシーな香りで、
成分・作用ともにバジル精油に似ていて、
消化器系の不調や肩凝り、関節炎にも効果があります。
嗅覚作用としては、「精神高揚作用」が抜群です。
タラゴンの「禁忌事項」も50%以下に希釈して使用すること。
チャビコールメチルエーテルに皮膚を荒らす危険があるためです。
ジュニパーはヒノキ科の、常緑の低木です。
ジンの香り付けとしても用いられる植物です。
抗炎症作用や鎮痛作用が強いため、筋肉痛や関節炎,リウマチに用いられます。
嗅覚作用としては、「精神強化作用」が抜群です。
ゆっくりと、お風呂に浸かって、
身体のメンテナンスをする日があっていいのでは、と思います。
画像は、先月、京都に行ったときに撮った、東西線・東山駅界隈。