毎月、第3日曜の夜18時半から20時。喫茶みりあむで開かれる「万葉集の会」。
今月はちょっとイレギュラーに第4日曜で開催。
講師は。カルチャーセンターでずっと万葉集の講座を持たれていた、という女性で。
後藤勝子さん。
齢(よわい)八十を越えられて、まだまだかくしゃくとされていて。
物言いが、時に非常に面白くて。
(今、「後藤勝子」で検索をかけたら。
今も「近鉄文化サロン奈良」で、万葉集の講座の講師をされているんだ!)
なんでも。
今日はここにくる前に、お孫さんのひとりが「古典で欠点だったから、婆ちゃん、教えて」と家に来られたそうで。
「待て待て。希望のある欠点か希望のない欠点か、を見なければ」と言った、とおっしゃる。
え? 希望のない欠点って?
欠点は40点未満(39点以下)。言うなれば、幅が広い。
5点そこらじゃ「希望のない欠点」。孫は35点だったから、まだ「希望のある欠点」だった、と。
ほお。欠点にもランクがある、のね。
そんな話から入っていく、「万葉集の会」。
今回は「無名歌人の歌 巻十一(二)その二。