人に自分の気持ちを伝えるのは、なかなか難しいものです。
すんなりとうまくいくこともありますが、ん…ちょっと、微妙に伝わってないな…と思うこと、あります。
その、「伝わってない」と思った時に、あなたはどのような行動を取りますか?
…と言われても、一概にこう、と言えませんよね。
だって、そもそも「自分の気持ち」がはっきりしていて伝えやすいものである時と、「自分の気持ち」がはっきりしてないうえに、微細な感覚だったりしたら…。
そして、相手がそういった微細なものを受け取るセンサーがある人だったらいいけど、そうでない場合は、「まあ、無理かもね」と早々に諦めてしまうかもしれないので。
今回は新川和江の「ひとに手紙を……」と言いさしたタイトルの詩を。
「読書への誘い」第48号で紹介した詩です。