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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. アンジーとの暮らし
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
アンジーとの暮らし
2017/01/31
ワンコに服を着せるべきか?  
朝夕、杏樹(アンジー)を連れて散歩をしていると、色とりどりの「お洋服」を着たワンコに出会います。私がアンジーに服を着せないのは、石垣りんの「着物」という詩に、昔、なるほど!と思った記憶があるからです。


       「着物」         石垣りん

犬に着物をきせるのは
よいことではありません。

犬に着物をきせるのは
わるいことでもありません。

犬に着物をきせるのは
さしあたってコッケイです。

人間が着物をきることは
コッケイではありません。

古い習慣
古い歴史

人間が犬に着物をきせたとき
はじめて着物が見えてくる
着せきれない部分が見えてくる。

からだに合わせてこしらえた
合わせきれない獣(けもの)のつじつま。

そのオカシサの首に鎖をつけて
気どりながら
引かれてゆくのは人間です。  (『空をかついで』童話屋1996年刊)


アンジーが赤ちゃんの頃、ちゃんと躾をしようとゲージに寝場所作って、別の部屋で寝かせていました。ところが、父が亡くなって、ストンと落ち込んだ私のところに来て、夜、ベッドに潜り込んできた時、心弱くなっていたせいで、「ダメだよ」と追い出すことができませんでした。

それ以来、私のベッドに潜り込むのが当たり前になってしまい、私も気づけばアンジーの背中をトントンしている始末。

そのせいなのかどうか、えらく寒がりで、雨も雪も嫌いで、寒い冬の朝などはブルブル震えて「…行かなきゃダメ?」と上目遣いで私の顔を見るのです。…家のトイレシートで出来ないくせに。

母は他のワンコが暖かそうにしているのを見て、「アンジーにも買ってやりよ」と言います。かつて石垣りんの詩に共鳴した私としては、そんな節操のないことは出来ません。…母には言っていませんが。それで「私が買ってやろうか?」とまで言います。「いや、いい」と言いながら、寒そうにしているアンジーを見て、自分はコートを着ていることにだんだん負い目を感じ始めています。…いかんいかん、犬には汗腺がないんだから、それに自前の毛皮を着てるんだから、と自分に言い聞かせてたりするのです。

いつまで持つか?  …アンジー、お前が老犬になったら、ママ考えるね。

アンジーとの暮らし
2017/01/11
アンジー💚Love  

11月11日は、確か「ポッキーの日」でしたね。今日1月11日は我が家のセラピー犬、杏樹(アンジー)の誕生日でした。めでたく(?)3歳になりました。ワンコやニャンコは1歳で大人になるんですよね。で、7歳からシニアだそうですから(シニア犬対象のフードには7歳〜となっていました)、ということは、3歳ってもう30代ぐらいなのかしら…?

 

最近「75歳からを高齢者にしてはどうか」という提案のニュースが流れていました。これは多分、日本の人口が2007年から減っていることと、65歳以上の高齢者が予想より2年も早くに(確か、2013年に)25%を超え、「超高齢社会」に突入していることへの危機感からでしょうけれど。(年金制度とリンクされたら困るということにも触れていました。)

 

人の寿命と共にワンコの寿命も延びているんでしょうか? お散歩の途中で出会うワンコ知り合い(って言葉あるのかしら?)からは、「もう12歳」とか「18歳になるんです」とか「前の子は21年生きました」とか聞くのですが、もちろん、そんな統計ないでしょうし、ね。

 

アンジーは元々、3年闘病生活を送った父が、これ以上の抗癌剤治療を拒否して緩和ケアを受けるというので、父のセラピードッグに、と思って迎えた子でした。結局、短期の介護休暇になってしまって、父のセラピードッグとはなりませんでした。

 

さまざまな行き違いから父の死に目に会えなかったことで、お葬式が過ぎた後、精神的にかなり参ってしまいました。そんな私をそばで心配そうに見ていてくれたのがアンジーでした。…結局、父ではなく、私のセラピードッグとなってくれたのでした。

 

「アンジーって名前はエンジェルが由来でしょ?」って、英語をよくご存知の方やクリスチャンの方に言われます。それもあるんですが、本当は、昔読んで好きだった三原順の「はみだしっ子」というマンガに出てくる4人の主人公たちの一人の名前なんです。

 

自分の居場所がなくて家出し、いつの間にか寄り添い、旅をするようになった個性の全く違う、グレアム、アンジー、サーニン、マックスという4人の男の子たちのお話なんですが、素直に淋しいって言えない、ちょっと斜に構えたアンジー君が私はどうも気になって。

 

でも、そんな「はみだしっ子」シリーズのことは全く忘れていたのに、さて、なんていう名前をつけようと思った時、ふと出てきたのが「アンジー」だったのです。…名前は親からの最初のギフト(贈り物)ですよね。

 

マンガ本出てるのかしら、って、その後気になって、ネットで調べたら白泉社文庫から6巻出てました。…未完のまま、作者は若くして亡くなっていました。…思わず「大人買い」してしまいました。

 

アンジー、お前は今体重4.5キロで、お医者さんから4.2キロぐらいでいいって言われているから、太っちゃうと犬も成人病になるっていうから、(あ、成犬病?)もうちょっと欲しそうにするけど、ドッグフードは計った以上はあげてない。(でもこっそりおばあちゃん(=わが母)から、なにやら貰ってるよね?) 今日は特別にオヤツあげたけど。

 

長生きしてね。ちゃんと「老後」の世話もするから。「はみだしっ子」のアンジー君のような寂しがり方はさせないつもりだけど、でも、こればっかりはわかんないね。本人がなんと思うか。


ちょっと季節外れだけど、12月中旬に行きつけの「ドッグサロン そら」さんが撮ってくれたものが一番最近のものなので、「クリスマスバージョン」になりました(笑)。
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