「森友学園」に絡んで、毎日新しい「ニュース」(=これまで知られていなかったこと)が報道されています。
首相夫人の阿部昭恵さんも、名誉校長だっただけでなく何回も訪れて、その教育内容を賞賛されていたようで、そのことも含め、国会での証人喚問を要求されていますが、「私人」だからという理由で、与党が反対しています。
フェイスブックで、阿部昭恵さんがマスコミに応じて発言した様子が動画で投稿されていましたので、私も観ました。
その中で、「私のような、何も出来ない人が…なんでこんなに注目を集めてしまってるんだろう」というような発言がありましたが、首相夫人が「私人」なわけないじゃない!首相夫人だから「名誉校長職」の依頼も来たわけで、と思いました。
その発言が、「両性参画型社会の実現」の集まりに呼ばれた場、というのがあまりにも皮肉だなあと思った次第です。
そんな阿部昭恵さんを観ていて思い出したのが、石垣りんの「崖」という詩。
「読書への誘い」の第12号で紹介したものです。