こんにちは。
奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。
先日、カウンセリングに来られた高校2年生。
カウンセリング・コースを受けていらっしゃる方のお子さん。
少し、子どもに話をしてほしいと連れてこられました。
…こういった場合、お子さんには、
お母さんがカウンセリングを受けていることは伏せていただきます。
なぜなら、親の対応が変わってきたのは、カウンセリングのせい
と、お子さんは親を見くびってしまいがちなので。
もちろん、努力なしには「対応の変化」は生まれないのに。
学校に行くのがしんどくて、ちょっと休みがち、なのだとか。
クラスの人間関係がしんどいのだと言う。
話してみると、ごくごく普通の高校生。
むしろ、ちょっと精神年齢が高いかな、と。
高校2年といえば、まだ男の子はガチャガチャしている時期。
高校2年の秋ぐらいから、
ちょっと「大人」になってくる、のだけれど、ね。
「で、学校ではどんな風にしているの?」
と尋ねると、
「話を合わせようとするんだけど、疲れてしまって…」
そりゃあ、そうだよね。
本を読むのが好きで、今は太宰治を読んでいる、なんて、
他の高校生と「合わない」よね。
1年時のクラスは、まだいくつかのグループに分かれていたけど、
今のクラスは、どうも1グループ、で、余計に疲れる、と。
そりゃあ、そうだ。
さて、どうする?