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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
フォーカシング
2024/08/05
自分の抱えている問題を視覚化する〜関西フォーカシング研究会 第23回フォーカシングワークショップ 2024年8月4日〜  
2日目の8月4日。
前日のセッションで、私の抱えている案件が多すぎて、それを負担に思い始めているんだ、ということはわかってきたけれど。
しかし、それをどうしていったら良いのか、の見通しが立たないために。
なんとなく、どんよりとした朝を迎えてしまった。
この感じは。「マズいぞ」「うん、マズい、よね?」と自己内対話が始まっているのに、
私は術もなく、呆然としているだけで、動けなくて。
ああ、なんとかしなきゃ、このままでは本当にマズい。。という気持ちになった。

丁度、フォーカシング三昧の2日目だし。
今の気持ちをなんとかできるセッションを選んで、そこに行こう、と思って。
気持ちを整えて、会場に向かった。

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フォーカシング
2024/08/04
緑色のガラスの一輪挿しの中にいる私〜関西フォーカシング研究会 第23回フォーカシングワークショップ 2024年8月3日〜  
関西フォーカシング研究会による、第23回フォーカシングワークショップに初めて参加した。
会場は近畿大学東大阪キャンパス。私は初めて訪れる場所。
セッションは1日目3つ、2日目3つ。(但し、最後のセッションは2日間の振り返り)
参加者は各セッションごとに、複数の「出店」ワークショップから自由選択。
…と言われても。最初はあんまりピンと来なかった。

最初のセッションで、「出店」は14個も並んで。
各担当者が、自分の「出店」でどんなワークを展開するか、を説明する。
その説明を聴いていると、各々の担当者のお人柄もうかがえて。なんか、ほほえましかった。

それで、それぞれの担当者の人となりを感じながら、ピンと来たワークショップに手を挙げる。
概数を把握して場所を決める作業があり、その後、各場所に移動する。

もちろん、手を挙げた場所に「行かなければならない」ことはない。
なんとなく、自分の気持ちが変化したなら。それはそれで、その時の選択をする。
一旦、移動してから気持ちが変化したなら、その場を出ていってもよい、という自由度の高い設定にびっくりする。
「その時々のご自分のフェルトセンスに従ってください。」
「気が変わった」なんて、一般社会ではなかなか認められない選択をよしとする、本当に風通しの良い環境が提供される。
各セッションは120分の設定だが、「出店」説明に意外と時間が掛かり、実際のワークは90分程度。

そうして。驚くべきことに、各担当者は、セッションごとに新しい「出店」を出す。
「休憩」が各自1回ずつ入るとしても、異なる4つのワークショップを提供する。

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フォーカシング
2024/05/30
吉良安之氏講演「人が人を支えるとは〜心理療法におけるサポート〜」関西大学心理学研究科  
昨秋に引き続きの吉良安之氏の講演。
今回は「クライエントを支えるとはどういう行為なのだろうか」という「問いかけ」から始まった。

用意くださった資料には次のような定義がなされていた。

「積極療法」=・心身の働きの失調の背後に想定される心理構造(病理)に対してさまざまな技法を駆使して操作的に介入して、その構造の変化(改善)をはかる。
       ・代表例としては精神分析療法、行動療法。
       ・技法性・操作性の高度な積極療法ほど、治療対象とのマッチングが問われる。マッチすればシャープな治療効果。
「支持療法」=・心理構造への直接的な介入や積極的な技法的操作は控える。代わりに患者の訴えや語りを深く理解し(受容)、患者の内に生起する情動を的確に追体験し(共感)、それによって患者の心を保護し、その自己回復を支える。
       ・この方法を徹底的に追求して基礎づけたのは非指示的カウンセリング。
       ・適応は、比較的軽い失調で自己回復が見込めるケース、逆に重度の失調で積極療法の遂行が困難なケース。支持療法は、シャープさはない代わりに汎用性が高い。

つまりは。クライエントの状態によって、あるいは、カウンセラーの技量によって、双方の「使い分け」が必要、というスタンスか、と思っていたら。
「支持療法」は地味であまり見栄えしないから、カウンセラー自身にマンネリ化に陥る危険性もある、と。
それで、「しかし、現実の多くの臨床というものは、そもそもが平凡であまり見栄えのしないことを地道に続けていくことも上に成り立つものではないだろうか」という、青木省三氏の言葉の引用もあって。

それにしても「何をしたら、何を言ったらサポートになるのか?」の問いに対して、これまでのご自身の体験事例から検討されていく様子は、とても丁寧で。
資料には、次のような例も出されていて。

《心配しています》→「心配されたくないです!」
《大変ですね》→「そんなに大変な状態ですか。ショック!」
《なるほど、わかります》→「そんなに簡単にわかってたまるか!」⇨言葉の工夫《少しわかるような気がしてきました》◎やりとりの言葉遣いにも要工夫

…まあ、ね。

確かに、そんなふうなチグハグなやり取りになってしまったら。もうこれはカウンセリングが進まない。

しかし。思うに、そもそも「心配されたくないです!」や「そんなに簡単にわかってたまるか!」という反応は。

そもそもクライエントとカウンセラーとの間に信頼関係が成り立っていないからじゃないか? と思ってしまう。


そうすると。

兎にも角にも、まずはどれほどクライエントに、「早急に信頼されるか」が重要、ということで。

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フォーカシング
2024/03/18
Lazy AZARASHIとの対話〜池見陽先生の「フォーカシングと体験過程モデル」・2024/3/16・甲子園カウンセリング研究所〜  
2024年3月16日(土)。
甲子園カウンセリング研究所でのフォーカシングのコースも最終回を迎え。
13時30分。池見先生の「フォーカシングと体験過程モデル」の講義が始まった。

久しぶりにお会いした先生は。
なんだか少しお疲れ気味のようで。
それが何となくお身体全体から滲み出ているようで。
ちょっと心配になった。

昨今は、いろんな人が、え?と思うようなお歳で容体急変し。
突然亡くなられることも多くて。

なんで、そんなにお忙しいのですか? と思ったら。
原稿の締切が迫っている、だとか、本の校正もあったり、だとか。
…なんだか、生き急いでいるようにも思えて。
本当に。休んでくださいね、と思った。

だって。
先生の見せてくださるものは、霧が掛かってもやっとしていたのが、いきなり地平を見渡せる、ようで。
まだ、これから、それがどれほど遠くまで見渡せるものであるのか、知りたいんです、私。

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フォーカシング
2023/11/01
吉良安之氏 講演会「セラピストが感じることを心理臨床に活かす」2023年10月30日  
なんとも魅力的なタイトル! と思いました。初めて目にした時。
確か。関西大学・池見陽先生の「X」で流れてきた情報で。

ロジャーズの「傾聴」は、ただひたすらクライエントの話を聴く、というのではなく。
セラピストの「自己一致」のためには、話を聞いていて生じる自分の中の「感覚」に正直であるべきで。
しかし、セラピストが正直であることとカウンセリングが成立することとは、必ずしもイコールで結びつく、とも思えず。
その辺りをどう捉えていくのか、ということに真正面から向き合うテーマだ、と思って。
随分前から、その日はチェックして空けていました。

その後に申し込んだ「フォーカシングin甲子園2023」。
最初の講座が龍谷大学の内田利広先生で。
「フォーカシング思考療法の基礎」というタイトルで、「フォーカシングの臨床場面における実践をどのように行うかを、事例をもとに解説します」という内容説明があって。
それが10月28日のこと。

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