ナード・ジャパン認定校「メディカアロマ」での「アロマアドバイザーコース」も昨日で最後の講義となり、とうとう2週間後に試験を迎えることになりました。
最後のレッスンは「毎日を元気に過ごすために〜風邪やインフルエンザの予防〜」というテーマでした。
ただし、病原微生物が身体に侵入したからといって、必ず発症するものではなく、日常的にはそれらを排除しようとする免疫力が働くのですが、ストレスや疲れなど何らかの理由で免疫力が弱まると微生物の増殖を抑えられず、風邪やインフルエンザの症状が出てくることになります。
ということから、病原微生物の感染経路を断って清潔に保つことで身体に入れないことと、免疫力を高めて体内での増殖を抑えることが、風邪やインフルエンザを予防する有効な手段であると言えます。
引き続き、「鼻から侵入してきた病原菌に対して、身体がどのように働くのか」を学びました。6つの作用があります。
① 鼻毛 …フィルター機能 →体内に入れないようにする
② 鼻腔(びくう) …温度や湿度の調節 →増えないようにする
③ 扁桃腺(へんとうせん)…リンパ反応 →リンパ球が働き、「食作用」で防ぐ
④ 軌道の粘膜 …絡め取る機能 →体外に排出準備
⑤ 咳 …排出する機能 →体外に排出
⑥ 肺でのマクロファージ …貪食(どんしょく)機能 →貪(むさぼ)り食べて菌をなくす
う〜ん、カラダは頑張っているんだなあ。
ところで、先生の補足説明として「皮膚の粘膜からも病原菌は侵入するから要注意」ということです。
だから、キズや手荒れを放置しておくのは良くないんだとか。侵入しやすくなってしまうそうです。
ということで、アロマオイルをどのように利用できるのか、ということですが、次の3つがその作用です。
1 微生物の増殖を抑える(菌やウィルスを殺す)…「抗ウィルス作用」「抗菌作用」
2 辛い症状の改善 …「抗炎症作用」「鎮咳作用」「鬱血除去作用」
3 免疫系に働きかける …「免疫刺激作用」「免疫強化作用」「免疫調整作用」
では、具体的にはどんな成分を持ったアロマオイルがいいのかといいますと、まずは、「酸化物類」。
「1、8シネオール」という成分を多く含む「ユーカリ・ラディアータ」「ラヴィンツァラ」「ラベンダー・スピカ」「ローズマリー・シネオール」がそれにあたります。呼吸器系に関連する作用を持ちます。
次に「モノテルペンアルコール類」の成分を多く含む「ゼラニューム・エジプト」「ティートゥリー」「パルマローザ」「ホーウッド」「ペパーミント」「ラベンダー・アングスティフォリア」も、抗菌作用や抗ウィルス作用、抗真菌作用、免疫調整作用を持つので、風邪やインフルエンザの予防に有効だということです。
実習として、「風邪予防ジェル」をつくりました。私のレシピは、次のとおりです。
① ラヴィンツァラ 2滴
② ユーカリ・ラディアータ 2滴
③ ホーウッド 2滴
④ ジェル基材 10g
胸腺に塗るのが効果的とのことです。
これは精油濃度3%ですが、実際にもう風邪をひいてしまった場合は、もう少し濃度をあげると良いようです。
ゲシュタルト仲間のかずりんが、風邪が長引いて苦しんでいるので、今日のカウンセリングの合間に作って送ろうと思います。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
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