アロマオイルの中には、痛みや炎症に対して効果的な成分を持つものがあります。直接、骨格筋に働きかけ、鎮痛作用、抗炎症作用を持つものが少なくありません。(骨格筋とは、全身の筋肉の約40%を占める、体幹や姿勢や運動に関わる筋肉。)その他、筋肉の凝り固まりには、筋肉を弛緩させたり、血行を促進したりするオイルが用いられます。
ところで、筋肉は直接痛みを感じますが、内臓はどうでしょう? 実は、内臓は直接痛まないのです。では、なぜ胃が痛んだりするのでしょう? それは、痙攣(けいれん)によって周りの神経に伝達された結果、胃の痛みを感じるのだというのです。