フォーカシングトレーナーで、関西大学にお勤めの星加博之さんのカイロス・フォーカシングの講座に初めて参加しました。
場所は、関西大学尚文館。
カイロス・フォーカシング。
カイロスとは聞き慣れない言葉ですが、クロノス(時系列の時間)に対比される言葉だそうです。
それは、「自分の内(なか)で流れる時間」。
カイロス・フォーカシングは、星加さんの「フォーカシングを時間移動するとどうなるか?」という問いから始まったようです。
配布された資料には、次のような説明がありました。
・トラウマを想定されるクライエントに適用
・ある気がかりを想起したときのフェルトセンスと感じが生じた、最も古い過去イメージ(−)にアクセス
・クライエントとセラピストのフェルトセンスを手掛かりに、トラウマに関連する過去イメージ(−)を心地よい過去イメージ(+)に再編
・CPTSDから回復、新たな意味を発見
PTSDは、1回の衝撃的な出来事による「凍りつき」。
CPTSDは、繰り返される衝撃的な出来事による「凍りつき」。虐待などがこれに当たる。(Cは、complex、複合的な)