お正月明けの三連休も終わりますね。季節の変わり目や、ちょっとしたことがきっかけで不眠になる人が増えているようです。そこで、不眠によく効くアロマオイルを紹介したいと思います。
その名は「ラヴィンツァラ」。余り聞いたことがない名前ですね。私もナードジャパンのスクール「メディカアロマ」の「アドバイザーコース」を受講するまで知りませんでした。クスノキ科の樹で、マダガスカルに生育する常緑樹だそうです。
爽やかな香りのする精油で、気分をリラックスさせるだけでなく、安眠を誘う働きがあります。誘眠作用を持つものは、他に「レモングラス」もありますが、それよりも作用が強いようです。
「レモングラス」と同じぐらいの誘眠作用を持つものには「ラベンダー・アングスティフォリア」があります。でも、ラベンダーには種類が多くて、(「ラベンダー・スピカ」とか「ラベンダー・スーパー」とか「ラベンダー・レイドバン」とか「ラベンダー・ストエカス」とか…これで全部かな?)香りを確かめるとホントにこれ全部「ラベンダー」って名がつくの? と思うぐらい違っていて、ちょっと厄介です。
「ラヴィンツァラ」は「精神強壮作用」という、興奮することなく強力なエネルギーを与える作用があって、心弱くなっている時には嬉しいですね。
まあ、この精油だけでもいいんだけど、私はこれに「ローレル」を加えます。そうです、お料理に使うローリエ(月桂樹)ですね。ローリエの葉はそんなに高くないんだけれど、どういうわけか精油は高価で10㎖が六千円超えます。(ホントびっくり!)「ローレル」の甘くスパイシーで、それでいて柔らかい香りが、自律神経系のバランスを取ってくれて、安心感を与えます。
「ラヴィンツァラ」には「ラベンダー」にも合います。身体には3%の濃度までに薄めます。顔には2%までの方が無難なようです。薄めるのに用いるのはファーナス油かホホバオイル。でもファーナス油は酸化しないので、(ホホバオイルは酸化しにくい)オススメです。(ファーナス油は、座薬などにも用いられているそうです。)ファーナス油10㎖に3%濃度の場合は6滴、2%濃度の場合は4滴です。
そうはいっても、自分が好まない香りには効果がないそうなので、…効用だけを優先してもダメって、人間って不思議ですねえ…。香りを確かめてからブレンドするのがいいようです。
あれもこれもと、結局10種類以上の精油を購入したので、ブレンドオイルを作らせてください、っていう要望にもお応えしますよ。
少しでも、心安らかに眠れますように。