ボイスアートのお仲間たちが、今月末に熊野の奥、裏玉置に行くと聞きました。
そこでは、ダニとかマムシが多いそうなので、それじゃあ、「虫刺され予防」のアロマはどう? という話になって。
調合することになりました。
レシピは次のとおり。
<虫刺され予防に効くアロマオイル>
・ローズマリー・カンファー …3滴
・ゼラニウム・エジプト …3滴
・クローブ …1滴
・ファーナスオイル …5㎖
ローズマリー・カンファーは、主には抗炎症作用や脂肪溶解作用、免疫調整作用に使われるものですが。
禁忌事項があって、含まれるケトン類に神経毒性、堕胎作用があるので、乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、老人、てんかん患者には使用できません。
ゼラニウム・エジプトは、モノテルペンアルコール類が全体の60%以上を占め、芳香成分のゲラニオール、シトロネロール、リナロールが、薔薇の精油の主成分と共通しているので、甘い香りがして女性に人気のある精油です。
その、シトロネロールに「昆虫忌避作用」があるのです。
クローブは、強い作用を持つフェノール類のオイゲノールを多量(75〜90%)に含む精油です。
フェノール類は、抗菌作用、抗ウィルス作用、抗真菌作用を持ちます。
局所的に強い神経麻痺作用があるので、激しい痛み(歯痛)などにも有効と『NARD ケモタイプ精油事典』には書いてありました。
オイゲノールはフェノール類の中では、皮膚を荒らす危険性が1番低く、比較的広範囲に使用され、実際の歯科治療では原液を塗布して領する場合もあるそうです。
ということで。
「露出した手足に各々8滴を16時、20時、翌朝に塗布する」とあります。
遮光瓶代も含め、670円ぐらいで作れます。(材料費のみです)
今週水曜日、皆さんに会ったときに渡そうと思います。
画像は、家の庭の牡丹。薄いピンク色です。