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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. ゲシュタルト療法
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
ゲシュタルト療法
2025/11/29
7年ぶりの邂逅  
8月末に出来上がった「お絵かきムービー」第3弾をあちらこちらに送って。
9月末に、2018年に会ったきりの高森美紀子さんにもお送りし。

なんとなく、美紀子さんに会いたくなって。「会いたいです」と打った。
そうしたら「新潟に来ない?」と返ってきて。
「10月は予定が詰まっているから、11月に」と言われて、「11月21日22日23日で計画します」と連絡した。
宿のオススメをお聞きしたら、「泊まっていいよ」との嬉しいお言葉があり。
その時に「23日は今年最後の(ゲシュタルトの)ワークショップがある」とのことで。
それも楽しみ!とワクワクが倍増した。

高森美紀子さん。
2018年にゲシュタルト・アドバンスコースで、ファシリテーターとして大阪に来られた。
その時の2日間のワークをコラムにして送ったら、痛く歓迎していただいて。



続き
ゲシュタルト療法
2025/11/05
「さようなら」と小さく私は呟いた(1)  
今年の10月は、これまでよくわからないでいたものが、急に明確な姿を現してきて。
なるほど、そういうことだったのか!と腑に落ちることが続いた。

ひとつ目が2025年10月11日(土)。
「ソマティック・ゲシュタルト」と銘打ったワークショップが大阪・吹田で開かれるというので。
一瞬、逡巡したものの、申し込むことにした。
何年かぶりに、百武さんの前に座りたくなったのだ。何のために? うーん。。
上手く説明できそうもなかったけど。積年の私の疑問に何らかの答えが出るかもしれない、と思ってのことだった。
「積年の私の疑問」? …そうね。私は割と早いうちから、何か釈然としないものを彼に感じていた。
それが何なのか、ずっと分からないでいたけれど。もしかすると、分かるかもしれない、そんな気がしたのだ。

続き
ゲシュタルト療法
2022/05/17
ポリヴェーガル理論の臨床応用への視座〜津田真人さんのセミナー「私たちの自律神経 ーからだ・こころ・社会との繋がりー」〜  
5月7日。オンラインでの津田真人さんのセミナーに参加する。
津田真人さん。2020年1月の日本ゲシュタルト療法学会の「ファシリテーター集会」で、初めてお会いした。
自律神経は3つ、とするポリヴェーガル理論についての解説をされた。
2019年に『「ポリヴェーガル理論」を読む』という解説書を出されたあとのこと。

難解だけど、魅力的で。
それを、一生懸命コラムにまとめた。


お忙しいところ、私の書いたものに目を通してくださり、公開することに同意してくださった。
とてもとても感謝しています。
その津田さんが、今度はポリヴェーガル理論の臨床応用について話される、という。
非常にワクワクして、この日を待ちました。

続き
ゲシュタルト療法
2021/12/27
ゲシュタルトセラピー ワークについての覚え書き(2)〜現象学からの視点〜  

百武さんのワークショップにゲストとして来られた三村尚彦先生。

ワークをご覧になっての感想及び質問、それから現象学は何を明らかにしていこうとするものなのか、の言及が非常に興味深かったので、言葉を拾っておこうと思います。(小見出しは、私が勝手につけたものです。)

 

・僕の関心事から、百武さんと皆さんのワーク、やりとりを見させていただいて、興味深かったのは、…というか、逆に皆さんに伺いたいなあと思ったのは、メタファー、たとえ。

 

認知神経リハビリテーションにおけるボディイメージ回復の方法としてのメタファー

・フォーカシングでもそうだし、あるいは現象学の話でもそうで、今、僕が一番、力を入れているのが、「認知神経リハビリテーション」っていって、脳卒中とかで固まりになった方のリハビリテーション。日本では「運動療法」が主流なんですよね。要は麻痺で動かなくなった人、自分でコントロールできなくなった人に、他の部位を、簡単にいうと、筋トレみたいなことをすることで対応しようとするものですね。で、これは「therapy of exercise」、本来だったら「治療的訓練」と訳さなきゃならないところ、日本は「運動療法」と訳したので、割と、…簡単に言うと筋トレ系で、片っぽ動かないけど、もう片っぽを強くすれば、なんかその物事に対応できるようになるよね、という形なんですよ。

・ところが、「認知神経リハビリテーション」っていうのは、イタリアの神経内科医のカルロフェルベッティという人が、現象学とか哲学からのヒントを得て、要は、麻痺を起こした人って、自分の身体を自分の身体として認識したりイメージできなくなっているんですよね。だから、これ自分の腕だと思わなくなっているので、たとえば「自分の腕を冷蔵庫に忘れてきた」と言い出したりするんですよ。家族はそうすると「ああ、うちのおじいちゃん(または、お母ちゃん)は、脳卒中で麻痺を起こして、それでなんか認知症の症状で、おかしな発言をするようになったんだ、というふうになるんですけど、でも実際には違って、本当に物体みたいにしか思えないので、だから、たとえば、さっき冷蔵庫で見た、今、ここに腕があっても、これは自分の腕だというふうに認識がない、ボディイメージが完全に崩壊しているので、腕がない、という状態なんですよね。

続き
ゲシュタルト療法
2021/11/18
ゲシュタルトセラピー ワークについての覚え書き(1)〜感覚(身体)と思考の境目〜  
ゲシュタルト療法・百武正嗣さんのワークショップに参加したときに、フッサール現象学がご専門の三村尚彦先生が来られて。
それは、主催者がお呼びした、ということで。

関西大学にお勤めで、フォーカシングの池見陽さんの同僚。

フォーカシング創始者ジェンドリンについて話された言葉を拾っていきます。


・池見先生との関係から、2008年ぐらいからジェンドリンについて調べ始めた。
・ジェンドリンという人は、圧倒的にフォーカシングという業績でアメリカの心理学会からも高く評価されている方だが、ご本人は一貫して「自分は哲学者だ」とかなり強く言っていた、と聞いている。
・実際、彼の業績も、単純に数だけ比べれば、哲学の論文の方が多い。
・多くの人は皆、ジェンドリンのフォーカシング指向心理療法(=フォーカシング)が素晴らしいので、ジェンドリンという人は、著名なロジャース派の心理療法家だという認識をしている。
・僕自身は、彼の哲学が、フォーカシングという業績から切り離しても、十分なポテンシャルとか可能性を持っている、と思っている。
・なかなか哲学の人間は、心理学の人が言っているのだったら哲学の応用だよね、という感じで、あまりその哲学の純粋な理論に関して関心を示さないというところがあるので、僕はそういう意味ではあえて(フォーカシングを)やらない。
・これは結構意図的で、おそらくジェンドリンの哲学について語る人はあまりいないと思うが、(ジェンドリンを語る)大抵の人はフォーカシングをやっている。
・それで、フォーカシングというのは素晴らしいからこういう哲学がある、という感じだが、でも僕はフォーカシングというのは別に特定のカウンセリングや療法でやるものではなく、日常生活の中でいつも身体の感じというものに触れながら、僕らは生きている、という感じ。
・(フォーカシングは)ある意味、非常に日常的な態度。
・哲学というのは、あたりまえとか、それ普通だよねとか、僕らの日常だよね、というのをもう一回問い直して何かに気づくっていうのが哲学だ、というふうに思っている。


その後、ワークについての質問タイムで、私は百武さんに「思考と感情の明確な違い」について質問した。
それは、11月4日の「対話deナイト」で出されたJさんの疑問(=思考と感情と、明確な線引きってあるんだろうか?)が、私の中で「私の疑問」として息づいていて。
とつとつと私は言葉をつないだ。

続き
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