8月末から9月。残暑厳しいですね。
十分に心身の疲れが取れた感覚もなく、2学期が始まる。
私も教員時代、「ああ…始まってしまった…」という思いを、いつ頃からか毎年のように持ちました。
一旦始まると、「走り続けなければならない」感覚があったように思います。…とにかく「年末まで」。
少々の不調は気にしていられません。…ですよね?
ですが…、時に、不調は「睡眠障害」として現れてきます。
「寝つきが悪い」という入眠障害、「すぐに眠れるけど、夜中に眼が覚めて、眠れない」という早朝覚醒。
眠るためにはリラックス時の「副交感神経」を優位にする必要があります。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる、睡眠前にパソコン・スマホなどの電磁波を浴びないようにする、眠くなってからベッドに行く、など、いろいろ「対策」を講じていらっしゃるかもしれません。
そうそう、日中、ちょっと汗ばむくらい身体を動かしておくことも大切です。
どうしても、頭ばかりを使ってしまいますからね。
日中の「交感神経」優位状態が、そのまま夜にまで持ち越されてしまうと、いい眠りが取れなくなります。
そうそう。30代の頃、「学校を出れば、あれやこれやの問題は、学校に置いて帰るんだよ。」と言ってくれた管理職もいましたね。
…ですが、私もよく仕事を家に持ち帰りました。
気になることがあれば、それがずっと頭の片隅にあり、時にはそのことばかりが気になってしまう…。
それが続くと「不調」に陥るとわかっていても、頭から離れない、時がありますね。
そんな時は「気がかり」を書き出して、ちょっと眺めてみる方法や、吐く息に集中して「気がかり」から離れる呼吸法があります。
月1回のセミナーでお伝えしています。
何にしても、気がかりでいっぱいいっぱいになっている時は、ものごとがうまく回っていきません。
ミスが多くなって、余計に仕事が増えて、疲労感ばかりが募ります。
もちろん、どうしようもなくなって心療内科に行って「睡眠導入剤」で眠りを取る方法もありますが、それは「不眠」という症状に対処するもの。
根本原因が解決されるわけではありません。
ひとまず「睡眠導入剤」にお世話になったとしても、それと並行して、あなたの心の問題を解決していきましょう。
「眠れない!」というのは、あなたの身体が出している「悲鳴」なのです。
画像は奈良の「もちいどの商店街」で見かけた看板。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。
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