折々の言葉
家内はいます〜折々のことば・鷲田清一#1698〜
2020/02/21
2020年1月14日、森博嗣(ひろし)の言葉。
続き
住まいは田舎がいい、森と日溜(ひだ)まりでひと寝入り、飛ぶ鳥、稲と日照り、まだ独りもいいが、家内はいます。
鷲田清一の解説。
短編小説集『虚空の逆マトリクス』に出てくる回文。
昨今の私たちの気分を浮き立たせてまことにお見事。
押韻や駄洒落(だじゃれ)から語呂合わせ、逆さ読み、早口言葉、尻取りまで、言葉で遊べるのは言葉がそもそも何かを別次元にずらすものだから。
遊びとしても愉(たの)しいが、ときに時代の「あたりまえ」を激しく揺さぶる遊びともなる。
あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。