2001年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2002年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2003年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
第61号〜第95号2004年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2007年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
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『ゾウの時間ネズミの時間—サイズの生物学—』(本川達雄著・中公新書・1992年刊)
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである…。サイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物の依って立つ論理を発見する新しい生物学入門書。『心で見る世界』(島崎敏樹著・岩波同時代ライブラリー・1994年刊)
にぎやかな孤独、解体する自我、いまや人格はどこへいったのか…。現代の精神状況から人間を捉え直そうとする精神病理学者の先駆的著作。『うつくしい子ども』(石田衣良著・文春文庫・2001年刊)
緑豊かなニュータウンを騒然とさせた9歳の少女の殺人事件。犯人として補導されたのは、< ぼく>の13歳の弟だった!崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校……。殺人者の こころの深部と真実を求めて、14歳の兄は調査を始める。少年の孤独な闘いと成長を痛ましく もみずみずしく描く、感動のミステリー。『怪しい日本語教室』(イアン・アーシー著・新潮文庫・2003年刊)
【実例1】ナイアガラで日本人観光客と日本語で喋ってたら、別れ際に「変な外人!」カナダ ですよ、あそこ。【実例2】コラムが、「外から見た日本」欄に載った。自宅は東京の府中で、併せて11 年の日本暮らしの後…。 【実例3】 「一緒に出かけない?」 「ぼくはいいよ」—ん、どっち? 由緒正しいヘンな外人アーシーさんが、愛を込めて蒐集分析した、変な日本語の大コレクション。『ぼくのマンガ人生』より「人間性こそ大切」(手塚治虫著・岩波新書・1997年刊)
『豊かさとは何か』(暉峻淑子(てるおかいつこ)著・岩波新書・1989年刊)
バブル崩壊後もGDP第二位の日本。だが一方では、環境破壊、過労死、老後の不安など深刻な現象に事欠かず、国民にはゆとりも豊かさの実感もない…。発刊当時から話題を呼び、十年以上を経た今もなお、「古さ」を感じさせず、真に豊かな社会への道を探る書。
『カカシの夏休み』より「ライオン先生」(重松清著・文春文庫・2003年刊)
現代社会をテーマに次々と意欲作を発表する作者・重松清。家庭に仕事に難題を抱え、人生の 重みにあえぐ者たちを、励ましに満ちた視線で描く三編。
『好きだけど嫌い』より「女の選択」(乃南アサ著・新潮文庫・2003年刊)
悪戯電話をしてきた男性に説教した思い出、女優・鶴田真由を銭湯の名前と聞き違えて笑われたこと、五百円玉を貯めて50万円の借金を返した日々…。精一杯生きてきた筆者が真摯に語りかける、23編のエッセイ。『科学の目科学のこころ』より「デカルトの誤りとデカルトの慧眼」 (長谷川真理子著・岩波新書・1999年刊)
膨大な科学的知識の消化よりも、科学の基本にある考え方や意味についての確かな理解こそ、 現代の私たちにとっては大切なことだろう。著者は、根っからの理科系でも文科系でもないと自 称する生物学者。クローン羊の誕生、ムシの子育て、イギリスでの見聞など、多彩な話題を織り 交ぜながら、科学と人間と社会について考えるエッセイ集。
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