2001年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2002年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2003年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
第61号〜第95号2004年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
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2010・2011年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
『四十一番の少年』(井上ひさし著・文春文庫・1974年刊)より「あくる朝の蝉」
この本には、少年の持つ夢の切実さを描いた三つの作品(「四十一番の少年」「汚点」「あくる朝の蝉」)が収められている。
これらは、一家が離散し、仙台にあるカトリック系養護施設に入れられた作者の、少年時代の体験に基づいた、自伝的要素の濃い小説。
『サボテン家族論』(宮迫千鶴著・河出書房新社・1989年刊)
家族って何だろう…と、考えたことはないだろうか。
明快な答えはすぐに出てこないが、それはあなたが自分の在り方を手探りし始めたことを意味する。
広島生まれのひとりの画家の、家族に対する考え方はどのようなものだろう。
『ボッコちゃん』(星新一著・新潮文庫・1971年刊)より「おーい でてこーい」
ショートショートというジャンルを知っていますか? SF(=サイエンス・フィクション)の系列ですが非常に短く、スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺が命です。
とっておきのショートショートを、おひとつどうぞ。
『新・知の技法』(小林康夫/船曳建夫編・東京大学出版会・1998年刊)
東京大学教養学部のサブ・テクストとして編まれた『知の技法』がベストセラーになったのは、1994 年のことだった。
大学のテキストとしてだけでなく、多くの人の関心を引いたのは、方法としての「知」のあり方を真っ向から取り上げたものだったからである。その後、『知の論理』『知のモラル』と続く三部作となった。
『新・知の技法』はその『知の技法』の「新・ヴァージョン」である。
『影との戦い ゲド戦記』(アーシュラ・ル=グィン著・清水真砂子訳・岩波書店・1976年刊)
科学の代わりに魔法の発達した異世界。血気にはやる若者ゲドは、修行中に、傲りと妬みの心から禁断の呪文を唱え、死の国の影を呼び出してしまう。その影との激しい戦いを通じ、影とは向き合うべき自分の負の部分だと知る。
光と闇の世界の神秘に触れ、人生の真実に目覚めていくという人間の内なる世界と、その心の成長を象徴的に描いた作品。
『嘘ばっか—新釈・世界おとぎ話—』(佐野洋子著・講談社文庫・1998年刊)
絵本『百万回生きたねこ』の作者の手にかかれば、お馴染みのおとぎ話も、ほら、このとおり。
別の角度から見れば、ものごとも違って見えませんか?
『ことばが劈かれるとき』(竹内敏晴著・ちくま文庫・1988年刊)
『舞姫通信』(重松清著・新潮文庫・1999年刊)
『反逆する風景』(辺見庸著・講談社文庫・1997年刊)
北京でチェルノブイリでウガンダで…世界のいたる所を旅した著者が見たものは、風景そのものこそ真実を語っている現実だった…。
91 年『自動起床装置』で芥川賞を、94 年『もの食う人びと』で講談社ノンフィクション賞を受賞したジャーナリストの目が捉えた風景とはどのようなものだろうか。
『学問の冒険』(河井雅雄著・岩波書店<同時代ライブラリー235>・1995年刊)
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