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モラハラ夫への対処法

2021/02/10
モラハラという言葉をご存知ですか?

モラルハラスメントの略なのですが、

言動や態度といったモラルによる精神的な苦痛を相手に与える、DVの一種です。

「モラル」とは、道徳や倫理という意味で、物事の善悪を判断する基準や、

社会生活で守るべき基準という意味を持つ言葉です。

つまりは、「モラル」と自分が思うものを相手に不当に押し付けてくるのが、

「モラハラ」ということになります。


このコラムでは、そういうモラハラ夫で悩むあなたに、すぐにできる対処法を紹介していきますね。


モラハラ夫のチェックポイント10


こんにちは。

奈良県生駒市でカウンセリングルーム沙羅Saraを開設しています、葛原昌子です。


最近の、離婚を申し立てた女性の理由第1位は「性格が合わない」、第2位は「生活費を渡さない」、

 

そして第3位は「精神的に虐待する」が挙げられています。

 

つまりは、モラハラですね。


さて、どういったポイントで「モラハラ」をチェックできるでしょうか?

「モラハラ夫」のチェックポイントを挙げておこうと思います。

  1.  絶対に謝らない
  2.  妻が少しでもたしなめたりするのが気に入らず、逆上する 
  3.  間違いや失敗を人のせいにして責め立てる
  4.  大声で怒鳴り、大きな音を立てて威嚇する
  5.  嫉妬心が強く、依存や束縛が強い
  6.  妻や妻の家族、妻の友人を馬鹿にする
  7.  人前でも妻を馬鹿にしたり、人格否定をする
  8.  少しでも気に食わないと無視し、平気で嘘をつく
  9.  仕事を辞めさせたり、制限したり、親や友人との交友を制限する
  10.  自分の興味のないことに共感性がなく、無視する

以上の特徴に当てはまることが多いほど、夫からのモラハラ被害に合っている可能性が高いといえます。

どれもこれも「自分」基準の「ねばならない」を押し付けてくることだとわかるでしょう。

そうです、「モラハラ夫」は「自分」が絶対基準なので、

決して譲らないし、話し合いも成り立ちません。


相手を変えようとは思わない


では、どうしたらいいのでしょうか?

ご相談に見える方の中には、「こんな目に遭った」ことを

延々とお話しされる方もいらっしゃるのですが、

それは本当に大変な目に遭われたと、お気の毒に思うのですが、

しかし、それはまだ、どこかで相手を「まっとうな人」だと信じていて、

その不当性を訴え、専門家が認めてくれたら、相手も認めるのではないか、

と一縷(いちる)の希望を抱(いだ)いていらっしゃると思うのですけれど、

その方向で問題は解決しません。



「モラハラ」は、これまでの生育過程での、何らかの「歪(ゆが)み」が生じて発現します。

夫の、これまでの親子関係で、同じような「押し付け」があったのか、

あるいは、自分の考え、自分の価値観が認められずに成人したのか、

親に甘えられないで大きくなったのか、

その辺りは個別の「事情」があるのでしょうが、

「モラハラ」は、なかなか自分では自覚できない問題です。

だから、「相手が変わることは期待できない」と考えた方が問題の解決には早いのです。


まずは相手から離れること


さて、では、どうしたらよいのでしょう?

生活を共にする限り、「モラハラ」被害は続きます。

となれば、一旦、相手から離れることを考えるしかないのです。

いえ、一気に「離婚」まで考えなくてもいいのです。

それは折々、後から考えるとしても、まずは、相手から離れて暮らすことを考えましょう。

そのためには、自分で生活費を得ることを考えないといけませんね。

すぐさま動けない場合には、親や兄弟といった「原(げん)家族」、

つまり生まれ育った家族で助けて貰えないか、考えてみましょう。

しばらく身を寄せることができるならば、これまでに負った心の傷を癒しながら

今後の生活設計を考えていきましょう。



子どももいて、それが難しいようならば、長期的な対策を立てるしかありません。

まずは、夫の言うことが不当である、という認識をすること。

そして、その不当な点を整理すること。


何のどんな点が不当であるのか、の整理をしていかないと、





相手の価値観に飲み込まれてしまって、


自分には本当に何の価値もない、というような思いに囚われてしまい、

そうなると、逃げ出す気力も奪われて、「カゴの鳥」状態になります。




どうか、自分をそんなオリに閉じ込めないでほしいのです。

自分が何で生活費を得るようになれるか、模索しながら、準備しながら、

きちんと自分の心を守る手立てが必要です。



一定期間のカウンセリングを受けることをお勧めしますが、

経済的に難しい場合には、単回のカウンセリングでも、と思います。

まずは、ご自分の心を守る術(すべ)を知ること。

諦めさえしなければ、道は拓けます。


日常的な夫のモラハラ攻撃から身を守りながら、自分の生きる道を模索する、

カウンセリングルーム沙羅Saraは、そんなお手伝いをしていきます。

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