「こうしたらいいんじゃないか?」というアドバイスは、
言われた本人は、「今のままじゃ全然ダメだ」
「もっと良くなるように努力したら?」
という風に聞こえてしまう、ということがあるのです。
言った人が全くそんなことを考えていないのに。
普通の状態の時には、さらりと聞けることでも、
心の状態が悪くなっていると、あれやこれや勝手に
「自分の思い込み」を付け加えて聞いてしまう。
だから、一層、自分を責めてしまって、状態が悪くなる。
それで、「アドバイスはしない方がいい」ということなんです。
じゃあ、どういう接し方がいいのか?
このような状況、ありがちですね。
もしかしたら、あなたが今、まさにこんな状況かもしれません。
「うつ病で一人暮らし」はできるだけ避けたい状況です。
心療内科を受診したら、実家に帰ることを勧める先生がほとんどでしょう。
けれど、「うつ」になるひとの多くは真面目で責任感が強いので、こんな風に考えがちです。
『毒になる親』では、毒親は「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」を指す言葉として使われています。
「毒親」は、多大な期待を子どもに掛け、過干渉になってしまう親が大多数を占めます。
もちろん、スーザン・フォワードもこの本の冒頭で、「この世に完全な親などというものは存在しない」とし、
「時には大声を張り上げてしまうこともある」、
「時には子供をコントロールし過ぎることもある」、
「怒ってお尻を叩くこともあるかもしれない」ことも普通のことだとしています。
しかし、こうした普通の親とは異なる親の存在として、
「世の中には、子供に対するネガティブな行動パターンが執拗に継続し、それが子どもの人生を支配するようになってしまう親がたくさんいる」としたのです。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
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