こんにちは。
奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。
3月に入り、3学期ももう少しで終わりますね。
冬休みが明ける頃、
「ほら、明日から学校でしょ。支度して早く寝なさい」
なんて言ったら、急に子どもが
「宿題が終わらないから、学校に行きたくない」
と言ってきてどうしたらいいですか?という相談を受けたことがあります。
でも、そんな理由で学校を休ませる訳にはいかないですよね。
「だから早く宿題終わらせちゃいなさいって言ったでしょ」
「全部をちゃんとしなくても、できたところまででいいんじゃない?」
などと言ってみたりしたそうです。
最終的には
「じゃあ宿題が終わったら行くのよね! ホントにもう!」
と、できるところは手伝ってあげたそうです。
それで、なんとか宿題が終わったのに、朝になったら
「やっぱり行きたくない」と。
「ええー! 昨日手伝ってあげたじゃない!」とお手上げ状態。
「せっかく宿題は終わったんだから、提出しに行ったらどう?」
そう言ってみても、「行きたくない・・・。」と渋ってばかり。
仕方なく先生に相談して、次のように言っていただいたそうな。
「宿題終わってなくて大丈夫だから、とりあえず学校に来てください。」
だから、「大丈夫!学校行こう!」と伝えても、子どもは気の無い返事。
いったい、どうしたらいいのか分からない。
「クラスで何か嫌な事があったの?」
「部活で何か嫌な事があったの?」
「友達にいじめられてるの?」
「勉強が分からないの?」
きっと何か原因があるのではないかと、本人に聞いてみると
「勉強が嫌だ。」
「部活の練習が面倒くさい。」
「登下校で一緒の友達が少ないから嫌だ。」
「学校がつまらない。ゲームをやりたいから行かない。」
などと答えたそうです。
学校での様子を先生にも聞いてみると
「学校では、特に変わった様子は見られませんよ。」とのこと。
ますます何なのか分からなくなってきて、親御さんは、
「学校に行きなさい!」と言ったら良いのか
「行きたくないなら、休んで良いよ」と言ったら良いのか
分からないと悩まれていました。
まず、カウンセリングでは、
もう一度「子ども」をよく知ることを親御さんと取り組んでいきます。
家ではどんな時にどんな行動をしているか。
カウンセリング中では、どんな様子か。
場面ごとの様子をすり合わせ、いろんな情報を積み重ねて、
親御さんの関わり方、先生からの関わり方を一緒に考えていきます。
よく聞くアドバイスでは、
「子ども自身のやる気が出るまで見守りましょう」というのがあります。
でもただ待つだけでは、不登校が長期化してしまいます。
重要なことは、いち早く
今のお子さんの状態をいろいろな角度から見て、
早期解決を目指していくことです。
誤った対応って何?と思われる方、
早期解決を目指したい方は、
まずはお試しカウンセリングにてご相談くださいね。カウンセリングルーム 沙羅Sara
あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。
明けない夜はありません。
電話番号:090-7594-0428
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