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「しばらく学校に行かない」選択を勧める理由

2019/10/02

こんにちは。

 

奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。




高校3年生。受験勉強真っただ中、

の時期だというのに、夏休みを終えて、

なんだか学校に行く気がしなくなっちゃった…。

いったいこの子はどうしてしまったんでしょう?

そう言ってご相談に見えたお母さんがいらっしゃいます。

お母さんのお話をお聞きした後、

ご本人とお会いして、いろいろお話を伺っているうちに、

「志望分野も志望大学も決めたけど、

でも、本当にそれがやりたいか、って言われたら

わからなくなってしまって。

そうしたら、学校に行くこと自体、

身体が動かなくなってしまって…。」

…そうなんですね。心が疲れちゃった?

さて、どうしたものでしょう?


まあ、学校に行こうとすると身体が動かなくなるのだから、

物理的にも「学校に行けない」状態なのですけれど。

でもね、「学校に行けない」ではなく、

「しばらく学校に行かない」選択をしましょうよ、という話をしました。


何が違うって?

違いますよー、全然。

だって、「学校に行けない」だったら、

行かないといけないのに、何か、悪いことでもしている感じ、じゃないですか?

そうじゃなくて、

今の自分には休むことが必要だから、休みを取るの! って決めたら、

じゃ、そのお休み中に何しよう? ってことになりません?


絵が描きたいかなあって言われたので、

じゃあ、絵を描こうよ! って話になりました。

ただ、朝は何時に起きる? あ、7時半ね。

じゃあ、それはちょっと頑張ろうか? ってことになりましたが。

生活リズムは崩さないようにした方がいいので。


カウンセリング中は、もちろんご本人のお話をお聞きするわけですが、

それ以外にも、ちょっとばかり、

最近、私の興味を引いたハーブのお話も紹介したりしました。


心がとても疲れている時には、そんな話もしんどくなるでしょうけれど、

少し、元気が溜まってきたなあと感じた時には、

全く別分野からのアプローチも有効かなと判断してのことです。

進路希望は「薬学」関係、だということだったので、

「緑の薬」と「白い薬」の違いなど、ちょっと面白いかなと思って。


幸いなことに、とても興味を持っていただきました。

まだまだ疲れ切ってしまった心のエネルギーが溜まるまで、

一緒に何ができるかを探っていこうと思います。


<追記>
その後、「来年に受験します」と言われていたのに、
志望分野を変えてセンター試験を受け、なんと!2次試験まで受けられました。
これには、お母さんも私もビックリ!。
本人は「予行演習です。」なんて、言われていました。
まだ、言葉にはならないながらも、何か吹っ切れたものがあったようです。

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