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DV夫の特徴は? 悩んでいる人はチェックリストで確認できます

2020/11/18
妻に「あなたはDV(ドメスティック・バイオレンス)夫だ」と言われ、別居か離婚かを迫られて、

やむなく別居されている方が相談に見えたことがあります。

その後、何の働きかけもできずに、1年が経った。


しかし、1年も経ってこのままの状態は耐えられない、と相談に見えたのです。



そして、なんとか元に戻りたいとあれやこれや…の働きかけをしていかれた、

のですけれど、一向に埒(らち)が明かない。

進学を控えた子どもの学費の件だってあるでしょうに、

妻は話し合いに乗ってこず、「あなたとは無理」というばかり。

まあ、別居中も生活費は渡しているから、妻にとってはいい状況、ではあるのですね。



何度かお話を伺っている私の、彼への印象は、どんなものだった、と思われますか?

DV夫であるかどうかのチェックリスト


こんにちは。

奈良県生駒市でカウンセリングルーム沙羅Saraを解説しています、葛原昌子と申します。



お話を伺った最初から、

「え〜、DV夫タイプとちょっと違うように思うけど…」って感じていましたけれど、

詳しい状況を伺ううちに、ますます違うでしょう、という印象が強くなりました。

DV夫の特徴を説明していきますね。

1、DV夫は「反省」などしない


まず、DV夫は反省などしません

チラッと自分「も」悪かったかな、と思うことがあっても、

いやいや相手が悪いから、こうなった…に思考がすぐ戻ります。

だから、特に人前で、自分の非を認めるなんてことは、まずあり得ません。

2、DV夫の虐待は、5つある


ウイキペディアには山口県男女共同参画課ホームページからの引用として、

5つの虐待として整理されていました。

それは「経済的暴力」「社会的隔離」「身体的虐待」「心理的虐待」「性的虐待」です。

3、「経済的暴力」とは?


「経済的暴力」とは、

  •  遊興費を著しく制限したり与えなかったりする。
  •  生活費を著しく制限したり与えなかったりする。
  •  無計画な買い物や借金を繰り返す。
  •  家の金を持ち出す。
  •  仕事を制限する。

などです。妻に小遣いを認めなかったり、は、最初の項目に当たります。

4、「社会的隔離」とは?


「社会的隔離」とは、

  •  電話や手紙の相手や頻度を制限する。
  •  近親者を実家や友人から隔離する。
  •  外出を制限する。

などです。これにより、夫の考え方が「何か、おかしい」「何か、変」と思っても、

他からの情報が入らないため、思考停止状態に陥っていきます。

5、「身体的虐待」とは?


「身体的虐待」とは、

  •  衛生を省みない(掃除や洗濯を怠る)。
  •  粗末な食事や不健康な食事を頻繁に出す。
  •  食事を制限したり与えない。
  •  必要な冷暖房や衣服を差し控える。
  •  必要な医療を差し控える。
  •  物理的な暴力行為をする。

などです。最初の3つは、主には子どもに対するもののようにも思えます。


6、「心理的虐待」とは?


「心理的虐待」とは、

  •  終始行動を監視する。
  •  電話や電子メールなどの通信履歴をチェックする。
  •  精神的に負担となる行為を意図的に繰り返し行う。
  •  無能、役立たずと蔑む。
  •  他人の前で欠点をあげつらう。
  •  無視する(ネグレクト)。
  •  出て行けと脅す。
  •  インターネット上に名誉を汚す書き込みや画像の掲載をする。
  •  子供や身内やペットを殺すなどと脅したり自殺をほのめかりたりする。
  •  恫喝したり日常的に罵る。
  •  他の種類の虐待を臭わせてコントロールする

などです。身体的な暴力をふるわれなくても、自尊感情はズタズタになり、ダメージは大きいです。

7、「性的虐待」とは?


「性的虐待」とは、

  •  過度に嫉妬する。
  •  性的必要を顧みない(性交を差し控える)あるいは逆に性交を強要する。
  •  恥辱的あるいは不道徳な行為を強要する。
  •  性器や性的能力について侮辱する。
  •  人工妊娠中絶をさせない(中絶賛成派の場合)。

などです。親密な関係でのこういった行為は、他の人への相談もままならない状況下で、

DV被害者は、一層孤立してしまいます。

DV夫、と言われたら、自分の行動を一緒にチェックしてくれる人を探しましょう


相談者は、DV夫と言われたことにショックを受けた、わけですが、

そんな場合は早い目に、一緒に自分の行動をチェックしてくれる人を探すのがよい、と思います。


そういう気にならない、自分は間違っていない、と思うなら、

それは本当にDV夫である可能性が高いです。



カウンセラーは、客観的に、行動チェックをします。

特に、カウンセリングルーム沙羅Saraでは、

これまでの事例を念頭に、具体的に「こういったことはありませんでしたか?」

ということを聞いていきます。



そして、「ああ、この点は間違っていた」と思い当たる節があるならば、

変えていったらいいのです。


人は間違いを起こしますが、しかし、一度間違えば「一巻の終わり」ではありません。


間違えた自分を全否定するのではなく、ここは改めよう、と足し算思考をする。

そうやって、生きて行くものだと思います。

変えることを恐れる必要もありません。

人は成長するものだから、です。



同時に、人が変わろうとするのを見守れるかどうか、待つことができるかどうか、で、相手に対する愛情が図れると思います。

待てない、のなら、別れるしかありません。

相手に対する愛情がないのに、自分の生活の面倒をみさせようというのは、間違っている、と思います。

相手はATM(現金自動預払機)ではありません。

心を持った人間なのです。

カウンセリングルーム 沙羅Sara

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。

明けない夜はありません。

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