大阪・奈良 生駒駅徒歩6分の心理カウンセリングルーム
オンラインでも受けられます
教員歴31年の独自メソッドで、超短期で不登校、夫婦関係、親子関係、職場の人間関係などの悩みを解決
全く効果がなければ返金保証いたします
生駒市元町2-4-20
  1. コラム
  2. 読むカウンセリング
  3. 不登校
  4. コロナ休校後、学校に行かなくなってしまったお子さんをお持ちのお母さんへ
 

コロナ休校後、学校に行かなくなってしまったお子さんをお持ちのお母さんへ

2020/12/16
2020年はコロナで幕開け、終息の気配も見せずに年の瀬を迎える、そんな年でしたね。

2月にいきなり全国の小・中・高校がコロナ休校となって、驚かれたご家庭も多かったのでは、と思います。

4月に新学期を迎えても、学校は再開ならず。

ちょっと人間関係に戸惑いを見せたりする5月も経ずに、6月にコロナ休校が終わり、学校が再開し。

こんなイレギュラーなあれこれに、子どもだって調子を崩すよ…と思っていたら、

学校に行き渋る様子を見せていた我が子は、とうとう学校にいかなかくなってしまった…

とのご相談が増えています。




コロナ休校が不登校にどう影響したのでしょう?


コロナ中に友達と会えなくなって、ひとりゲームにハマってしまった…とか

気を遣いながらの友人関係に気づいてしまって、疎遠になってしまった…とか。

大人でも、コロナ禍が「人間関係の見直し」を呼び起こした、と言われていますが、

子どもでも、これまで抱えていた問題が一気に表面に現れてきた、ことがあるように思われます。



あるいは、なんとか学校には行っているけれど、どうも朝からグズグズが続いていて、

いつなんどき行かなくなるかも、と毎朝ハラハラの日々の方も。

さて、どうしたらいいのでしょう?


ゆっくり時間の取れる時に、ゆったりと話を聞きましょう


こんにちは。

奈良県生駒市でカウンセリングルーム沙羅Saraを開設しています、葛原昌子と申します。


朝は親の方も仕事に行かなくてはいけなかったり、で

なかなかゆっくりと話を聞いてあげられない、と思います。

ご自分も気持ちに余裕がないから、ついイライラしてしまいがち。

そんな時間帯ではなく、もう少し、心に余裕がある夕食後、などに、

「何か、学校に行くの、ちょっと気持ちが向かないのかな?って思えるんだけど」

と切り出しましょう。「何か、あったの?」



決して、「学校に行きたくないみたいだけど」と断言的な言葉を使わないように。

「そんな風に見えるんだけど、お母さんの思い過ごしかなあ?」という感じで

断言的に決めつけられると、抵抗感が生まれますし、

何より、言葉には魂(たましい)が宿りますから、

そう言われたら、そんな気になってくる、という厄介なものなのです。



一方で、柔らかい切り出しは、

「え? 違うよ。そうじゃないんだけどね…」と話しやすさを生み出します。

また、本当はとても気にかかっている事があったとして、

親に心配かけたくないから話さないでいたこと、話せないでいたこと、

をほろりと引き出すことにつながります。

子どもは案外と、「親に心配かけたくない」と思っているものなのです。

どんなに小さかったとしても。


だから、「ちょっとした気がかり」として、打ち明けてもらうには、

工夫が必要になってくるのです。

「あ、お母さんの思い過ごし?」と、子どもにとっての「逃げ場」を作りながら、ゆったりと構える

そういった対応は、何より、聴く側のお母さんに気持ちの余裕がないとできませんよね?

そうです、子どもに話をする前にご自分の状態をチェックして、

話しかけるタイミングを図りましょう。


特に理由もなく行き渋る子には、気持ちの受け止めを


そのようにして聞いてあげても、特になんら理由が見つからない場合もありますよね。

それは「理由がない」のではなく、「うまく話せない」のです。

まだ、自分でも言葉にならない場合もあります。

だから、「理由もないのに」と責めるのではなく、

「ああ、まだ自分でも上手く言葉にならないんだな」と受け止めてあげましょう。

自分でも説明できない事態は、本当に苦しいものです。

その苦しさを思いやってあげましょう。



「あ、今は、上手く言えないんだね。」とだけ言って、

「それはしんどいね。」「それは辛いね」と声掛けしてあげましょう

それだけで、お子さんは救われた気になる、と思います。

「上手く言えない」という言葉を使うにしても、「今は」と限定しておきましょう。



今は上手く言葉にできなくても、親は待っていてくれる、という体験は大事です。

待ってもらえた記憶があれば、人を思いやって待ってあげられる子になりますから。

そういった安心感に包まれると、「なんか、気乗りはしないけど、ちょっとやってみようか」

の気持ちが湧いてきます。

どんな時でも、どんな状態でもあなたを受け入れているよ、のメッセージが送れたらいいんです



そのためには、お母さんの気持ちが安定していることが大事です。

ひとりで頑張ってきたお母さん、ちょっと疲れたな、と思ったら、

私に会いにきませんか?

カウンセリングルーム 沙羅Sara

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。

明けない夜はありません。

電話番号:090-7594-0428

所在地 : 生駒市元町2-4-20 

営業時間:10:00〜19:00

定休日 :不定休

ルーム案内・アクセスはこちら