こんにちは。
「うつ状態になったら、一日中、気持ちが沈んで何もできない」
そんな風に言われたクライエントさんがいらっしゃいます。
「もう、どうしようもないんだ…」と。
でも、ちょっと待ってください!
「一日中、気持ちが沈んで」と言っても、
それでも、一日のうちで、少しの「気分の変化」はあるのではないでしょうか?
ほんの少しだけ、気分の落ち込みがマシになった、とか。
ほんの一瞬、イヤなことを忘れられた、とか。
そんな「気分の変化」を自分でとらえてほしいのです。
なぜって?
それは、「浮上するきっかけ」を自分でつかむためです。
そのためには、一日の「気分」を1時間ごとに、記録してみましょう。
最悪を、−5、最良を「+5」として、
10段階で自分の気分を測ります。
たとえば、朝目が覚めた7時は「−5」、やっと起き出した8時は「−4」…
お昼12時は「0」、ガラス越しにひなたぼっこをした14時は「+1」、というように。
一覧表にして、見やすくするのもいいですね。
それを何日かやってみると、
一日のうち、どの時間帯がよくないのか、
何をしていたら、あるいは、どんなことを考えたら
それほど気分が落ち込まないのか、
そんなことが見えてきます。
つまりは、気分がひどく沈まないようにする「対策」が立てやすくなるのですね。
リビングで、ゆっくりお茶を飲んでいるときは、気分がそう悪くなかった。
ぼんやりと、庭を眺めているときは、穏やかだった。
意を決して、買い物に出掛けたときは、それほどイヤでもなかった。…などなど。
そんな、自分の「少しの変化」を観察できたら、
どうしようもなく気分が落ち込むときには、その「行動」をやってみることですね。
何か、動き出さないことには、何も変化を起こせません。
待っていても…どうにもなりません。
なかなかひとりではうまくいかないことがあるかもしれません。
そんな時には、カウンセラーと一緒にやってみませんか?
あなたにとっての「気分の浮上のきっかけ」が見つかりやすいですよ。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。
明けない夜はありません。
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