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無意識での言葉掛けが、お子さんの心のシャッターを閉じさせていることがあります

2019/06/05

こんにちは。

 

奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。




中間テストが終わり、1学期も後半に入りました。

お子さんが「試験を半分しか受けられませんでした」と

ご相談に見えたお母さんが続いたものですから、

そうそう、それでは苦しくなるばかり…というお話をしています。


コップに水が半分入っているとして、

「半分しか」というのは、コップにいっぱいの水を期待し、

それから言うと「どれだけ足らないか」と、

引き算した「ものの見方」です。

それとは異なり、「半分もある!」というのは、

空のコップからどれだけ増えたか、という

足し算する「ものの見方」です。


長らく学校に行けていなかったのに、

 

それでも学校に行って、別室だとしても試験を受けて…は、

 

お子さんは随分「頑張った」のですよね?

 

授業を受けてないと、テストも余り書けなくて、

 

その時間中、じっと座っているのだって、苦痛だったでしょうに、ね。

 

 

そんな風な「共感」をお子さんに示すことができたら、

 

そんな風な「声掛け」をしてあげられたら、

 

きっと、お子さんはほっとするでしょうね。

 

 

 

それが足らない、あそこができていない…

 

そんな風に私たちは出来ていないところばかりに目を向けがちですが、

 

そしてそれは「向上」「進歩」するために必要なことだったでしょうけれど、

 

でもね。

 

心が疲れているときには、

 

余計に動けなくする「足枷」にしかならないのです。

 

またエネルギーが溜まってきたら「もうちょっと頑張ってみようか」もありかもしれないけど、

 

今は、ゼロ地点からものを見て、少しでも出来たことを喜びましょう。

 

そうして、朝起きられなかったとしても、

 

ああ、もう今日はダメだ!と全てを投げ出すのではなく、

 

起きた時点から、今日出来ることは何かな?

 

今できることは何かな? という発想を持てたら、

 

そして、少しでも何かをしたら、それが「自信」になり、

 

心が少し落ち着くことにつながってくる。

 

 

そんな風に、少しずつ、自分の心の安定を図っていくしかないのかなあと思います。

 

それを、「待つ」のは親として随分大変で、

 

ついつい、学校に行くことや授業のことや、

 

口にしてしまうのですけれど、

 

親としての不安がダダ漏れ状態になっていることに、なかなか気づけません。

 

一度、お子さんへの声掛けする前に、その言葉を書いてみませんか?

 

カウンセリングルーム沙羅Saraの「気づきノート」は、

 

そのような取り組みもしていただいています。

 

無意識の言葉掛けが、お子さんの心のシャッターを閉じさせていることもあります。

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