こんにちは。
奈良・生駒でカウンセリングルーム沙羅Saraを開設している葛原昌子です。
通常は、学校から直接本人に連絡されるべきですよね。
こんな大事な話を、どうして本人に直接しないのか、不思議な感じがします。
担任に、家庭訪問でもしていただいて、伝えて貰う、というのはいかがでしょう?
その時に、本人に対しても、なぜ「3科目以内」という縛りがあるのか、
の説明も欲しいところですよね?
それとも、本人は、家庭訪問は嫌がりますか?
その上で、「まず、学年末テスト、受けようね」ということと、
「なんとか、欠点が少なくて済むようにしよう」ということ、
「大丈夫、これまでも試験は受けてきたよね」「大丈夫、なんとかなるよ」と、
前向きに、ものごとを捉えられるような声掛けをしてあげたらいいじゃないですか。
いやいや、お母さんまで暗くなっていたらいけません。
ものごとを始める前に、怖じ気づいたら、できることだってできなくなります。
「なんとかしよう」「なんとかできるよ」でやっていこうね、
とこのままを伝えたらどうですか?
本人は、さぞかし不安に襲われるでしょうから。
高校生は、気持ちひとつで随分大きく違ってきます。
その差がとても激しい。
だから、お母さんは、「大丈夫」と言い続けなければ。
お母さんが不安になっていると、
そのままが伝わりますから、
息を大きく吐いて、吸って、ニッコリ笑って、
「大丈夫」といいましょう。
お母さんが、まず、「大丈夫」と信じましょう。
お母さんが間に入らない方がいいと思います。
自分の進退に関わることを自分で受け止めていい年齢です。
学校で、よりは、家庭訪問を要請した方がいいと思います。
お母さんも同席できますから。
どんな風に担任は伝え、どんな風にお子さんさんは受け止めたか、
をつぶさに見ることができます。
そして、不適切な発言があった場合、抗議することもできます。
それほど、大事な局面です。
担任への遠慮は要りません。必要なことなのですから。
来週には学校復帰しようと思ってるからいい。
学校で話聞かせてもらう、との返答。
お母さんが、「同席したい」旨を伝えると、
「自分の責任だから、ひとりでちゃんと聞いてくる」
と言ったそうです。
それを聞いたお母さんは、多分ショックを受けるだろうけれど…
と書いてこられました。
「その時はその時で私にできることをしていこうと思います」
そうですね。それで充分です。
先の予測を立てても、その通りになるかどうかはわからない。
でも! 大事なことは、自分のことは自分で受け止める、こと。
高校生なら、もうそれができる年齢。
そして、それを支える母であればいい。
そして、私は、そんなお母さんを支え切ります。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。
明けない夜はありません。
電話番号:090-7594-0428
所在地 : 生駒市元町2-4-20
営業時間:10:00〜19:00
定休日 :不定休