
こんにちは。
奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。
「子どもが朝、起きてきません」「食べては吐きを繰り返しています」「気がつくと、手首を切っているんです」
お子さんの「異常」に気づいたお母さんからSOSの連絡が入ります。
そうですよね。それは「普通」の状態ではないですよね。
でも、「うちの子の、困った状態」と思っていませんか?
それは、間違いなんです。
そう思っている限り、問題は解決しません。
え? どういうこと?
それは、
「子どもの(あるいは、子どもがしでかす)問題」ではなく、「家族の問題」なんです。
ますます、どういうこと? って思われますよね。
つまりは、「うちの困った子がしでかした、困った問題」という捉えをしている限り、問題は解決しません。
そうではなくて、不登校なり、摂食障害なり、リストカットなり…
という行動を取る子どもが、1番困っているんだ、
だから、家族の問題として何とか取り組まないと、
という「悪者を作らない」ことが肝心です。
そして、そんな風な見方をすると、子どもを責めなくて済みます。
「頑張れ、頑張れ」と言わなくて済みます。
どうしたらいいかなあ…って子どもと一緒に考えることを始められます。
そうです! お母さん、
まずは、困っている子どもに「寄り添う」ことが必要なのです。