大阪・奈良 生駒駅徒歩6分の心理カウンセリングルーム
オンラインでも受けられます
教員歴31年の独自メソッドで、超短期で不登校、夫婦関係、親子関係、職場の人間関係などの悩みを解決
全く効果がなければ返金保証いたします
生駒市元町2-4-20
  1. コラム
  2. 読むカウンセリング
  3. 親子関係
  4. 大人になったわが子たちの仲を、親が取り持たないといけないことはありません
 

大人になったわが子たちの仲を、親が取り持たないといけないことはありません

2018/11/28

こんにちは。

 

奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。




一生懸命に働いて子育てして、

なのに、子どもたちの仲が良くなくて、

お互いに、相手の方が「自分より大事にされてきた」

と、ひがむのだそうです。

自分の子育てが悪かったのか…と、

どこか「引け目」を感じて、

それで、どの子にも「及び腰」になってしまう…

そんなことはありませんか?

でも、大人になった彼らにいつまでも

「親の責任だ」と言わせる必要はないのです。

それは、なぜでしょう?


「お母さんが、〇〇の、ああいう態度を許してきたんだ!」

と言われ、どうしていいかわからなくなって、

相談に見えた方がいらっしゃいます。

ひととおりお聞きして、言いました。

「でも、どの子も『親の言う通り』には育ってないのでしょう?」



そうですね。

親の言う通りになど、誰も育っていませんよね。

だって「自我」が育ってきて、

自分で自分のありようを決めていくのですもの。

それなのに、いつまでも「親のせい」にするのは、

なんだかおかしいのではありませんか?


それは、都合よく「親のせい」にしておく方が、

自分の責任を問われなくて済むから、ですよね?



もちろん、親の育て方が十分でなかった面も

あるでしょう。

でも、親だって、ひとりの不完全な人間なのだから、

そんな「完璧」な子育てなどできません。

不十分な面があったとしても、

それは、その時の「精一杯」であったのです。

それを、ご自身が振り返って反省する、というならまだしも、

子どもから責め立てられる、というのは

違うのではありませんか?

いいかげん、「責め立てられる」立場に身を置くことを止めましょう。



本当は、「…で、あなた自身、

きょうだい関係を変えていくために、何をしてきたの?」

とでも、言いたいところですが、

そんなことを言うと、烈火のごとく怒りを向けられる、

という状態であるならば、

まずは、「きょうだいの間を取り持つ」ことを

止めることから始めましょう。

何か、「言づて」を頼まれたら、

「直接言ってね」と言って断りましょう。

いつまでも、わが子たちの仲を親が取り持つ必要はないのです。

カウンセリングルーム 沙羅Sara

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。

明けない夜はありません。

電話番号:090-7594-0428

所在地 : 生駒市元町2-4-20 

営業時間:10:00〜19:00

定休日 :不定休

ルーム案内・アクセスはこちら