こんにちは。
奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。
好きな人が出来て、嬉しかったのは最初の頃だけ。
あとは、いつも一緒にいないと不安で。
なぜだか分からないけれど、不安で。
ひとりで居たくないから、
空き時間がないようにバイトも入れて。
話題に困ると、親友にさえも、
ムリムリ「彼氏の相談」なんかして、
「気を引き」たくなるんだそう。
「もうイヤなんです、こんな自分が。」
そんな風にご相談に見えた学生さんがいらっしゃいます。
「自分が嫌い?」と尋ねると、
大きくうなずいて、あとは、涙、涙…。
さて、何が原因でしょう?
自分に自信が持てないから、
彼も「いつ心変わりするかもしれない」
と思ってしまう。
アダルトチルドレンって、もともとは、
アルコール依存症の親に育てられ、
一貫性のない対応から、ついつい人の顔色を見るようになってしまった…人。
アルコール依存症の親に育てられたのではなくても、
生育過程で、人の価値観・人の思惑優先になってしまった人をも含みます。
相談に見えた方は、かつての「いじめ」体験から、
「人にどう思われるか」が気になってしまったそう。
「いじめ」の後遺症、ですね。
そう。こんな風に「心の傷跡」が残ってしまっているのですね。
「このままだと、彼も友達も、みんなみんなダメになってしまいそうで…。」
手立てがないわけではありません。
目の前の人間関係に影を落とす、
かつての、「積み残した」人間関係や、
その時の自分に対して下した「評価」を
丁寧に見ていくことで、
どこかに置き去りにした「自己受容」をしていくことで、
解決の糸口が見つかります。
このままじゃいけない! なんとかしたい!
ということで、
【「気づきノート」方式カウンセリング】を始めることに。
彼女の、その判断は賢明です。
大丈夫。
「なんとかしたい!」という気持ちは、
あなたのタイミングで、
「取り組むべき時期」が来ている、ということです。