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  4. その怒りは、目の前の人に対して、でないかもしれません
 

その怒りは、目の前の人に対して、でないかもしれません

2019/07/10

こんにちは。

 

奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。




ついうっかり、ぶつかっちゃって。

あ、ごめんなさい!って謝ったのに、

チッて舌打ちなんかされちゃって。

え?!なにそれ!って思ったら、

もう怒りが止まらない。

私、謝ったじゃない! 謝ったのにどうして!!

そうしたらもう、何かひと言言わないと気が済まない。

そんな風に、怒りに駆られた行動を取ってしまって、

どうしてあんなに「抑え」が利かないんだろうって

あとで自己嫌悪に陥るという方が相談に見えたことがあります。

その時、私が申し上げたのは、

「その怒り、目の前の人に対して、でないかもしれませんよ。」

え? それ、どういうこと? 

そうなんです。

よくよく怒りの「根っこ」を探っていったら、

いつも何か、親から叱られてばかりいた、とか、ね。

徹底的に人を追い詰めたり、

コテンパンにやっつけないと気が済まない、のは、

そんな風に叱られた記憶と、そっくりそのまま

どうも、同じことを無意識に繰り返してしまっている、のね。


その時の、子どもの自分はイヤだったはず、なのに。

それに気づいた方は、「ああ、びっくり!」。


そうそう。それは、ね。

怒りがわき上がったときに、ちょっと我慢して、

「気づきノート」に、怒鳴り散らしたい、その言葉を書いてみていただいて、

そしたら、そんな風に怒りをぶつけられた記憶が、蘇ったそうな。

そして、ちゃんと出来てないって責められていたところを

自分も一緒になって責め立てている、ことに気づけた、と。


子どもの頃に「すり込まれた」価値観。

それでいいのかどうか…検討し直すこともなく、

受け取ってしまっている。

本当にそれが自分に「必要」かどうか、

吟味することなく無意識に、「あたりまえ」のように。


そうね。よくあることだけど。

何をさておいても、味方になってあげなきゃいけない唯一の存在なのに、

おんなじように、自分を責め立てている、自分。

それも自分のでない、「他の人」の価値観で。


「…そうか」。って言われました。

「私、私を叱りつけていたんですね。」

それから、「私は我慢しているのに…!」って、

自分を許さない分、人にも厳しくなる、と。


そうですね。それに気づけたら、

自分に優しくしてあげて、人にも優しくなる道を

つまりはラクに生きられる道を、歩めるかもしれません。

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