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「広場恐怖症」は、広場だけで起こるとは限りません

2019/03/26

こんにちは。

 

奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。




「広場恐怖症」という不安障害を聞いたことがありますか?

何でもないような状況で、過剰な恐怖や不安を感じてしまい、

動悸や発汗、呼吸困難などの身体症状が出て、

「もしかして 死ぬんじゃないか」という恐怖に襲われて、

一度そんな体験をしてからは、広い場所にいるとか、電車に乗るとか、

…矛盾するようですが、狭い場所にいることも不安になり、

ひとりで行動することに恐怖を覚えて、外に出られない、

もしくは、外に出る準備をするのに果てしなく時間が掛かる…という状態を指します。

つまりは、何をどうしていいのかわからない状態になったらどうしようという

「先取り不安」(=まだ起こってもないことをあれこれ心配すること)、ですね。

「取り越し苦労」とも言います。

しなくていい心配をしているようですが、

ご本人にとっては、気づいたらそんな状況に陥っているわけです。

それで、日常生活にも支障をきたしている。

そんな状態に苦しんで、相談に来られた方がいらっしゃいます。

その方のお話を伺っていて、気づいたことがあります。

それはなんだと思われますか?


日常生活において、困りごとの相談に乗って貰えない、

あるいは、自分の辛さがうまく伝わらない、

そんな状況が長く続いたとき、

「誰にもわかってもらえない」「誰にも助けて貰えない」

という潜在的な恐怖心が心の奥底にあって、

それが予期せぬ時に顔を覗かせるのではないか、

ということです。

特に、し慣れないことをしなければならなかったり、

し慣れたことでも、何か自分で決めないといけなかったり。

そう、買い物だって小さな「決断」が要りますね。

「決めごと」が苦手になるのは、
  
ちょっと「うつ」的な症状も出ているわけです。



これまでひとりで頑張ってきて、

そう、歯を食いしばって頑張ってきて、

もうこれ以上頑張れない、

そんなギリギリ一杯の中で出てくる「症状」。

その恐怖心を取り除くには

「心配したことは起こらない」と心底納得する必要があります。

大丈夫。

認知行動療法だけでなく、イメージトレーニング、

アロマオイルを使ったりなど、

段階を追って、恐怖心を取り除くことをやっていきましょう。

ひとりでは難しいことでも、

一緒に取り組むことで変わっていけます。

カウンセリングルーム 沙羅Sara

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明けない夜はありません。

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