最近、Twitterでぼそぼそと呟くことにハマっている。
アカウントは2017年から、なんだけど。
ほとんど「放置」状態で。
でも昨今の社会情勢に、イラッとくること多くて。
とても140字では収まらない、んだけど。
でも収まらなかった場合、返信ツイートで好きなだけ続ける「裏ワザ」を知り。
ほう。これは便利、と。
あれよあれよといううちに743件、ツイートしてた。
そのTwitterで、TシャツのCMが流れて来て。
曰く、「仕事、やだやだやだ」とか。
「明日から本気出す」とか。
寝そべって、駄々をこねているような姿で。
…やだ、何だかうちの子みたい、じゃん。。。
なんて思ってたら、何日かしてから、今度は「うさぎやめた。」。
なんだかよくわからない奴が、自分の胸あたりで何か持ってる。
ああ、「ウサギ耳」ね!
キミのアイデンティティー。それを取っちゃって。
なるほど。長耳なけりゃ、うさぎではない、か。
ふうん。胸のあたりでそっと長耳持って、「うさぎやめた。」宣言。
で、うさぎやめて、何するの?
長耳ないキミは。確かにうさぎには見えないけど。
一生懸命「何者か」になりたくて。足掻いていた、気がする。
自分が取るに足らない存在であることが、痛いほどわかっていて。
早く「いっぱしの」存在になりたかった。
それでも、そんな切なる「願望」は一朝一夕には叶わなくて。
…そうね。今年28の息子も、ちょうど足掻いている時期だわね。
苦しいだろうね。多分。
そんなふうに。長耳ないうさぎに、息子を重ねてしまった。。。
ところで。Tシャツ姿の私を見た母が、いきなり「うさぎ、やめへんよ」とのたもう。
私、意味がわからなくて思わず「え?」
「なんで、うさぎ、やめなあかんの!」
母は卯年生まれで、今年84歳の年女。
なぜかいたく、うさぎが気に入っている。
母のマンションにはうさぎの置物が山ほどある。
母との同居がしんどかった時には、その置物自体がイヤだったっけ。
なんかあちこちに母の分身がいるようで。
「あ、いや、お母さんにうさぎやめ、って言ってるんじゃなくて、このウサ公が、自分の耳とって、うさぎやめたって言ってるだけよ。」
…なんで、こんな説明しなきゃいけないんだか。
「ああ、そうなん。そうやね、ウサギに耳、ないわ。」
年々、自分がすぐ主人公になる傾向が酷くなってきて。
私の崇高な(?)哲学的思考は、ここで途切れるのでありました。。。