<対話の3つの主要なポイント>
・1つは「プレゼンス」。在り方。セラピストがその人そのものに、そのものとしてそこにいるということ。臨床的な判断というものを持ってそこにいるわけなので、100%そのままというわけではない。
(例)初回のセラピーでクライエントが汚い身なりで臭いをさせて来たら。臨床的な判断をもって、それに対する反応をそのまま表すことはしない。つながりがまだできていないから。しかし、1ヶ月後、2ヶ月後なら、十分なつながりもできて、そのことについてこちらの気持ちをシェアするということもできるようになっていたりする。
・「プレズンス」というものはそういったキツい匂いのようなもののようにものすごくはっきりしたものではない。興味があったりなかったり、というプレゼンスであったり、あるいは緊張している、というプレゼンスであったり。今日は大変な1日だった、疲れている、というプレゼンスであったり。クライエントに対して、今のこの時点での自分はこういう風なんですよ、というそれを示すこと。
・そこには自分が気づいているものも含まれてくる。
(例)あなたがあまり呼吸していないことに私は気づいています。あるいは、あなたが周りをキョロキョロ見渡していて、私の方を見ていないことに気づいています。など
・こちらでそれに対して何かしらの意味づけをしようとするのではなくて、あなたがそうしていることには何かしらの意味があるのかもしれませんね、ということを。
・プレゼンスというものはセラピストがその瞬間、自分がどういうふうであるか、を相手に示すこと。そしてそこには臨床的な判断というものが幾らか含まれている。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
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