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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
折々の言葉
2025/01/31
結婚生活や家庭生活だって相当な癖〜「折々のことば」鷲田清一 #3115〜  
折々のことば。2024年6月14日の津野海太郎の言葉。

ひとりで暮らすのが癖なら、結婚生活や家庭生活だって相当な癖なのではあるまいか。  津野海太郎


鷲田清一の解説。

主義としてではなく「癖」として独り者をやってきた評論家は、自分はヘンかもしれないが、誰だってみな「例外」なのだと言う。
家族にも血縁にも囚(とら)われないいろんな形があるのだから、「複数の他人がいっしょに生きるべく、一時的に親と子の関係を模倣する」という限界のもっと向こうにまで思いをはせたいと。
『歩くひとりもの』から。

続き
折々の言葉
2025/01/29
幸福は怖い〜「折々のことば」鷲田清一 #3328〜  
折々のことば。2025年1月28日の村田沙耶香の言葉。

幸福は怖い。気がつくと支配されているのに、真剣に分析すると消滅する。  村田沙耶香


鷲田清一の解説。

絵本やアニメは「幸せ」が人生の目的であり、いつかその「爆発」に到(いた)らない物語はみな悲劇であるかのように説く。
が、シンデレラだって爆発は二度と起こらず、幸福に飢えたまま生を終えたはずだと子供心に思ったと、作家は言う。
今は幸福のその「触れてはいけない」ところを考えつめたいと。
随想「幸福の怖さ」(JAF Mate編『幸せって何だろう』所収)から。

続き
折々の言葉
2025/01/28
うまく疑う〜「折々のことば」鷲田清一 #3110〜  
折々のことば。2024年6月8日の松村一志の言葉。

専門家を盲信するのでも、拒絶するのでもなく、うまく疑うことが必要になる。松村一志


鷲田清一の解説。

地球が球体でなく平面であると信じる、陰謀論めいた物言いが一部で広がっていると、科学社会学者は言う。
科学の推論でなく人の経験にだけ訴えるので、オープンで「民主的」な議論にも見える。
が、内実はそう判断する自分自身の「過信」であり、科学を生み出した社会的プロセスの重みをこそ否定するものだと。
論考「生き残る地球平面説」(「中央公論」6月号)から。

続き
折々の言葉
2025/01/27
自分の「現在位置」を確認する〜「折々のことば」鷲田清一 #3185〜  
折々のことば。2024年8月25日の野家啓一の言葉。

山で道に迷ったときに……一番重要なことは自分の「現在位置」を確認するということです。   野家啓一


鷲田清一の解説。

そのためには地図とコンパスを使って「方向」を探ることと、地図を自分のここから読むその偏向を補正するために、全体を俯瞰(ふかん)し「平衡」を図ることが必要だと、山歩きの好きな哲学者は言う。
社会的な判断をなすに際しても同様の感覚が必須だと。
講演「阿部次郎と人文系の未来」(曽根原理(さとし)ほか編『阿部次郎スネサンス』所収)から。

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折々の言葉
2025/01/26
先生の存在が、<問い>〜「折々のことば」鷲田清一 #3123〜  
折々のことば。2024年6月22日の大澤真幸の言葉。

先生の存在が、<問い>だからである。   大澤真幸


鷲田清一の解説。

何かを知ろうとすれば問いを立てなくてはならない。
そして良く問うには先生が必要だと、社会学者は言う。
正解を先に手にしている人ではなく、より深い未知に身を開いてゆける人として。
人生の意味は何かある目的の達成にあるのではなく、日々の歩みの在りように懸かっている。
実際、教わった知識はまたたく間に忘れても、先生の背中は忘れない。
『私の先生』から。

続き
人とのつながり
2025/01/25
5年ぶりの広島  
コロナ禍が始まって、それ以来、行き来が途絶えた広島。
新幹線で新大阪から1時間半乗れば着くところ。
家からでも3時間あれば広島駅に降り立つことができるから。
それまでは、割と気軽に行き来してた。

今回、なんで急に「行こう!」って思ったんだろう?
子どもがこのお正月は帰れない、って言ったから?
それもある。まあ、帰ってくるのを待っているだけでなくても良くない? と思ったのはきっかけだけど。

なんか。子どもに、だけでなくて、古い友人たちにも、同僚にも、それから、広島で私に大きな影響を与えてくれたカウンセラーさんにも。
会いたくなった。
会って、近況報告をしてく中で、たぶん、今の私の立ち位置を確認したくなった、んじゃないかと思う。

そうそう。思い出した。
広島の古い友人のひとりが、電話をした時に、年末に油彩・水彩画で初めての個展をする、って言ったから。
見に行きたくなった。
けれど、年末にはもう予定が詰まっていて。ちょっと動きが取れなかった。

ならば、1月入ってからはどう? と思って。急遽、予定を立てた。
決めたら、私の動きは早い。
たったと、会いたい人に連絡をとって。
2泊3日の日程で、子どもを含め9人に会うことになった。

続き
折々の言葉
2025/01/24
真理はひとつ、これだ、と言って自分の中にあるものを示す説き方〜「折々のことば」鷲田清一 #3325〜  
折々のことば。2025年1月23日の鶴見俊輔の言葉。

真理はひとつ、これだ、と言って自分の中にあるものを示す説き方に、私はうたがいを持つ。     鶴見俊輔


鷲田清一の解説。

生徒が違った答えをした時、間違いを指摘し、唯一の正答へ導こうとする教師と、そこに「別の問題への芽ばえ」を感じ、問いの別の途(みち)をともに歩もうとする教師がいる。
問いはいろいろな形に成長し、枝分かれしてゆくもの。
真理を囲い込まずに、間違いをどう活(い)かすか考えるほうが望ましいと哲学者は語る。
『教育再定義への試み』から。

続き
人とのつながり
2025/01/23
広島の一番古い友だち  
1月22日。朝4時半に目が覚めて。5時半過ぎにその日のコラムを書き上げたあと。
いつものことながら、朝から湯船に浸かり、6時。
リビング・ダイニングに暖房を入れて、朝ごはん。6時半。部屋の中の鉢物類に水をあげて7時前。
あ、もうすぐ7時になっちゃう!

急いでアンジーを起こして、散歩。
アンジー素直に起きてくれて、いつもより短い散歩時間中に、うんちもしてくれて。
ホント、いい子。

家に帰ると、もう7時15分。
あ、庭木に水をあげる時間はない!
しょうがない。ごめん、と思いつつ、家を出る。7時25分。
キャリーバッグをガラガラと引きながら、アンジー連れて、7時43分発神戸三宮行きの快速急行に乗る。
なんとなく。駅の構内でアンジーのリードを落とした、気がする。

それでもまあ、順当に新幹線の新大阪駅まで辿り着いて。
8時41分発の博多行きに乗り込む。

で、私の予約席に人が座っている!

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折々の言葉
2025/01/22
見知らぬ人間の心の中へスルリと入って行く技術〜「折々のことば」鷲田清一 #3318〜  
折々のことば。2025年1月14日の清水幾太郎の言葉。

芸というのは、見知らぬ人間の心の中へスルリと入って行く技術のことです。 清水幾太郎


鷲田清一の解説。

落語には長い前置きもくどくどしい弁解もない。
無駄な言葉はどこにもない、と社会学者は言う。
落語家は人を楽しませるのが仕事、客を退屈させれば「生きて行かれなくなる」。
だからこそ芸を磨かないといけない。
文章の修行をしている者も「判(わか)らない方が無智(むち)で無教養」と芸術家ぶらないで、芸人の技術から学ぶべし。
「肝腎(かんじん)なこと」だけを書けと。
『日本語の技術』から。

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人とのつながり
2025/01/21
どんどん「かたち」になっていく映画上映会&トークイベント  
月ヶ瀬のさっちゃんのお誘いで「夢みる小学校」を観に、三重県名張市の「ハラペコあおむし」(さっちゃんたちがクラファンで立ち上げた場所!)まで行ったのが、昨年12月14日。
車で片道2時間も掛かったけど。
いい映画だった。子どもたちが生き生きと目を輝かせていた。

涙が出た。
31年間、公立高校に勤めたけど。
生徒たちが食いついてくる授業を組み立てることが好きで、高校生が好きで。
だけど、学校は息苦しい場所で。

生まれ持った髪の色が茶色だった、だけで、「黒染め」させたり、「地毛登録」しなければならなかったり。
訳がわからなかった。
周囲に「なんで?」と問うたけど。まともな回答は得られなかった。
そんな、自分のありのままを否定して。どうやって自尊感情を育てるの?
私は苦しかった。
学校が押し付ける「かたち」に私自身が押し潰されそうだった。

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折々の言葉
2025/01/20
世界はひとつではないということを遊びのなかで学んでいるか〜「折々のことば」鷲田清一 #3316〜  
折々のことば。2025年1月10日の堀江敏幸の言葉。

世界はひとつではないということを……
遊びのなかで学んでいるかどうかが、大人になってからの感性領域を決定づける   堀江敏幸


鷲田清一の解説。

原っぱや高台、土埃(つちぼこり)の舞う道や小川のほとり。
ある時期まで子供らには秘密の基地があった。
彼らはそこから住みなれた町を見下ろしたり、屈(かが)んで股の間から逆さに見上げたり、指でこしらえた窓越しに眺めたりしたと、作家は言う。
それはふだんの視線の「さみしい初期設定」を揺さぶる行為としてあったと。
随想集『戸惑う窓』から。

続き
日々の暮らし
2025/01/19
「なぜ、がん患者以外、緩和ケアを受けることができないのか? 〜『透析を止めた日』堀川惠子・仲野徹 トークイベントat隆祥館書店〜  
隆祥館書店から、イベント案内のお知らせを受け取ったのは12月。
ノンフィクション作家の、夫君の看取りの医療ノンフィクション『透析を止(と)めた日』発刊を記念してのトークイベント開催のお知らせだった。

「緩和ケア」は、がん患者しか受けられない? え? そうだったの?
10年前、歯肉がんに罹った父が「もう、抗がん剤はいい」と言ったので、大学病院の退院を余儀なくされた。
母が「家で看る」と言ったので、私が探したのは「在宅緩和ケア」を行なってくれるお医者さんだった。

私は本の注文と共にイベント参加をすぐさま申し込んだ。送料込みで事前に自宅に本が届くよう手配した。
真っ白な地に、筆者の名前とタイトル「透析を止めた日」のみの表紙。。。
帯には「私たちは必死に生きた。しかし、どう死ねばよいのか、それが分からなかったーー」とあった。

表表紙の裏、見返し部分に付けられた言葉。

夫の全身状態が悪化し、命綱であった
透析を維持することができなくなり始めたとき、
どう対処すればいいのか途方に暮れた。
医師に問うても、答えは返ってこない。
私たちには、どんな苦痛を伴おうとも。
たとえ本人の意識がなくなろうとも、
とことん透析をまわし続ける道しか示されなかった。
そして60歳と3ヶ月、人生最後の数日に
人生最大の苦しみを味わうことになった。
それは、本当に避けられぬ苦痛だったが、
今も少なからぬ疑問を抱いている。(序章より)

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折々の言葉
2025/01/18
内部からの抑制がないと、強烈な言葉の空騒ぎが起こる〜「折々のことば」鷲田清一 #3317〜  
折々のことば。2025年1月13日の清水幾太郎の言葉。

言葉は……内部からの抑制がないと、強烈な言葉の空騒ぎ、つまり、精神生活のインフレが起(おこ)ってしまいます。   清水幾太郎


鷲田清一の解説。

言葉は貨幣に似ており、その強度を上げだすと歯止めがきかなくなって、表現する人自身の精神を「荒廃」させると、社会学者は説く。
「強烈な表現」なら人は適当に割り引いて、聞くものだし、逆に「弱い表現」は読む方が自然に補ってくれる。
控えめがじつは得策なのだと。
SNSの時代にこそ心得ておくべきこと。
『日本語の技術』から。

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折々の言葉
2025/01/17
意外に外に伝わっている〜「折々のことば」鷲田清一 #3320〜  
折々のことば。2025年1月16日の西村佳哲(よしあき)の言葉。

それぞれの家の中での暮らしぶりは、意外に外に伝わっている。    西村佳哲


鷲田清一の解説。

よその家の人が休日に玄関先で自転車の手入れをする姿を見かけたり、どこかから布団を叩(たた)く音が聞こえたりすると心が安らぐと、プランニング・ディレクターは言う。
たしかにゴミの出し方、表の道の掃き方からも、住民の生活意識はよく窺(うかが)える。
人びとが私的なものの周辺を大切にしているまちは、どこか風情がある。
『増補新版 いま、地方で生きるということ』から。


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折々の言葉
2025/01/16
人はだれもが一色ではない〜「折々のことば」鷲田清一 #3294〜  
折々のことば。2024年12月16日、金井真紀の言葉。

そうか、人はだれもが一色ではないのだな、と思った。  金井真紀


鷲田清一の解説。

イランを訪れた文筆家・イラストレーターがまず気になったのは、スカーフの着用義務。
きちんと装着する人、申し訳程度のスカーフやフード付き上着ですり抜ける人、チャドルで全身覆う人……。
人びとは、自らの信心や政治信条と世のしがらみや法規とを巧妙に擦り合わせつつ、多様なグラデーションを生きていた。
それぞれに工夫を重ねて。
『テヘランのすてきな女』から。

続き
表現の世界
2025/01/15
美術館と画廊巡りの半日  
2025年1月13日朝。
最初に訪れたのは、何必館・京都現代美術館の「ロベール・ドアノー展」。
…「何必館」って。読めない、よねえ…。「かひつかん」と読むそうな。どうやら、館長の「造語」らしい。

「何ぞ必ずしも」と常に定説を疑い、自由な精神を持ち続けたいという願いのもと、館長梶川芳友により1981年11月に開館。

とネットで調べたら出てきた。私設美術館。

そうそう。「ドアノー展」は2018年末から2019年初めにかけて、開催されている。
あ、その時に初めて来たんだ、やっぱり。
入館料1,500円は、65歳以上、高校生以下は無料だそうな。(ふふふ。もうちょっと、ね。)

ドアノーは、館長さんと個人的にも交流があったみたいで。
だから何回も、開催するんだね。
続き
日々の暮らし
2025/01/14
どうして戦争しちゃいけないの?〜ダニー・ネフセタイさんのお話会・アステ市民プラザ・2025年1月13日〜  
ダニー・ネフセタイさん。イスラエル生まれの、元イスラエル兵士。
本当は。2年前に会うはず、だった人。
喫茶みりあむを会場としてお話にこられるのを楽しみにしてたのに、私が体調を悪くして、行けなかった。

とてもとても残念だった。

今回は。ひょんなことから、チラシを手にして。
行こう!と思って、早速主催者に電話して、席を確保した。

お話は、非常にわかりやすかった。

どうして戦争しちゃいけないの?
答えはシンプル。
だって、あなたと同じ「人間」だから。

夢もあり、家族もいて、希望を持って生きていく存在だから。
その可能性を踏みにじっちゃいけない。
あなたが、あなたの夢や願いや、を大事にするように、相手の夢や願いや、を大事にしないと。

敵か味方か、ではない。
いるのは、同じ「人間」どうし。

続き
教育
2025/01/13
「学習指導要領に依らない教育の必要性〜三重県教育シンポジウム「教育トークセッション」2025年1月11日〜  
14時30分から始まった「教育トークセッション」。
文科省元事務次官の前川喜平さん、「夢見る校長先生」出演の元公立中学校長西郷孝彦さん、それから三重県立津高校長上村和弘さん、更には、きのくに小学校長も、急遽加わってのトークセッション。

西郷孝彦元校長先生の言葉で印象的だったのは。
「僕はADHDだから、多動でじっとしてらんない。で、教員になって生徒を見たら、そういうやつ、大勢いるんだよ。だから、そういう奴らが居心地悪くない学校を作りたかった。」
「校長判断でできることはいっぱいある。マスクを強制しないことだって。僕は感染症予防に何が必要かを一生懸命調べた。そしてマスクを必ずしも強制しなくていい、という結論に至った。もちろん、したい人はしていい。でも、校内で強制しない、という取り決めをした。」
「そういう話を校長会でしても、どの校長も自分の学校でも、とはならない。だけど本当は、自分の頭で考えて判断するってことが大事なんだよね。」

続き
日々の暮らし
2025/01/12
「今日の私は忙しい」、その顛末  
1月11日。その前の日は21時半に寝落ちしたので。
朝は、3時に目が覚め。(まあ、5時間は眠ったので、よしとする)
本当は、もうちょっと眠ってたほうがいいんだけど、ね。
でも、何かある日はどうしても。早くに目が覚めてしまう。
…これはいつものこと。

Facebookのコメントなどをチェックして。
メールもチェックして。
朝のお風呂にも入って。(教え子の整体師、野際くんが、朝晩湯船に10分浸かることを奨励しているので、素直に実践しています。)

それから、コラムに取り掛かる。
昨日のコラムは、その日の予定を書いただけ、なので(うーん。。「だけ」という表現には無理がある、なあ…。まあ、私の「感慨」も併せて吐露して)、
そんなにも時間は掛からなくて、1時間弱で書き上げて、6時過ぎ。

その日に限って、穂口さんの、ブログ投稿の報告欄が、上がってこない。。
まあ、ね。週末、だものね。

続き
日々の暮らし
2025/01/11
今日の私は忙しい  
今日の私はとても忙しい。
まずは。朝から大阪府咲洲庁舎に行って。
大阪府の募集する「「スクールカウンセラー」の面接を受ける。

「咲洲」って。読めなかった。「さきしま」って読むのか。。。

9時45分【厳守】と書いてある。
…にも関わらず。「面接の順番によっては、1時間程度お待ちいただく場合がありますので、予めご了承ください。」とある。
ふうん。応募者には時間厳守を強いながら。待たせるかもしれないって、最初に断っておくんだ。。
(ホント。教育委員会ってところは!)

更には、太字で「郵送用の封筒(長形3号 12㎝×23、5㎝)」を提出、とある。
何のためかというと「採用選考結果報告を郵送するために使用します」とのこと。
それで「住所、名前、郵便番号を記入し、110円切手を貼付けください。」と。(アンダーライン入り)
ご丁寧に「名前の最後に「様」を記入してください。」とも。(これもアンダーライン入り)
…いやいや。自分宛に書く時には、「行」を書くものだよ。

そういえば。この面接案内のための封筒も。自分の名前の後に「行」を書いて提出して。
さすがに「様」に直してあったよ。(まあ、それぐらいは手を掛けてもいいよね?)

続き
折々の言葉
2025/01/10
「私」という名の、大勢の友人〜「折々のことば」鷲田清一 #3305〜  
折々のことば。2024年12月27日の工藤直子の言葉。

私は、「私」という名の、大勢の友人を引きつれているような気がしております。   工藤直子


鷲田清一の解説。

詩人・童話作家は精神科医のなだいなだと語らう中で、思いがけず自分とじっくり対話できたという。
彼によちよち歩きの頃、ニキビに悩む時代、恋文を書いたり消したりした日が残像としてあるように、自分も少女時代の私を「昔の私」として現在の私に付属するものではなく、今ともに歩く「ひと」のように感じることができたと。
なだいなだとの共著『だれだって悩んだ』から。

続き
折々の言葉
2025/01/09
日本のいろは〜「折々のことば」鷲田清一 #3311  
折々のことば。2025年1月3日の高野公彦の言葉。

ングルありンジャナメもある世界地図見つつ愛(いと)しむ日本のいろは   高野公彦


鷲田清一の解説。
 
正月に歌留多(かるた)に興ずる人はうんと減った。
歌人は戯れに、昭和以降の短歌から「いろはかるた」を編んだ。
が、「ん」で始まるものはなく、自ら創作。
「ングル」はナイジェリアの、「ンジャナメ」はチャドの都市名(読みは正しくは「ンジャメナ」のよう)。
札の字列で確かめる前に音でだけ語にふれると、言葉の妖(あや)しい佇(たたず)まいにぞくっとすることがある。
「歌壇」1月号から。

続き
日々の暮らし
2025/01/08
2024年クリスマスに届いたメールの、事の顛末  
それは、昨年12月25日、ウリスマスの日に届いた1通のメール。

 葛原 昌子 様

 

 お世話になっております。文芸社の砂川です。

 以前ご応募いただきました「沙羅Saraほっと一息コラム」の件でご連絡いただきました。

 

 当時のメモに、応募に際して伝えておきたいこととして、

「応募内容を選別してもらえたら」というような内容が記載されておりますが、

 そういった作業を行った上で、出版を目指されたいお気持ちがもしあれば、

 下記フリーダイヤルまでお電話をいただければ幸いです。

 

 どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 株式会社文芸社 出版企画部

 砂川 正臣 / SUNAKAWA Masaomi

 

 出版企画部フリーダイヤル:0120-03-1148

 TEL: 03-5369-1960 FAX: 03-5369-1961

 Email: sunakawa@bungeisha.co.jp

 URL: http://www.bungeisha.co.jp/

私のコラムで本を出せるの? ホントに?
私は単純に大喜びした。
それで、すぐさま電話した。その担当者に。

電話でわかってきたのは、文芸社「十人十色」大賞を目指して3年前に私が応募していること。
応募の際、大量に原稿を打ち出し、「どのコラムなら市場のニーズに耐えられるか、選んで欲しい」などという要望を出していること。
私のことを話そうとすると、「ホームページはすべて目を通していますよ。ご連絡差し上げるにあたって」とつれなく言われ、なんだか私がものを知らない人になったかのように感じた。

で、「文芸社」のことも知ってもらわないといけないから資料を送る、と言われ、12月28日に資料は届いた。
続き
折々の言葉
2025/01/07
歌ではなく、生きた唇〜「折々のことば」鷲田清一 #3310〜  
折々のことば。2025年1月1日の谷川俊太郎の言葉。

平和/それは花ではなく/花を育てる土
平和/それは歌ではなく/生きた唇

鷲田清一の解説。

平和は側として掲げるものではなく、着なれた下着やいつも吸っている空気のように、「あたりまえなもの」としてあるはずだと、詩人はいう。
「退屈」で「寒気ない」のがその証しであるほどに。
それは、待っていればいずれ訪れるものでもなくて、人びとの身を養うもの。
だからなくてはならぬもの。
詩集『うつむく青年』(1971年)から。

続き
幸せをおすそ分け
2025/01/06
沙羅Saraの新年会 2025  
コロナ後、初めて行う「沙羅Saraの新年会」。
コロナ前には、朝、集まって、ゆるりと宝山寺にお詣りして、それからルームに戻って…だったんだけど、ね。
今年は、講座を13時になんか入れてしまったものだから。

だけど、結果として講座お申し込みがなかったものだから。
早々と昨年末をもって募集を停止して。
「新年会前に宝山寺、行ってきまーす」と言っていたTさんに、私も乗っかることにした。
Mさんも「先に宝山寺にお詣りしてきますね」と言っていたので、
「Tさんが、宝山寺に行くって言ってるよ」と繋ぎ、初顔合わせのお二人は、
既にルームに着いた頃には、いい雰囲気で。

まあ、お二人とも、お仕事、近いもの、ね。

当然、アンジーも同行して。
ひたすら宝山寺参道の階段を登って行きました。

…お? Mさん、それは…杖代わり、なの?
Mさんの手に傘を発見した私は驚きの声を上げました。
なんと。準備いいね!

「まこさん、凄ーい」というTさんを尻目にさっさかと登っていき。
まあ、ね。毎日のアンジーの散歩があるもの。この坂をもう4年目、だよ。


もう1月も5日だから、さほど人は多くなく。
「こんなところに七福神が!」「こんなところにお大師さまが!」というTさんの声に引っ張られて、あちこちに寄り。
たった3、40分で、十分満喫しました。宝山寺。

お土産に「宝山寺味噌」を買ったお二人はとくとくと。
私も、1月末の広島行きの際のお土産に「かやふきん」をいろいろ取り揃えて買って、とくとくと。

久しぶりに見る、宝山寺参道からの下り景色は。
いいお天気であったので、割とスッキリと遠くまで見渡せて。

で、新年会開始の20分前に帰ってきました。

続き
仕事
2025/01/05
私の中のアンダードッグ  
インターネットラジオ「ゆめのたね」放送局の番組表に自分の番組名がなくなった日曜朝。
…何もわざわざ、確認することもないだろうに。
でも。私は。確認する、んだよねえ。。
自虐的? いやそうではなくて。次のフェーズに入ったんだ、と自分に確認する。
…さて。私も歩き出さないと、と。 

歩き出すための「手続き」の1つは、昨夜取り掛かって、とりあえずは形にした。
もう1個残っているの、今日はやらないと。
その作業が終わらないと、8日のリウム・穂口さんとの打ち合わせが進まない。

…でも、苦手、なんだよね。PCの設定に関することは。なんか。苦手。

でもここまでずるずると後回しにしてきて。
これ以上は逃げられないでしょ? 私。

うーん。。

続き
「気づきノート」方式カウンセリング(R)って何?のヒント
2025/01/04
竹内恭代さんとの再会  
竹内恭代さんから、「カウンセラー養成講座」の申し込みが入ったのは、…確か、一昨年、2023年の5月末。
私は申し込みに記載されていた電話に電話した、そうな。今はもう覚えていないのだけれど。
それで、実際には6月初めに恭代さんがカウンセリングルームを訪れて。再会した。

でも、厳密な意味で「再会」したのは彼女であって。
私に高校1年時に「古典」を習った、と言われるのだけれど、私には記憶がなくて。
「それはそうです。」と自信を持って(?)彼女は言った。「だって、個人的にお話ししたこともなかったですもん。」

そんな、「個人的に話をしたこともない」古典の教員を。彼女はどうして覚えていたんだろう?
授業は「現代文」に力を入れていたから、「現代文」を私に習った、というならわかるけど。…「古典」の授業?

そんな感覚だった。

それでも! 嬉しかった。
私の記憶にないところで、覚えてくれている人がいるなんて!

そんな時、ちょうど、FBで「パーソナリティー募集」が流れてきて。
これだ! と思った。
以下は、その時に書いた、「ゆめのたね」放送局のホームページの文章。

続き
宇多田ヒカル
2025/01/03
声にならない音  
宇多田ヒカルの「SCIENCE FICTION TOUR 2024」を観る。聴く。
ツアー最終日のライブの18曲を収めたもの。
いつもは、写真・録音OKしてる、らしい(!)が、この日だけ、「ごめんね!」と宇多田ヒカルの謝罪が最初に入る。

…まあ、ブルーレイにするのに、録音したりしているスマホの画面が大量に映るのも、どうかと思うから。
それに宇多田ヒカル自身がそう言って謝っているんだから。
会場にいる人たちの雰囲気は悪くなってない。

会場の凄い数の人、人、人。
こんな大勢の人を前に、「たったひとり」に向けて、歌い出すんだな、きっと。
ひとりひとりに届くように。

私はもともと「COLORS」が一番好きだったけど。

今回何回も聴いたのは「Letters」。


これも多分。母を亡くしての曲なんだろうな、と思ったら。

2002年のアルバム「DEEP RIVER」の中に入った1曲だった。。

…あ、違ってた、ね。

だけど。未来を先取りする、こともあるから。

私が14の頃、「手に入らない水平線」に、無性に気を引かれた、ように。
戻れない場所があることを知る〜長田弘の詩「あのときかもしれない 四」

続き
「気づきノート」方式カウンセリング(R)って何?のヒント
2025/01/02
カウンセリングルーム沙羅のまこはカウンセリングで何をおこなっているのか〜ラジオ収録時の対話から見えてきたこと〜  
5月29日の夕方、いわのさちこさんをゲストに迎えての収録が終わった。
さっちゃんのゲスト出演は2回目。
1回目はお仕事の話でなく、9年前から移住されている奈良県月ヶ瀬村の話。(今は奈良市月ヶ瀬となっている)
彼女の半端ない「月ヶ瀬愛」溢れる内容となった。

2回目は彼女がおこなっている「からだをゆるめる整体」の話。
からだをゆるめるのに言葉で心もゆるめてる? というところで。
ああ、なんだ!
さっちゃんが施術でやろうとしていることと、私がカウンセリングでやろうとしていることと。
同じところに至ってない?
が、収録中のトークで感じられて。

多分、それだから、だと思う。
さっちゃんが、「まこさんを逆インタビューしたい!」
って言い出したのは。

え? ゲストさんを呼ぶのも、少ないながらも他のパーソナリティさんの番組のゲスト出演するのも、慣れてきたけれど。

私の番組で、私がゲストになるの? って、え? どんな感じになるんだろう?


ちょっとイメージがなかなか作れなかったけど、

さっちゃんの、「まこさんを知りたい」熱意が伝わってきて、「じゃ、お願いします」と言ってしまった。

続き

カウンセリングルーム 沙羅Sara

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