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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
折々の言葉
2019/11/29
すでにそこにある現実〜折々のことば・鷲田清一#1642〜  
11月17日の「折々のことば」。下地ローレンス吉孝のことば。

「多様性」や「ダイバーシティ」は、これから目指すべき目標なのではなく、すでにそこにある現実なのである。
 (「これから目指すべき目標なのではなく、すでにそこにある現実」に強調の「、」付)



鷲田清一の解説。

「ハーフ」は、そう呼ばれる人たちの思いとは別に、時代の文脈に弄(もてあそ)ばれるように語られ、イメージされてきたと社会学者は言う。
そしてその中で歪(ゆが)められ、かき消されてきた当事者の声を丹念に掘り起こす。
すでに、この国でもまぎれもなく多様な背景をもつ人びとが隣りあって生きてきたのだからと。『「混血」と「日本人」』から。


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幸せをおすそ分け
2019/11/28
観自在菩薩が家にやってきた!  
今週初め、また、浅田慈照尼宅に伺って。
今回は、9時に家を出て、2時間掛からずに着いた。
…道に迷わなかったので。

私のナビはもう4年前のもので、新しい道を関知できないのだけれど。
(「感知」と入れようとして、「関知」の方がいいか、と、訂正。…でも私の感覚的には「感知」。)
こんなに長く「京奈和」が延びている、とは知らなかった!

ナビの地図上の「道なき道」を行くのは、なんだかふわふわと空中でも飛んでいる、感じ。
…しかし、AIが付いてないから、ナビは「学習」しない。
何度でも「空中浮遊」する。
「…ちょっとは、学習したら?」運転しながら私は悪態をつく。
…新たに通った道は、地図上で、書き加えていったらいいのに、ね。
そしたら、私の「相棒」になれるのに。

閑話休題。

今回も満面の笑みで迎えていただいて。
アンジーの不安げな様子をよそに、訪問が始まりました。


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心理学
2019/11/25
平木典子先生の講座ーカウンセラーのためのアサーション(2)  
言語上のアサーションの二領域として、まず「関係維持(メンテナンス)」があり、次に「課題達成・問題解決(タスク)遂行」があり。
日常生活に関わる「メンテナンス機能」として、睡眠や食事、人間関係があって、その上に「タスク機能」として、目標・課題達成がある。
…まあ、ベースとしての睡眠や食事、人間関係が良好であってこそ、課題達成に向かうこともできる、ということで。
カウンセリングも、不安などでよく眠れなかったり食欲が落ちたりしたら、それを改善するためにいろいろ動き出すなあ…と思ったりしました。

問題解決・課題解決のためのDESC法が示されました。
・D(describe)=描写する(状況・事実を客観的に描写する)
・E(express,empathize)=表現する・共感する
・S(specify)=特定の提案をする
・C(choose)選択する(相手のyesとnoへの対応を考え、結果を選ぶ)

このDESC(デスク)法とは、調べてみると、1990 年代にアメリカのバウアー夫妻とケリーによって提唱された方法であることがわかりました。


このうちの「DとSはいつでも使える」と平木先生は言われました。
自分がどれだけ自分の感情を把握し、それを言語ができるかが鍵、と。

「驚いた」と「驚かされた」は違う、と。
「驚いた」がアサーション的だと。
なぜなら、感情は自分が起こしているものだから、と。

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心理学
2019/11/24
平木典子先生の講座ーカウンセラーのためのアサーション(1)  
確か…1994年、だったと思う。
広島の、女性のためのカウンセリングを行なっている「えなカウンセリングルーム」。
女性の臨床心理士2人だったか…3人だったか…で運営されていた。

広島に行って、1年も経たないうちに息苦しさを覚えていた私は、そこでカウンセリングを受けた。
多分…その関係からか、そこが主催する「アサーション・トレーニング」に参加した。
(後日、グループワークを行う際の「ファシリテーター育成講座」も、受けたように思う。)
それが、アサーションとの最初の出会いだった。

えなカウンセリングルームのスタッフが、多分…日精研(日本精神医療研究所、だったか…)の平木典子先生の講座を受けての、講座開設だったと思う。
資料は日精研、と入っていた気がするので。

私は…親から、職場から受ける、女であるがゆえの理不尽さに、息が詰まりそうだった。

なぜ、私は、私のことなのに、自分で決めてはいけない?

33歳。リカレント教育で、大学院に行った年。

平木典子先生。私はその時「日本にアサーションを紹介した第一人者」として、その名を記憶したように思う。
今回の講師紹介の中で、日本人向けのアサーション・トレーニングプログラムを開発し、それを初めて実施されたのは1982年だった、と知った。

初めてお会いした平木典子先生は、小柄で、背筋がシャンとした方だった。

よどみなく話される、その言葉は、本の活字を追っているかのような時もあって、途中からのメモは取りにくかった。

…一連の説明は、ポイントのみを拾う、という訳にはいかず。

それは、無駄のない、ひとまとまりの言説だったから。

 

2日間の講座プログラムは次の通り。

 

▽ 自分のアサーションを考える

① 自己理解と今後の課題の検討

② カウンセラーが共通に持つアサーションの課題の検討

 

▽ クライエントのアサーションの支援

① カウンセリングの中で出会うアサーションの問題の共有

② その中でアサーションという視点からどう支援するか

 

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詩の世界
2019/11/21
Ora Orade Shitori egumo(私は、私で、ひとりで逝きます)〜宮沢賢治の詩「永訣の朝」〜  
それは今月初めに参加した、とある朗読会でのこと。
ひとりの年配の男性が、宮沢賢治の「永訣の朝」を朗読した。
私はそれを聴いていて…何かこう、何かそぐわない、という気がした。
第4連の「ああ とし子」という呼び掛けの言葉に至って、「あ、違う!」と思った。

もう3週間近くなるというのに、その時感じた違和感が私の中に残ったまま、だったので、
昨日のまやはるこ先生とのボイスアート・セッションの時に、
私は、その辺りの事情を話して、この「永訣の朝」を朗読することにした。


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折々の言葉
2019/11/19
視野のうちから自分自身の姿を消す〜折々のことば・鷲田清一#1638〜  
朝日の第一紙面。11月13日。土屋恵一郎の言葉。

面をつけることは、視野のうちから自分自身の姿を消すことである。


鷲田清一の解説。

そのことで、能の演者は大地に確(しか)と立つ自らの身体を失って、観客の視線にさらされ、その中を心もとなく漂うばかりになると、自身も能に親しむ法学者は言う。
こうして受動的で不安定な状態に置かれた演者は、「身体感覚の浮遊をしっかりと支える」べく、腰を入れ、身を前に傾ける。
生とは受難の連続。
それを「押し返していく」レッスンとして舞はあるのか。『能』から。


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仏教の学び
2019/11/18
新開地で聞く法話と音楽〜浅田慈照尼の法話「楽に生きるー悩みは楽に消せますー」  

11月17日、15時。神戸・新開地のダイヤ通り音楽ホールにて、浅田慈照さんの、この地での4回目の法話がありました。

浅田慈照さんは、高野山総本山金剛峯寺の布教師。

大学生であった19歳の時に、弘法大師空海に興味を持ち、高野山で出家得度された方です。

 

今回のお題は「悩みは楽に消せます」。

 

どうやって?

それには2つのことが必要でした。

 

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折々の言葉
2019/11/15
青空に、修復の可能性を残さないほどにまっすぐな飛行機雲〜折々のことば・鷲田清一#1604〜」  
朝、アンジーの散歩ついでに母のいるマンションに寄る。
そのときに、エントランスの郵便受けから新聞を取って、持って上がる。
エレベーターで上がる間に、第一面の紙面を読む。
第一面の左下に「折々のことば」があって。
私の好きな鷲田清一。

スマホを持っていたら、気に入った時には写メで撮る。
10月8日は、いせひでこ、の言葉だった。


青空に、修復の可能性を残さないほどにまっすぐな飛行機雲を見ると、悲しくなる。



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絵本の世界
2019/11/12
墨絵の虹に色を見る〜絵と文:WAKKUN『てがみ』〜  
11月6日。
神戸・西元町にボイスアート・セッションを受けに行ったお昼。
近くの野菜食堂・堀江座で出会ったWAKKUN。

涌嶋克己さんとおっしゃるその方は、小学校に入学して間もなく「涌嶋くん」と言えない同級生が、「わっくん」と言ったその日からWAKKUNになったのだと、名乗りの由来を教えてくださいました。
絵を描いていらっしゃるそうで。
3人展のご案内をいただいたのですが、え、墨で描かれるのですね…と言ったら、堀江座に置いてある絵本を見せてくださって。

それが、この『てがみ』。

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幸せをおすそ分け
2019/11/11
読書会、始まりました!〜『ケアの社会学』第1回読書会〜  
ある程度の人数も集まって。
いよいよ、ドキドキの読書会が始まりました。

私も当日に向けて、「第5章」を読み始めたのはいいけれど、
なかなか重厚で、うっと詰まりました。
…久しぶりに読む固い文面。やたら注釈がついて。
それは、この文章がもともと「博士論文」だから。

その昔。
私は13本の授業実践の論文を書きましたけれど。
私の書くものは、まるで「引用」「注釈」がなくて。
学術論文は、「引用」してナンボの世界だよ…と言われた、ような。
とにかく、いろんな文献に当たりました、が論文には必要で。

それから考えると、上野千鶴子の『ケアの社会学』は、非常に丁寧に「注釈」「引用出典」が連ねてあって。
だからとても誠実なお仕事をされているのが分かるのですが。

注釈部分で、彼女が根拠なしに物を言っているのではないことが明白で。
注釈部分にも「目から鱗!」が続出して。だから、一向に読み進められない、事態が生じて。

ああ、これは皆さんにとって、読みづらい文章だろうな、とも思えて。

いっそ、「第5章全部を読んでこなくていいですよ〜」というアナウンスを流そうか、とも思ったけれど、
でもまあ、「難しかったー」「読み切れんかったー」という生の声を上げてもらうことも大事な気がして。
逡巡した挙句、何もアクションせずに当日を迎えたのでした。

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アロマオイル
2019/11/08
ハーブと小豆のエコカイロ作り〜メディカアロマの「ア・ラ・カルト レッスン」〜  
昨日は、タイミングのあった時に、好みのレッスンを受講できる1dayレッスンとして、「ハーブと小豆のエコカイロ作り」があったので、それに参加してきました。
講師は、メディカアロマ卒業生の池田さん。
ご自宅で、ハーブもバラも育てていらっしゃって、いつぞやは、丹精込めて育てたバラから蒸留してオイルを取る、その作業を実演していただきました。(1年前、でしたか…。「ほっと一息」コラムでも紹介したように思います。
ご自分でアロマとハーブを扱うお仕事をされているそうな。

まず、「乾熱」と「湿熱」のお話があって。
「乾熱」は使い捨てカイロのように、熱いけど身体をしんから温めてくれない…というか、そういう温め方をしないもの。
それに対して「湿熱」は、じんわりと温かさが広がる「小豆カイロ」や「ダイズカイロ」。
湿熱式の方が、熱伝導が大きくて、筋肉を柔らかくし、血管を拡張させるんだそうな。
…ここで、まず「ほお…!」と。

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日々の暮らし
2019/11/07
恋愛の神様で漫画家 柴門ふみの『恋する母たち』  
2019年10月18日。
NHKの朝ドラの後、「朝イチ」が始まって。
その日のゲストは「恋愛の神様」で漫画家、というふれこみの柴門ふみがゲストで。

柴門ふみ?
あ、「東京ラブストーリー」の原作者だ!

随分昔、カンチとリカの、つまりは、鈴木保奈美と織田裕二出演の人気ドラマがあった。
たしか…奈良の平城高校の修学旅行中にドラマの山場の回で、ホテルでみんな観ていて、大騒ぎだった。
そう、カンチが高校の同級生の方に行ってしまう…回。

それに原作があるとは知らなかったのだけど、
随分後になって、原作の漫画を「大人買い」した。
…ちょっと、少女漫画の作風ではなかった。

その柴門ふみの新作『恋する母たち』が話題なんだそう。

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ボイスアート
2019/11/05
アメイジング・グレイス〜ボイスアート仲間と始める、初めての試み〜  
いったい、どういうことからそんな話になったのか。
まるで記憶にないのですけれど。
ボイスアート創始者・まやはるこさんから「それぞれのアメイジング・グレイスを歌いましょう」とお題を出されて。
元の歌詞に関係なく、この曲のメロディーに乗せて、「ボイスアートに出会う前と後」。

ふう〜ん。面白そうね。

そう思って、「ハイ!やります!」と言ったものの、一向に歌詞が降りてこない。
…う〜ん、「降りる」っていうのは、なんというか…自分の中から言葉が湧き出るように、あ、と思う瞬間、の感じ。

そうね。
昔、若かった20代の頃、詩を書いていた時の…感覚。

まあ…詩と歌詞はだいぶ違うんだけれど、ね。

 

歌詞は、なんというか…「あの」「あのとき」など、指示語で聞き手にイメージさせる言葉を多用する。

多分…それぞれの「記憶」に頼る、という感じ。

それぞれがそれぞれの「記憶」を想起させるので、共感を呼びやすい。

 

詩は、詩の言葉は、そうではなくて、詩人に感じ取れる、今生きるこの世界を明確に切り取って、差し出そうとする。

だから、聞き手(読み手)に委ねる指示語は多用しない。

だから、読み手に「あ、イヤだ」と拒否されることも多い。

 

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アロマオイル
2019/11/01
ハチミツとアロマテラピーの素敵な関係〜メディカアロマの「特別講座」〜  
昨日の朝10時から、外部講師を召喚しての「特別講座」がメディカアロマであって。
講座のタイトルは「ハチミツとアロマテラピーの素敵な関係〜ハチミツを生活に取り入れ、健康と美容に活かしましょう〜」。
どんなお話が展開されるのか、ワクワクドキドキして講師の先生を待ちました。
名古屋の方で、もう20年以上、ナード・ジャパンができる前からアロマに関わってこられた方だとか。
高岡ひとみ先生とおっしゃいます。

配られたレジュメの1枚目に、ミツバチの拡大図があって。
それ自体、びっくりで。

…だって、ハチミツのお話に、一旦ミツバチの体内の「蜜胃(みつい)」で溜めて、ハチミツを運ぶ、のだとか、
ハチは口移しで蜜の受け渡しをする、のだとか、
そんなこと、ハチミツにどう関係するのか、と思いますよね?

ですが、蜜胃には、インベルターゼという酵素があって、それと混ざるのだ、とか
女王蜂の餌となるローヤルゼリーは、若い働き蜂が大あごと下咽喉腺から分泌して作ったタンパク質なのだ、とか
そういったことは、ハチの体内構造を知らないと、ということからでした。
メッチャ専門的! で驚きました。

まずは、ハチミツの糖分の話から。

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カウンセリングルーム 沙羅Sara

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。

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