大阪・奈良 生駒駅徒歩6分の心理カウンセリングルーム
オンラインでも受けられます
教員歴31年の独自メソッドで、超短期で不登校、夫婦関係、親子関係、職場の人間関係などの悩みを解決
全く効果がなければ返金保証いたします
生駒市元町2-4-20
  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
仏教の学び
2020/01/31
「空」とは「空ずる」こと〜浅田慈照尼と読む『ティク・ナット・ハンの般若心経』(2)〜  
仏教の基礎知識がない私は、言葉のひとつひとつに、立ち止まる。
そんな私に、慈照尼は、とても丁寧な説明をしてくださる。
私の取り柄は「知ったかぶりをしない」ことなので、ありがたく、基本のキから始めていただく。

「空」とは、名詞ではなく動詞。「空ずる」こと。
「空ずること」がわかる方法が「坐禅」。その最中に「体感する」こと。

「入定(にゅうじょう)」とは「坐禅に入る」こと。
六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)のうちの五根(眼・耳・鼻・舌・身)が、内向くので、情報が入らない。
「意」を動かしてはいけない。
観察してはいけない。
ポーンと坐る。
最終的に「内向きの自分」を意識しない。これが「空」。

そこに坐っていることも、そこに居ることも、ない。
自分の存在がない。
これが「空をつかむ」「空性(くうしょう)をつかむ」こと。

続き
旅日記
2020/01/28
橋本への道  
1月27日の朝。
4時半に起きて、コラムを書く。
…書き上げたのが、6時過ぎ。
それからおもむろに「お出掛け」準備にかかり。
気づいたら、6時45分。アンジーがごそごそと起き出す。

「あ、アンジー、おはよう。」
私は、アンジーの顔を見て、目を見て、声を掛ける。
アンジーは、ちらりと私を見る。
「うおん」と返す時もあるけど、このごろはチラ見、だけ。
こやつ、省エネを図ってるな、と思う。

朝のアンジーとの散歩に出かけ。
雨が降っている中、傘をさして歩く。
アンジーは嫌がる。…いつから、雨降りを嫌がるようになっただろう? 
子犬の時には、そんなことなかったのに、と思う。

その帰りに、車と、ルームに置いてあるアンジーの(アンジーが入る)キャリーバッグを取りに行き。

帰って、朝ごはん。
それから、私のキャリーバッグに荷物を詰め込み。
部屋を出る。時計を見ると8時45分。

続き
フォーカシング
2020/01/27
フォーカシングはセラピストがすることではない〜池見陽さんの講義〜  
昨日のKSCC統合的心理療法セミナーでの池見陽さんの講義。
のっけから、刺激的な表題で。

「フォーカシング」と名付けられた体験の過程(意識のあり方)は、カウンセリングで成功するクライエントの特徴が記述されたもの、であるから、
フォーカシングはクライエントのすること。
そのような特徴を示していないクライエントにそれを教えることはできる。
それは、「フォーカシング教示法」「フォーカシング・インストラクション」などと呼ばれる「フォーカシング指導法」で、それはセラピストがすること。

こんな風に、「クライエントがすること」と「セラピストがすること」を、池見さんが対比させるのは、
…多分、「カウンセラーに向けての言葉」を紡いだロジャーズと、「クライエントの体験」を追いかけたジェンドリンの在りようが「相補的」、と評したことの延長線上にある。

Eugene Gendlin Ph.D(1926ー2017)。
○哲学者ハイデガーのWhat is a Thingの英訳に携わり、ハイデガーと文通していたことで知られる。
 独自の現象学を発展させた。
○カール・ロジャーズにカウンセリングを学び、ロジャーズの後年の考えに大きな影響を与え、「パーソン・センタード・アプローチ」の共同創立者と評される。

これは、池見さんの、スライド資料から。

「本日、取り上げるのはクライエントに起こっているフォーカシングという体験(意識)の過程がどのようなものであるかを4つの次元で示す」とのこと。
フォーカシングの4つの次元、とは「体験過程」「追体験」「スペース」「からだ」。

続き
折々の言葉
2020/01/26
「信じる」ということ〜折々のことば・鷲田清一#1674〜  
2019年12月20日の「折々のことば」。

「信じる」ということは、仮定形の上には成り立たないのではないか。 湯川豊


鷲田清一の解説。

大岡昇平の小説『野火』は、戦地で小隊からも病院からも見放され、山中を放浪する一等兵を描く。
疲労と飢餓で意識が朦朧(もうろう)となる中、ふと「神」らしき何かに見られていると感じた兵士の独白、「もし彼が真に、私一人のために」にふれ、文芸評論家はこう記す。
信仰は聴き届けられる保証のないまま差し出されるもの。
人を愛することもきっと同じ。
評論『大岡昇平の時代』から。

続き
長田弘の詩
2020/01/25
人生の材料〜長田弘の詩「最初の質問」第6,7連〜  
今日は、1月最後の土曜日。
…でも、いつも週末は忙しい。どうしても仕事が重なったり。
今日も忙しい。
でも! 早朝は…私の時間。

長田弘の詩「最初の質問」。残り2連。


  いちばんしたいことは何ですか。

  人生の材料は何だと思いますか。

  あなたにとって、あるいはあなたの知らない人々にとって、

  幸福って何だと思いますか。

  

  時代は言葉をないがしろにしている。

  あなたは言葉を信じていますか。

続き
折々の言葉
2020/01/24
がらんどうの頭蓋骨(ずがいこつ)〜折々のことば・鷲田清一#1682〜  
2019年12月28日の小池昌代の言葉。

背後を思うとき、自分ががらんどうの頭蓋骨(ずがいこつ)になったような気がする。


鷲田清一の解説。

後ろ姿というのはよりによって当人だけが見られないもの。
それは無防備に他人の視線に晒(さら)されている。
だからそれにふれる時、「見てはならないものを見たようで後ろめたい感じを覚える」と詩人は言う。
見えない背面、それは絶対に体験できない自己の死に似ている。
<私>の存在はその意味ですでに「彼岸」へと明け渡されている。
随想集『暗雲の下で卵をあたためる』から。

続き
ゲシュタルト療法
2020/01/20
展開を切り開く、一語〜 岡田法悦&守谷京子 コラボ<夢のワーク>in岡山(2)〜  
休憩を挟んで、次は岡田さんのファシリで。
ワークを受ける私だけが、岡田さんの部屋に移動するのか、と思っていたら、グループごと全員移動で。
…それは、そうか、と思い直す。
そういう風でないと、二人のファシリによる展開の違いを、グループメンバーも確認できないもの、ね。

なにか…先に守谷さんのワークを受けたときの残像が残っていて。
守谷さんにした説明と同じものを岡田さんにもする。
父が亡くなって、その死に目に会えなくて、亡くなって3ヶ月ぐらいして身体の不調が始まって。
仕事にも行けなくなって、でも、カウンセリングを受けて、3ヶ月ほどで、とりあえず落ち着いて。
その3ヶ月後にゲシュタルトのプレトレを受け出して、それから、2,3ヶ月経った頃に見た夢。
父が亡くなって、1年ぐらい経っていた。


続き
ゲシュタルト療法
2020/01/19
「突拍子のないこと」の持つ意味〜 岡田法悦&守谷京子 コラボ<夢のワーク>in岡山(1)〜  
昨年秋に、岡田さんのSVワークを受けたときに、「こんなことをするよ」と岡田さんご自身から案内があって。
見ると、岡田さんが守谷さんとコラボワークをするという。
え?! とびっくりして。
…なんだか、お二人の取り合わせ、というのが、あまり想像できなくて。

これまでコラボと言ったら、ゲシュタルトとフォーカシングのコラボ、とか。
何か…異なる心理療法の組み合わせのようなイメージしかなかったので。

守谷京子さん。
これまで、何度もお姿を拝見してはいたけれど、ワークを受ける機会に恵まれなくて。
守谷さんのワークってどんなのだろう? という興味は以前から持っていました。

あ、チャンス!と思って申し込みました。
ただ、土日の2日間共の参加は、先に東京でのファシリテーター集会に参加したこともあって、難しくて。
週末にしか、沙羅のカウンセリングに来られない方がいらっしゃるので、18日の土曜だけの参加、となりました。

コラボワークって? と思っていたら、
ひとつの「夢のワーク」を、岡田さんと守谷さんに、それぞれ受けて。
同じ夢でも、どんな風な展開になるか、を見る。
それから、別の試みとして、二人同時ファシリでのワークも有り、ということで。

私は、とてもとても幸運なことに、ジャンケンで勝って、お二人別々の「夢ワーク」を受けることになりました。

続き
ゲシュタルト療法
2020/01/18
根を持つことと翼を持つこと〜津田真人さんの講義「ポリヴェーガル理論とゲシュタルト療法ーからだ・こころ・社会ー」(2)〜<改訂版>  
午後の部は「ポリヴェーガル理論とゲシュタルト療法を比較する」。
まず、きちんと「何を対比するのか?」という問いが立ててあって。

ポリヴェーガル理論は、まず理論があって、その臨床応用として臨床的な実践がある。
一方のゲシュタルト療法は、まず「今・ここ」での体験があって、それに基づく理論化がある。
この、真逆のベクトルを持つ両者を比較対照する視座として、実践のレベルに先立つスキーマ(=無意識の暗黙の前提)レベルでの比較、を、津田さんは提示する。

後半の講義は、
1 ポリヴェーガル理論と共通するゲシュタルト療法のスキーマ(理論的前提)
2 ポリヴェーガル理論とゲシュタルト療法の相違点
3 ゲシュタルト療法のトラウマ・セラピーとしての可能性
という流れで展開されました。

続き
ゲシュタルト療法
2020/01/16
副交感神経は2つ〜津田真人さんの講義「ポリヴェーガル理論とゲシュタルト療法ーからだ・こころ・社会ー」(1)〜<改訂版>  
第2回全国ファシリテーター集会の3日目に、津田真人さんの講義があって。
先着35名というので、ちょっと早めに会場に着くように行きました。

…本当のことを言うと、こちらを受講するか、別なものにするか、迷ってたんだけど。
私は「ポリヴェーガル理論」なるものが、今、ホットなものだと知らなくて。
なんか…しち難しそうだ…と、もう少し「柔らかそうな」ものにしようか…と考えていたんです。
ですが、昨年12月の「ももちゃんフェルデン」で一緒だった人と、初日に再会し、
「ぜ〜たい、オススメよ〜」なんてアナウンスしてくれたものだから、俄然興味が湧いて。
…やっぱり、そのことに夢中な人から紹介されるのって、インパクトあります。
そして、本当に、とても面白くて、受講して大正解、でした。(リリーさん、ありがとう。)

津田真人さん。2019年6月に出版された『「ポリヴェーガル理論」を読む -からだ・こころ・社会-』の筆者。

さて。午前の部と午後の部で、それぞれ大部な資料が用意されていて。
午前の部(前半)は、「ポリヴェーガル理論とは何か?」。
午後の部(後半)は、「ポリヴェーガル理論とゲシュタルト療法を比較する」。

まずは、「ポリヴェーガル理論」提唱者、スティーヴン・ポージェス(1945ー )の紹介を資料から。
・もともと心臓の精神生理学(心拍変動と自律神経)の研究者。
・1994年、心臓を支配する副交感神経(迷走神経)に2種類あることを提起。「ポリヴェーガル理論」として、臨床の世界に大きなインパクトを与え、行動神経科学を標榜する。
・2011年 "Pilyvagal Theory"を出版。(邦訳はされていないようです)
・2017年 "The Pocket Guide to the  Pilyvagal Theory"を出版。邦訳『ポリヴェーガル理論入門』

続き
ゲシュタルト療法
2020/01/13
「成熟」を求めるサポート〜第2回全国ファシリテーター集会でのロバート・W・レズニック博士の1日セッション(2)〜  
午後からは個人ワークがあって。
そのワーク後の、質問に答えられた、レズニック博士の言葉を拾っていきます。



今のワークで、私の中で、いくつか「図」になって現れてきたものがあります。
クライエントは「難しさ」を問題にしていた。
…状況がどのようなものであれ、「どのように」対処するか、が大事です。

「状況がどんなに酷いか」にいたら、何もできない。
具体的な「図」が欲しかったわけではない。
自分の側に目を向けて欲しかった。
自分の外側というのは、愚痴を言うとかしかない。

私の場合、1セッションは、50分〜60分。

状況に合わせたことをやるのはBEST。
しかし、誰になっても、習慣になって同じようにするのは良くない。

オープンな形でのサポートを、あなた自身の足で立ってくださいね、というようなサポートを。
一歩先に進みなさいというサポートではなくて、成熟してくださいというサポートを。

私が興味を持つのは、箱から出ることがどんなに難しいか、ということ。
どういう難しさを感じているかを味わっているのは、私ではなくクライエント。

いつもクライエントには驚かされる。
「箱から出たら、あなたは私を見捨てるでしょう?」と言うクライエントもいるし、「箱から出たら、私はあなたを殺すかもしれない」と言うクライエントもいる。
それは、私でなく、クライエントしかわからない。

続き
ゲシュタルト療法
2020/01/12
対話を拓く〜第2回全国ファシリテーター集会でのロバート・W・レズニック博士の1日セッション(1)〜  
第2回全国ファシリテーター集会が1月11日から始まりました。
今回のプログラムの目玉は、パールズの直弟子だった、というロバート・レズニック博士の1日セッション。
チラシから、そのプロフィールを転載します。

カリフォルニア州サンタモニカ在住。
臨床心理学者。
約50年のキャリアを持つゲシュタルトセラピスト、ゲシュタルトセラピートレーナー。
ニューヨークでタクシーの運転手をしながら、コロンビア大学夜間修士課程に通う。
1965年、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)神経精神医学研究所に入り、ゲシュタルトセラピーの指導教官をしていたフリッツ・パールズ、ジム・シムキンと出会う。
その後5年間、ビバリーヒルズにあったジムのオフィスでジムと共に働き、フリッツとはエサレンで共に働くほか、随行して全米を回り、さまざまなワークショップを一緒に行った。
1969年、フリッツの推薦により、ヨーロッパに初めてゲシュタルトセラピーを紹介。
以来、約50年にわたり、毎年数回ヨーロッパを訪れ、さまざまな国の、異なる文化やセラピーの様式を持つ心理療法家たちに教え、かつ学び、トレーニングをし続けている。

私は、初日に1日セッションを受けました。

続き
旅日記
2020/01/11
鎌倉ひとり旅  
ゲシュタルトの「全国ファシリテーター集会」が、1月11日から3日間、東京であって。
昨年に引き続き、第2回、なんだけど。
昨年は、引っ越し前で動けなかった。
今年は…と、意気込んで申し込み。

東京に行くなら、少しゆっくりと、東京の友人と過ごす時間を持ちたいと思い。
それで、移動日を1月9日に。

アンジーをホストファミリーに預け。
朝からバタバタする私に、不安げな視線を向けていた彼は、朝ごはんを食べず。
…そうね。一緒に「お出掛け」しても、「預けに行く」お出掛けであることもあるから、ね。
本当に「一緒にお出掛け」が確認できないと、安心できないことを学んでいる。
ママがキャリー・バッグを持って出ると、「怪しい」と。
…おまえ、賢いものね。

不安を感じると「食べられない」のは、人間といっしょ。

住之江公園駅の改札口までホストファミリーさん、ご夫婦でお迎えに来てくださっていて。
階段を上っての1番出口での待ち合わせのハズなのに、と、その心遣いに感謝する。
私の荷物の多さを気遣ってくださってのこと、だと思う。

アンジーは、預けられるのを察知して、クーン、と鳴く。
私にしがみつこうとする。…ママ、抱っこと、要求する。
「大丈夫だよ、アンジー」と抱っこしてささやく。
…大丈夫だから。ママまた迎えに来る。その間、お友だちと遊べるよ。

そうして預けて、新幹線に乗り込んで、東京へ。

約1ヶ月ぶりに友人に会う。
ああ、来れた、と改めて思う。
約1年、「まるで動けなかった」後遺症がまだ残っている。

翌日、休みの取れなかった友人は仕事に行き、私は鎌倉へのひとり旅に出かけた。

続き
俳句の世界
2020/01/09
初東雲(はつしののめ)〜倉橋みどりさんの「はじめての俳句講座」桃月句会〜  
1月7日、午後7時。
久しぶりに、倉橋みどりさん主宰の句会に参加しました。
配布された資料には「桃月句会」とありました。
(…へぇ〜と思ったのですが、詳しい説明を聞くの忘れました。)

その資料には、「俳句とは?」とあって、

季節のめぐりに感謝する詩。季語を入れ、季語に思いをたくす。

とあり、なんだかとても新鮮に感じました。
…そうか…「季節の巡りに感謝」なのか…と。

続き
折々の言葉
2020/01/07
「なんとなく」を軽視しない〜折々のことば・鷲田清一#1671〜  
2019年12月17日の「折々のことば」。
青木真兵の言葉。

「なんとなく」を軽視しているから、実は誰もが感じている「もやっ」を切り捨てて、「きちっ」としたものしか信じなくなる。


鷲田清一の解説。

人はクリアな判断のみに拠(よ)って生きてはいない。
「なんだか気持ちが悪い」とか「いつもはできるのに今日はできない」とかいった「なんとなく」を甘く見ていると、判断や感覚に狂いが生じると、奈良の山村で私設図書館を開く歴史研究者は言う。
もろもろの制度不全もここに一因がありそう。
青木海青子(みあこ)との共著『彼岸の図書館』から。

続き
言葉
2020/01/06
「自分で自分を育てる」視点〜「読書への誘い」№137 Noteー考えるヒントー〜  
年末に10代の人に会うことがあって。
母の忘年会に付いてくる彼に、退屈しないで済む何か、を渡そうとして、
そうそう、「読書への誘い」の印刷残りのプリントあったっけ…と思いだし。
約束の時間前に急いでルームに寄って、何枚かの「読書への誘い」を取り出したのでした。

その時に第137号を見つけて。
その号は『もしもウサギにコーチがいたらー「視点」を変える53の方法ー』(伊藤守著・大和書房・2002年刊)というコーチングの本を紹介していました。

紹介リード文には


コーチングというものがあるのをご存じですか?
ある目的を達するために、精神的(メンタル)な面を含めてサポートする、言ってみれば「指導者学」です。
「教える」のではなく、本人の「やる気」を育てるコーチングの考え方を、ちょっと探ってみませんか?


ということを書いていました。
そして、<コーチングとは何か>の項から、本文紹介を始めていました。



<コーチングとは何か?>

イソップ物語のウサギとカメの話はとても有名です。

子どもの頃、祖母から歌つきで話してもらいました。

「♪もしもしカメよ、カメさんよ〜。世界のうちでおまえほど、歩みののろいものはない。どうしてそんなにのろいのだ。なあんとおっしゃるウサギさん……♪」

そして最後に祖母は「油断大敵」で締めくくるのでした。

 

たまたま私は卯(う)年で、祖母がウサギが愚かだと言うたびに、自分が言われているようで不愉快でした。

確かにウサギは慢心していた、しかし、私は心情的にウサギの側にいました。

だから、もし自分が今、ウサギのコーチだったら、ウサギにはレースに完勝させたい。

それ以前に、カメをからかったりするような、真似はさせなかった。

それから、レースのあと、イソップなんかにゴシップを書かれない方法などについても話し合っておきたいなどと思ったりしたわけです。…

 

しかし、実際にウサギをコーチするとなったら何をどのようにするのか具体的な策が必要です。

単にウサギとカメのレース結果を知っているという立場から意見するだけで、ウサギが動くとも思えません。

…この状況でウサギが考えを変え、自発的に行動を変えるようになるために、「あなたがコーチならウサギとどう接するか」について考えてみてください。

 

続き
年中行事
2020/01/04
災い転じて福と成す〜沙羅Saraの新年会2020〜  
「来年も新年会、やるんですよね?」という、昨年12月のゆうこさんの言葉に押されて。
「例年」にするつもりはなかったのだけど、今年も1月3日に「宝山寺参り」を行いました。
10時に生駒駅に集合して、参道の坂道を登る。
まあ、30分ぐらいの行程だけど、結構、…そう日頃の運動不足がたたって、キツい。

お参りはまあまあの人出で。
大きな鳥居をくぐる前に、アンジーは抱っこ。
続き

カウンセリングルーム 沙羅Sara

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。

明けない夜はありません。

電話番号:090-7594-0428

所在地 : 生駒市元町2-4-20 

営業時間:10:00〜19:00

定休日 :不定休

ルーム案内・アクセスはこちら