折々の言葉
親密さより大切なもの〜折々のことば・鷲田清一#2071〜
2021/02/12
2021年2月2日の「折々のことば」。最果(さいはて)タヒの言葉。
続き
譲れない部分で対立したのなら、険悪になってもいいのではないか。
当たり前の、健全な出来事に思えてなりません。
鷲田清一の解説。
人は親密さをさも美しいことのように語るが、人間関係を最優先するその語りに抗(あらが)いたいと詩人は言う。
自分がほとんどの人にとってどうでもよい存在だと思い、そう思うようにして生きてきたのに、先に親密さを言われると、対立の先にあってほしい優しさまで歪(ゆが)むと。
連載コラム「最果からお届けします。」(「ちくま」2月号)から。
あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。