7月7日、15時。神戸・新開地のダイヤ通り音楽ホールにて、浅田慈照さんの、この地での3回目の法話がありました。
浅田慈照さんは、高野山総本山金剛峯寺の布教師。
大学生であった19歳の時に、弘法大師空海に興味を持ち、高野山で出家得度、と「プロフィール」にありました。
18歳まで「頑張る」人生だった、と。努力して、努力して…が好きだった、と話し始められました。
けれど、弘法大師の道は「ラクしてラクする道」だと言われた、とのこと。
科学は「死んだら終わり」だけれど、仏教は死んだらあの世があると信じている。
死んだ先の世界があると信じるのも勝手。それぞれ個々人に任されている。
逝って帰ってきた人はいないのだから、どう思うのも勝手。
あの世があるとイメージしている方が、私としてはラク。
ああ、そうか…。何が正しいか、ではなく、どんな風に考えることが自分にとって生きやすいか、という指標に基づいた「楽に生きる」。
以下、慈照さんの言葉を拾っていきます。