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  1. コラム
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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
折々の言葉
2024/03/24
漏れてしまうもの〜折々の言葉・鷲田清一#3034〜  
折々のことば。2024年3月22日の伊藤亜紗の言葉。

漏れてしまうものがあるということが、社会性を生み出すと思うんです。

鷲田清一の解説。

木漏れ日が地面近くの植物の光合成を促すように、自然界は「あげる」というより「漏れる」ものだらけ。
人間の社会も、互いの状況をある程度漏れ出させておかないと、非常時に助けあうことができないと、美学者は言う。
線を引き、壁を作ってばかりでは「恵みも、出会いも、気配も生まれない」と。
未来の人類研究センター編『テクノロジーに利他はあるのか?』から。

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フォーカシング
2024/03/18
Lazy AZARASHIとの対話〜池見陽先生の「フォーカシングと体験過程モデル」・2024/3/16・甲子園カウンセリング研究所〜  
2024年3月16日(土)。
甲子園カウンセリング研究所でのフォーカシングのコースも最終回を迎え。
13時30分。池見先生の「フォーカシングと体験過程モデル」の講義が始まった。

久しぶりにお会いした先生は。
なんだか少しお疲れ気味のようで。
それが何となくお身体全体から滲み出ているようで。
ちょっと心配になった。

昨今は、いろんな人が、え?と思うようなお歳で容体急変し。
突然亡くなられることも多くて。

なんで、そんなにお忙しいのですか? と思ったら。
原稿の締切が迫っている、だとか、本の校正もあったり、だとか。
…なんだか、生き急いでいるようにも思えて。
本当に。休んでくださいね、と思った。

だって。
先生の見せてくださるものは、霧が掛かってもやっとしていたのが、いきなり地平を見渡せる、ようで。
まだ、これから、それがどれほど遠くまで見渡せるものであるのか、知りたいんです、私。

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折々の言葉
2024/03/11
惚れる力〜折々のことば・鷲田清一#3022〜  
折々のことば。2024年3月9日の白石正明の言葉。

編集者には惚(ほ)れる力、「これはすごい」と思う力が必要なんだろうと思います。  白石正明

鷲田清一の解説。

惚れるとは、よくわからないままに惹(ひ)かれ、圧倒されること。
一方、批判から入る人、冷笑的な人の傍(そば)にいると「自分を崩せない」その構えに感染し、「恥はかかないけれど感動もない」仕事しかできなくなると、シリーズ《ケアをひらく》を刊行してきた編集者は言う。
ときめく言葉を既知の文脈に収容することで「謎」を消してしまわないように。
『精神看護』3月号から。

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日々の暮らし
2024/03/10
古梅園の固形墨  
お習字の先生に教えていただいた、書の専門店「書遊」。
そのお店から「春の大決算祭」と称して、チラシの束(うーん。。これはもう冊子だと思う。。)が届いた。
見てみると。「チラシ到着日ー3/30までのセール案内。

最初に出てきたのが、「古梅園」という墨の老舗の特売。
私の目を引いたのが、「利久」という固形墨。

なんでも。
「独自技法によって開発された油煙に上質な膠を合わせた墨で、本藍を配合し、鮮やかで美しい青味を表現しました。
水墨画・墨彩画・俳画・絵手紙はもちろん、書にも適した青墨です。」
との解説。

ほお。青墨?

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折々の言葉
2024/03/08
「生きる」と「逝く」〜折々のことば・鷲田清一#3020〜  

折々のことば。2024年3月7日の、ある終末期の患者の言葉。


「イキタクナイデス、イキタイデス」    ある終末期の患者(鳥取県)



鷲田清一の解説。


「生きる」と「逝く」。
どちらに入るか、現場では聞き誤ることはない。
ホスピス医の徳永進が聞いたのは、これ以上みなに迷惑かけたくないという訴え。
「分かりました」とも「がんばりましょう」とも言えず、「はい、なるべく、でも、ええ」と返すばかり。
患者さんには「だからー」「つまり」と接続詞ばかり連ねる人も。
臨床で悩むこと50年。
『いのちのそばで』から。

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折々の言葉
2024/03/03
誰もみていないものを見えるようにする〜折々のことば・鷲田清一 #39〜  

折々のことば。2015年5月10日の長田弘の言葉。


見えてはいるが、誰もみていないものを見えるようにするのが、詩だ。   長田弘



鷲田清一の解説。

視界には盲点があるだけでなく、見えているのに見ようとしないものがある。
歴史のある時点ではだれにも見えないものもおそらくはあろう。
だから、見ることにはそれなりの努力が要る。工夫が要る。
他の人にはどう映っているかをこまやかに参照する必要もある。
修業時代にふれたこのことば、わたしにとっては哲学の定義でもある。
「読むことは旅をすること」から。


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折々の言葉
2024/03/02
「治っから」でひらかれる地平〜折々のことば・鷲田清一 #2987〜  

折々のことば。2024年2月2日のウィリアム・シェイクスピアの言葉。


I would cure you.     ウィリアム・シェイクスピア


鷲田清一の解説。


近世イングランドの劇作家の『お気に召すまま』に出てくる台詞(せりふ)。
強い願いを表す“would”で言われているので、「私が必ず治します」と訳すべきところ、シェイクスピア劇を東北弁で上演していた英文学者の下館和巳は「治(なお)っから」と訳す。
病む人への思いやりが滲(にじ)む。
子どものことも「育てます」より「育ちます」と言うべきなのだな。
下館の『東北のジュリエット』から。

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日々の暮らし
2024/03/01
善意の罪  

今日、午後からの時間が空いたので。

あ、これはチャンス!とばかりに教え子の整体院に駆け込んで。


どういった話の流れからか、善意の、だけど、どうしようもなく「噛み合わない」人の話になって。


たとえば。何か身体機能に障害を持っている人がいたとして。

周囲は「気にすることない」というような声かけをしたとしても。

本人は自分の障害を「欠損」と感じて、ひたすらそれを何とかしようとする、だろう。

それは言うならば、マイナスを0にする、といった、切ない願いの元に。

そんなことは考えなくていいんだ、と周囲がいくら言っても、耳に届かないだろう。。


そんな中、障害を持っているだけで「◯◯ちゃんは、頑張っているんだ」とみんなの前で言う担任の先生がいて。


いやあ、もう。

台無し、だよね。

無理して、背伸びして、何とか追いつこう、として、そして、そのこと自体を気づかれまい、としているのに。

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日々の暮らし
2024/03/01
GIFTとしてのラジオ体操  
昨年の夏ぐらいから、家の近所の「健民グラウンド」で行われる「ラジオ体操」に参加している。
朝の6時半から、ラジオ体操第1と引き続いてラジオ体操第2と。

身体を動かさなくなって久しいから、きちんと「ラジオ体操」は、ストレッチにとてもいい。
…1年ちょっと、母にお付き合いして「カーブス」に通ってたんだけど、ね。
母がデイサービスに行くから、カーブスには行かないというので。
まあ、私ももういいか、とやめてしまった。

やめてしまうと。なんだか、身体がなまる感じがして。
朝のアンジーの散歩でグラウンドに行くと、割とたくさんの人が歩いたり走ったり、して。
定刻になると。ラジオ体操が始まって。

まあ、参加してみることにした。
でも、昨年11月ぐらいから。日の出も遅くなって6時半は暗いから。
自主的にお休みしてた。

で、2月の26日の月曜日から、また再開して。

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カウンセリングルーム 沙羅Sara

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