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生駒市元町2-4-20
  1. コラム
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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
心理療法
2019/10/30
「ラディカル・アクセプタンス」(価値判断をせずに)〜「2019年度 第3回 KSCC統合的心理療法セミナー」対談・質疑〜  
今回もご参加されていた、S先生が加わり、「心理療法はクライエントを変化させてナンボ、というところがある。カール・ロジャースの『無条件の肯定的関与』ではないが、『ラディカル・アクセプタンス』、つまり、価値判断をせずに、という関わりが大事なのではないか」と。
 
応じた東先生も「技法より、セラピストの在り方が大事」と。

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心理療法
2019/10/29
セラピストは温泉を作り、一緒に入っている〜「2019年度 第3回 KSCC統合的心理療法セミナー」福島哲夫先生〜  
昼休憩のあとは、大妻女子大学の教授であり、成城カウンセリングオフィスを主宰されている福島哲夫先生のご講義。
冒頭、上野千鶴子より先の世代のウーマンリブ運動の先駆者、田中美津の言葉を紹介されました。

「『かけがえのない、たいしたことのない私』が大切」。

福島先生は、それをもじって「『たいしたことのない、かけがえのない私』が大切なのではないか?」と。

カウンセリングは、「たいしたことのない私」に気づいてしまい、がっかりして訪れたクライエントと共に「私探し」の旅に出て、「たいしたことのない私」、けれど「かけがえのない私」に辿り着く旅、なのかなあ、と思いました。
(ゲシュタルトでは「けれど」という逆接ではなく、「そして」という順接をつかうところ、だなあ…ということに気づいている私がいます。)

福島先生は初対面? と一瞬思ったのですが、「福島の統合的心理療法(温泉モデル18年版)」を見て、あ!と思い出しました。…見たことある!

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心理療法
2019/10/28
治療的二重拘束(セラピューティック・ダブルバインド)〜「2019年度 第3回 KSCC統合的心理療法セミナー」東豊先生〜  
昨日は「KSCC統合的心理療法セミナー」を受けに、淀屋橋にある関西カウンセリングセンターまで足を運びました。
お目当ては、龍谷大学教授 東豊先生。
毎年のように通って、もう3回目。
今回のタイトルは「『変化』・『不変化』の視点で捉える動的平衡システムと治療的・二重拘束(ダブルバインド)」。
「動的平衡システム」とは、家族療法の「システムズ・アプローチ」のことだろうな…と予測はついたものの、「治療的二重拘束」って? というところでした。

「『変わることへの克服』に焦点を当てたい」というお話が、東先生からあって。
いつものとおり、レジュメなしで白板におもむろに図をお書きになって。

クライエントに「変化」に向かいたい気持ちと「不変化」のままでいたい気持ちの葛藤がある。さて、と話が始まります。


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アロマオイル
2019/10/26
風邪の引き始めはリンデンで〜メディカアロマの「薬草(メディカル・ハーブ)講座」(2)〜  
月1回のメディカアロマのフォローアップ・セミナー。
2019年度は「薬草(メディカル・ハーブ)講座」。
とうとう最終回となりました。

前回のレッスンでは、植物が人間の健康に有効な成分を作り出すのは、そもそも人間のためではなく、自分自身の身を守るため、という非常に興味深いお話が展開されました。
そしてそれらの成分は精油と同じく、分子構造や化学的性質によって分類されている、というのです。
最後のレッスンは、その成分と作用についてのまとめです。


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仏教の学び
2019/10/24
発信し続けないと情報が修正できない〜浅田慈照尼との対話(2)〜  
「愚痴(ぐち)」とは、同じことを2回考えること。
2回、というのは、本当に2度という意味ではなくて、複数回の意。
それは「増幅」を意味し、脳の中で強化されること。
何が? …おそらく、心を悩ますできごとが。

真言密教では、瞑想の時に「蓋付きの入れもの」を横に置くイメージを持つそうな。
次々と現れる雑念を、その「蓋付きの入れもの」の中に、放り込んでいくのだという。
そして、「蓋付き」だから、放り込んだ雑念は、「入れもの」から飛び出すことは、ない。

「蓋付きの入れもの」は、禅では「ゴミ箱」。
アメリカのモンロー研究所では「宝箱」と称するそう。

…そうか、と思いました。
頭に張り付いて離れない、考えても考えてもどうしようもないことを、そんな風に「ひっぺ返し」て、横に置く方法を説いているんだ、と思えました。


さて。「発信し続けないと情報が修正できない」について。

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仏教の学び
2019/10/22
雑草抜きをしない〜浅田慈照尼との対話(1)〜  
昨日午後から高野山総本山金剛峯寺の布教師、浅田慈照尼のお家におじゃましています。
慈照さんのお宅は、和歌山県橋本市。
朝10時に家を出て、ナビをかけたら60キロ、と出ました。
着いたら、ちょうど12時。
…11時半に着く予定、でしたけれど。

アンジーと共に車から降り立った私を、満面の笑みで出迎えていただきました。

お昼を用意いただく間も、二人してずっと喋りっぱなしで。
この前、十津川村の谷瀬の吊り橋に行った時、帰りに寄らせていただいた時もそんな風で。
「今度ゆっくり、アンジーを連れてお泊りどうぞ」と言っていただいて、厚かましく押しかけたのでした。

何の話からだったか…「放逸(ほういつ)」の話になって。

「放逸」とは、無造作に何かをしないこと。作為的であること。

「作為」とは、何かの意図を持って、あるいは何かの意志を持って、行うこと。

密教では、作為なしには未来も変えられない、と説く。

だから「今 作為をすれば、明日 作為の芽が出る」と教えるそうな。

つまりは、今、未来に向かって種をまく、ということ。

「雑草抜きをしない」とも言うそう。

 

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読書会
2019/10/21
ドキドキの読書会準備会  
長らく…そう、1年以上一緒に教材研究をしているゆうこさんが、3年生の今年最後の授業で上野千鶴子の、今年の東大入学式の祝辞を取り上げたい! と言って来られて。
その祝辞を読み込む過程で、上野千鶴子の今、に目が行って。
その過程で、『ケアの社会学』にたどり着いて。

取り寄せたら、本当にびっくりするぐらいの分厚さで。
「ねえ、ゆうこさん。これ、二人で読んでいくのもいいんだけれど。読書会にしない?」って提案して。
「ええ!やりましょう!」と盛り上がって。

そんな経緯の読書会。

おっかなびっくりで、募集をかけて。
ありがたいことに、6名の方が集まってくださいました。

Kさんも岡山から。
お茶菓子として、奈良の千寿庵のわらび餅を用意しているのよ、って言ったら、なんと! 岡山からお茶の道具を持ってきてるって!

え? なんでお茶道具を?
なんとなく、持ってきたかったの…。
ふうん…。

びっくりしたけど、まあ、それもありか、と。

 

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人とのつながり
2019/10/18
お茶目なKさん  
その人は、2018年4月の関西カウンセリングセンター主催の池見陽さんのフォーカシングの講座に来られていて。
私がフォーカシングのデモ・セッションを受けたのも見ていらして。

アニマル・クロッシングをしていて、私はネコなんだけれど、犬を飼っているのはなぜ? と発したときに、
池見さんが「ネコはネコが飼えないでしょ」と応えた場面に居合わせた、ということ。

その講座で池見さんの発した大事なキーワードを思い出したくて、メッセンジャーで連絡を取って来られたのでした。
(その人、Kさんの知りたかった言葉は、「共感ではなく、追体験」。)

そんなことがきっかけとなって、アロマのブレンドオイルを注文されたり。
子どもが3年間を過ごした全寮制高校の、お近くのお住まいだということが分かったり。
村上春樹のFMでのトーク番組を紹介していただいたり。
子どもの大学生の時の下宿を引き払うのにベッドが不要になって、その引き取り先を探してくださったり。

そんな交流がある中、今年の10月16日に、あるフォーカシングの集いに参加されることを知って。
それは大阪で行われる集いだったので、私も参加することにして。
そして、こんな風にメッセージを送ったのでした。

「10月16日夢ピカジップ、参加されるのを見て、私も申し込みました!

やっとお会いできますね〜。いえ、お会いしてたんですが、私は認識なくて。

 

それで、ちょっとご提案なのですが、もしよろしければ、その日そのまま奈良に来られませんか?

私、生駒駅前にワンルームを借りて10月1日に引っ越すので、狭いですがお泊めすることもできます…。」

 

…ということで、Kさんに初めて会い、私の部屋の初めてのお泊り客、となったのでした。

 

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ゲシュタルト療法
2019/10/14
「そのことで、どう感じるのですか?」〜岡田法悦さんのスーパーバイズ(2)〜  
岡田法悦さんのスーパービジョンの2日目。
5つのワークが行われました。
それぞれのワークで岡田さんが出されたコメントを中心に、振り返りをしたいと思います。

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ゲシュタルト療法
2019/10/13
「その感覚と一緒にいましょうか」〜岡田法悦さんのスーパーバイズ〜  
昨日と今日の2日間、GNK主催の岡田法悦さんのスーパーバイズを受けています。
昨日の2つめのワークでファシリテーターをさせていただけたので、忘れないうちに、その振り返りをしておこうと思います。

ワークが始まって、早々にストップが掛かりました。
朝から感じていた、というクライエントの感覚が、今はもう感じていない、というのに、その感覚を思い出させることから始めようとしたから、です。
「『今、ここ』にいないと」と言われ、ああ、そうそう…と。

次のストップは、私のトーンが、クライエントのトーンと合っていない、ということで。
「クライエントが感じている感覚を共に感じていましたか?」と問われ、
いや、そうではなかった、と思いました。
どちらかというと…クライエントが感じている感覚が、何なのか、なぜなのか、
…そして、早くなんとかしたい、という思いが先走り、引っ張って行こうとしていた、と思い至りました。

仕切り直して。私が掛けた言葉が、「あなたの、その感覚と一緒にいましょうか?」

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幸せをおすそ分け
2019/10/07
桜井・檜原神社より、二上山の落日を臨む  
一昨日のFacebookの投稿に、檜原神社からの夕日を撮った写真があって。
それは、9月末に「夕日堪能ハイキング」の案内として、毎日新聞に載せられていた写真と同じアングルで。
…9月末には私はわざわざ桜井市観光協会まで電話して、どこからの写真かを確認した。

檜原(ひばら)神社。
その時、私は神社の名前を記憶したのだった。

その写真よりもっと色鮮やかな情景のものがFacebookに挙がっていた。

矢も楯もたまらず、それが見たくなった。
友人と、9日辺りに観に行こうか、とも言っていた。
…そう、下見しておかなきゃ。
そんな風に、自分に言い訳して、アンジーに声を掛けた。
「…一緒に、行く?」

…まあ、アンジーが断らないのを知っていたのだけれど。

 

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カウンセリングルーム 沙羅Sara

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