大阪・奈良 生駒駅徒歩6分の心理カウンセリングルーム
オンラインでも受けられます
教員歴31年の独自メソッドで、超短期で不登校、夫婦関係、親子関係、職場の人間関係などの悩みを解決
全く効果がなければ返金保証いたします
生駒市元町2-4-20
  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
ゲシュタルト療法
2021/11/18
ゲシュタルトセラピー ワークについての覚え書き(1)〜感覚(身体)と思考の境目〜  
ゲシュタルト療法・百武正嗣さんのワークショップに参加したときに、フッサール現象学がご専門の三村尚彦先生が来られて。
それは、主催者がお呼びした、ということで。

関西大学にお勤めで、フォーカシングの池見陽さんの同僚。

フォーカシング創始者ジェンドリンについて話された言葉を拾っていきます。


・池見先生との関係から、2008年ぐらいからジェンドリンについて調べ始めた。
・ジェンドリンという人は、圧倒的にフォーカシングという業績でアメリカの心理学会からも高く評価されている方だが、ご本人は一貫して「自分は哲学者だ」とかなり強く言っていた、と聞いている。
・実際、彼の業績も、単純に数だけ比べれば、哲学の論文の方が多い。
・多くの人は皆、ジェンドリンのフォーカシング指向心理療法(=フォーカシング)が素晴らしいので、ジェンドリンという人は、著名なロジャース派の心理療法家だという認識をしている。
・僕自身は、彼の哲学が、フォーカシングという業績から切り離しても、十分なポテンシャルとか可能性を持っている、と思っている。
・なかなか哲学の人間は、心理学の人が言っているのだったら哲学の応用だよね、という感じで、あまりその哲学の純粋な理論に関して関心を示さないというところがあるので、僕はそういう意味ではあえて(フォーカシングを)やらない。
・これは結構意図的で、おそらくジェンドリンの哲学について語る人はあまりいないと思うが、(ジェンドリンを語る)大抵の人はフォーカシングをやっている。
・それで、フォーカシングというのは素晴らしいからこういう哲学がある、という感じだが、でも僕はフォーカシングというのは別に特定のカウンセリングや療法でやるものではなく、日常生活の中でいつも身体の感じというものに触れながら、僕らは生きている、という感じ。
・(フォーカシングは)ある意味、非常に日常的な態度。
・哲学というのは、あたりまえとか、それ普通だよねとか、僕らの日常だよね、というのをもう一回問い直して何かに気づくっていうのが哲学だ、というふうに思っている。


その後、ワークについての質問タイムで、私は百武さんに「思考と感情の明確な違い」について質問した。
それは、11月4日の「対話deナイト」で出されたJさんの疑問(=思考と感情と、明確な線引きってあるんだろうか?)が、私の中で「私の疑問」として息づいていて。
とつとつと私は言葉をつないだ。

続き
ゲシュタルト療法
2021/11/06
「さよなら」と私はその人に告げた〜「対話deナイト」でのゲシュタルトCFO(セラピスト・ファシリテーター・オブザーバー)体験〜  
11月3日のフォーカシングの後、4日の夜にゲシュタルト仲間のzoom自主練グループである、TDN(「対話deナイト」)に参加した。
その日は参加者9名。3名ずつの小グループに分かれてCFOをした。
(あ、今気づいたけど。「対話deナイト」のナイトは夜に行われるミーティングを指していると思ってたけど、「deナイト」って、「でないと(いけないよ)」の意味も含んでいたのかな?)

主催者は、アットランダムにグループ分けしたらしいのだけど。
以前から見知っているAさんBさんとのCFOとなった。

ワークを受ける番が来て。
私は前日にフォーカシングのセッションを受けたことを話し、その同じテーマをゲシュタルトで扱うとどんなふうになるか、それを知りたい、と言った。
Aさんがファシリテーターで、ワーカーは私。Bさんオブザーバー。

続き
フォーカシング
2021/11/05
私のフォーカシング・レッスン Act2〜筒井優介さんとのフォーカシング(1)〜  
今年の5月の末、ゲシュタルト仲間の筒井優介さんの「しまんちゅルーム」にフォーカシングの個人セッションを申し込んで。
でも、「緊急事態宣言」下だったので、「また、落ち着いてから連絡します」とのことで。
そして、11月3日ぐらいはどうでしょう?との打診が来て。

そんなこんなで、引っ越して1ヶ月余り経った我が家に来てもらいました。

「つっつん、久しぶりだね。」そんな会話から始まって。

つい1週間前に、ももちゃん(百武正嗣氏)の「夢のワーク」を受けに心斎橋まで行ったこと。

リアルのワークは久しぶりで、なんだかとても嬉しかったこと、を話した。

 

ゲシュタルトのベーシックコースのときには、毎回ファシリテーターが異なることが新鮮で嬉しかった。

でも、2年目のアドバンスコースでは、ファシリによって「この人は受けたいけど、この人は…」という違いが出てきた。

それで、3年目に「再受講」は考えなくて、その後の3年は単発ワークで来たこと。

 

コースを終えてからもう3年が経って、1週間前のももちゃんワークで、「ここで終了」という「ワークの終わり」が見えた。

それで、今年の11月から始まるゲシュタルトのコース再受講を決めたのは、タイミング的に間違ってなかった気がした。

…たぶん、次のステップが必要な時期、のような気がしたから。

 

つっつんに「不遜だと思うんだけどね、」と前置きして。

「年齢で全て決まるわけではないんだけど、でもなんというか…私より人生経験が浅い人の前に座っても、何か、わかってもらえない気がして。

それで、ね。この人のファシリは受けたいけど、この人はそれほどでも、が出てきた。

そういった人生経験の深さによる峻別はある意味、避けようもない気がするのだけれど、でもね、ここに至って、『もしファシリに、(ワーカーに比べ)そういった人生経験の深さがない場合でもワークが成り立つとしたら、それはどういったことが要因なのだろう?』が気になって。」

 

私は、つっつんにわかってもらえるかどうか、少し危ぶみながら、ゆっくりと言葉を紡ぐ。

「思い上がり」と受け取られかねないことを、そうなってほしくない一心で。

 

「うん、わかるよ。」とつっつんは応える。

その応答で、無理なく彼が「分かって」くれているのを感じる。

…これは何だろう…。掛け値なしにそういったことは瞬時に「分かって」しまう、ということは。

怖いぐらい、人は「感じとる」ものなんだ…と思う。


「フォーカシングはゲシュタルトと違って、『できごと』をそれほど語らないで進んでいく気がしているのだけれど、そういったアプローチで、今の私のモヤモヤ感がどこまで整理できるのかが知りたくて。」
そう言った私につっつんは「了解!」と応えた。

続き

カウンセリングルーム 沙羅Sara

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。

明けない夜はありません。

電話番号:090-7594-0428

所在地 : 生駒市元町2-4-20 

営業時間:10:00〜19:00

定休日 :不定休

ルーム案内・アクセスはこちら