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リーディング ーエドガー・ケイシーが遺した、人類の道筋。ー

2018/05/11
リーディング ーエドガー・ケイシーが遺した、人類の道筋。ー
人から勧められて、一昨日は「リーディング ーエドガー・ケイシーが遺した、人類の道筋。ー」という映画を見に行きました。

私はまるで、エドガー・ケイシーなる人物が、どんな人かも知らなかったのですが。
パンフレットによると、次のとおりです。

・1877年アメリカ、ケンタッキー州に農業を家業とする家の長男として生まれ、第2次世界大戦が終結した1945年の1月にバージニア州のバージニアビーチにおいて67年の生涯を終えた。
・ケイシーは晩年「眠れる賢人」と呼ばれ、その不思議な人生は亡くなってから70年以上たった今でも全てが解明されておらず、彼のリーディングの世界を今なおたくさんの人々が探求し続けている。
・ケイシーが遺したリーディングは極めて高い実践性と普遍性を備えているため、今日の私たちもそのリーディングから有益な情報を得ることができ、昔から変わらず多くの病と闘っている人々に癒やしと希望を与え続けている。
・エドガー・ケイシーが行ったリーディングは14,000件以上あり、その内訳は病気を治すために行ったフィジカルリーディングが半分以上を占めている。
・ケイシーは23歳の時に原因不明の失声症となり、どこの病院に行っても声は取り戻せなかった。ところが発病から1年後に行った自身への催眠療法の際、ケイシーが知り得ない医学知識をもって治療方法を語り、その治療により再び声を取り戻した。
・この経験からケイシーのリーディング人生が始まり、主に病で苦しんでいる人たちに対して催眠療法が行われた。彼は催眠状態に入るといつも、相手がどこにいても、その肉体を透視し、病気の原因を正確に述べることができた。しかし、催眠状態の時に語った内容は一切覚えておらず、秘書が記録したノートから、初めて自分が行ったリーディングを知ることができた。
・エドガー・ケイシーは幼少時代から毎日、日の出ととともに聖書を読むことを日課にし、ケイシーが67歳で亡くなるまで、毎年1回聖書を通読することを自らに課した「聖書と共に生きた人」だった。そんなケイシー少年が13歳の時に精霊と出会い、その精霊に「ケイシーの願いを叶えてあげる」と促され、ケイシー少年は「病気で苦しんでいる人を救うこと。特に病気の子どもを救う人になりたい」と語ったという。
・ケイシーはフィジカルリーディングだけでなく、ライフリーディング(人生や魂についてのリーディング)についても積極的に行った。この中では主に、依頼者の過去生や今生に残るカルマについて語られている。他にも、霊的アドバイス、夢解釈、ビジネスアドバイス、特定のトピックについて取られたリサーチリーディングなど、多岐にわたる情報が、いまも活用されている。

映画は2つの流れで描かれていって。
1つは、現代の日本人で、ケイシー療法(食事療法とひまし油湿布)によって、癌のステージ3とか4とかから回復した人、それに関わった医療者のインタビュー部分。
「回復」とは癌が消えてなくなった、という現象。
もう1つは、エドガー・ケイシーの人生を辿るように、幼少期、少年期、23歳の時の初リーディング…と描かれていく部分。

まあ、エドガー・ケイシーの啓発映画であるとは思ったのですが。
3つ、印象的でした。

ひとつは、病気というものが、身体の循環不全で起こるものだということ。
生の葉物野菜を取らせたり、ひまし油湿布で身体を温めたり、というのは、バランスを崩した体内環境を整えようとしているのだと理解しました。
統合失調症についても、背骨のズレによって、血流が滞ることが指摘されていました。
だから、整体によって、尾骨から脊髄まで背骨を整えることで、幻聴、幻覚がなくなる、と。

もうひとつは、カルマ、というのは「行い」だと。そして、その「行い」の「記憶」なのだ、と。
「業(ごう)」と訳されてもいたと思うのですが、仏教では。
前世で行った行為によって、その因果が現世に現れる、というのは、確かに「記憶」されているからだ、と思います。
…何に? …多分、魂に。

そして…その「記憶」は、自分がどう受け止めるか、だというのです。
同じ出来事に遭遇しても、自分の受け止めで「記憶」が変わる。
誰にも共通した「記憶」というものは存在しないのだ、と。

…確かに。「変な子」といわれて傷ついた私がいて。今、そのことを母に言っても、まるで彼女の記憶にはない。記憶から抜け落ちている。「そんなこと、言った?」と。
私はしばし、呆然とする。…長年、私を苦しめたのは何だったのか? と。
多分…それは、母ではなく、私の「記憶」だったのだ、と気づきました。私のありようを「責められている」と受け止めた私の「記憶」に私は苦しめられたのだ、と。

そうなると、母の言葉は「きっかけ」(=縁)ではあるけれど、それを「因縁」にしたのは、私の受け止め方である、ということになります。

なるほど!と思いました。

さらに、もうひとつ。
私は、一昨年前に、少し聖書を学ぼうとしたことがあるのですが。それは私より年若い人からでしたけど。
一緒に聖書を読んでいく内に、苦しくなってきたのです。
生まれ変わりというものはない、死んだら「審判」を受けて、天国か地獄に行くだけだという考え方に、どうも馴染めなかったので。
それで、そのことを伝えて、聖書を学ぶことを止めてしまったのですが。

エドガー・ケイシーも、前世のことをリーディングで口にして、リーディング中は記憶がないからといっても、思い悩む姿が描かれていました。
…本当は、もう少し、クリスチャンである彼が、リーディングで口にした「転生」を、自分でどのように受け止めたのか、映画で描いてほしかったのですが。

それにしても…と私は映画を見ながら考えていました。「転生」を否定する考え方に私が馴染めなかったのは、それでよかったんだ。
いえ、それが正しい、というつもりはないのです。
何が正しいか、はわからない。
だた、私は「生まれ変わり」「転生」はある、という考え方に違和感がない自分の感覚に従いたいだけなのです。
光の方向に向かって歩いて行けなかったら、残念ながら、もう一度生まれてきて修行するしかない、というチベット仏教の考え方に20代の頃出会って、それがすんなり私の中に入ってきているものですから。

いろんなことを考えた映画でした。デトックスに「ひまし油湿布」をしてみてもいいな、と思います。買い求めたパンフレットには「ひまし油湿布」の方法が、詳細に書かれていました。

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