2022年5月1日。
「ウクライナ支援コンサート」と銘打たれた、ウクライナの歌姫ナターシャ・グジーのコンサート。
「喫茶みりあむ」でチラシを目にして、行くことにして。
ゆうこさんとは、お昼前に待ち合わせて、ランチを一緒に取って。
大阪のエルシアターは谷町線の天満橋駅が最寄りの駅で。
そういえば。ここ、ゲシュタルトのファシリテーター審査会で来たところだ、と思い出し。
透き通るようなソプラノに魅了され。
だけど、さだまさしの「防人の歌」が歌われたときには、聴いているのが苦しくなって。
おしえてください
この世に生きとし生けるものの
すべての生命(いのち)に限りがあるのならば
海は死にますか山は死にますか
風はどうですか空もそうですか
おしえてください
眼前に、ウクライナの、焦土と化したマリウポリの情景が広がって。
更地のような廃墟と化した国土を、ふるさとを目にしたとき、私は何をどう感じるだろう?
怒りだろうか? 悲しみだろうか? それとも、哀しみだろうか…?
「私」を構成する要素には、風景や街並みも入っていて。
それらが悉く破壊されて、見る影もない状況って私は耐えられるだろうか。。。
…そんなことを思ってしまった。
ウクライナの歌姫は、喉から下に血の涙を流しながら、歌っているような気がした。
CDを買い求め、心ばかりの募金をし、それから、少し心をクールダウンさせるためにゆうこさんとお茶をし。
そのあと。久しぶりに服を買って。(散財して。)
…ちょっと、買うのをためらったのよ。
「このくらいまでなら出していい」私の基準を大幅に上回っていたので。
「まこさん、これぐらいしますって!」というゆうこさんの言葉に押され。
「絶対、似合いますから!」と言われて試着したので、もう決まり。
(あ、私、今、ゆうこさんのせいにしようとしている。。。笑)
ちょっと私、これまで買ったことのないタイプのものだったから。
まあ、そのうち、ご披露します。
夜は。
ミリアムと今年のお誕生日会で。
久しぶりの美幸さん。
ハモの炙りを自家製の梅おろしでいただく。
まあ、確かに。ハモは7月の方が、もっと美味しいかもしれない。
今の時期はちょっと脂の乗り方が少なめ、かも。
それでも! 2年ぶりだから! 嬉しい。
「喫茶みりあむ」でウクライナ歌姫のコンサートを知ったから、ミミさんにもコンサートの報告をする。
ゼレンスキー大統領。
もちろん、ウクライナを逃げ出さず指揮を取る、のは立派だと思うけど。
でもね。政治家としては、ロシアに攻め込まれる事態を招いた、のは失敗ではないの?
もちろん、プーチンが悪い。なんといっても。
けれど、そういった「狂ったプーチン」を煽らなくてもいいでしょ?
私は私なりに、なんでこんな事態になった? を調べてみて、昨年10月末に、ゼレンスキーが東部の攻撃にトルコの戦闘ドローンを使い、その成功を発表した記事を見つけた。
そのことに対して「欧米が苦言を呈した」と記事にはある。
そう。いくらプーチンが悪い、と言ったとて。
国民国土をこんな悲惨な目に合わせないことこそが、第一に政治家のなすべきこと。
ミミさんも同感だった。
ミミさんとは、もう何年の付き合い?
…35年以上、かな?
まあ、私の一番古い友人は、私が19の時からだから。これは40年以上。
「喫茶みりあむ」は私がもうすぐ大学を卒業する、というときに、店の内装を節夫さんが作っていた、ときに知り合った。
ミミさんはお腹が大きかった。(上の子がお腹にいた時期、ね。)
まあ、好奇心の塊の私は、何してるんだろう? と見に行ったので。
それで最初に節夫さんと出会った。
店ができて、節夫さんと話をしに通ったわけだけど。
そのうち、ミミさんにフランスの家庭料理を教わり始めて。
マイユの粒マスタードも、千鳥酢も、ハーブを使った料理も教えてもらった。ナツメグなどの香辛料も。
あ、節夫さんに歌を習いに行ったこともあったなあ…。
あれやこれや。を思い出しながら。
今年の二人の「お誕生日会」も過ぎて行きました。
「また来年、ここに来ようね!」とミリアムは言ったので、来年も美幸さんで決まり!
ウクライナの人々は、こんな「日常」を破壊されたんだ、と思うと、心痛い。
できるだけの支援をしたいと思う。
画像は、美幸さんのハモの炙り焼き。絶品だと思う。
私の中では、これを食しないと夏は来ない。。。