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人は不満があると進化を求める〜岡本よりたかさん講演会「土と草と風と人ー自給的暮らしー」2023年10月21日〜

2023/10/25
人は不満があると進化を求める〜岡本よりたかさん講演会「土と草と風と人ー自給的暮らしー」2023年10月21日〜
たねのがっこう大和奈良分校主催の岡本よりたかさんの講演会に行ってきました。
場所は、生駒市真弓のNijiiro✳︎cafeにじいろ✳︎かふぇ。

私にとっては初めての場所。地図で場所を検索して。最寄駅は近鉄けいはんな線「学研北生駒」駅。
徒歩9分と案内されていたのを知らなくて。
まあ、「犬も歩けば棒に当たる…」と歩き出す。
そうしたら、知り合いの「さっちゃん」が声を掛けてくれて。
ああ、よかった。ここだったんだ。。。

前回は。たねのがっこう大和奈良分校の開校式に行ったんだっけ。
その時に初めて岡本よりたかさんに会った。

まず、タイトルの説明から。
土。作物を育むもの。草。土を育むもの。風。これは気候。そして、人。
「自給的暮らし」とは「自給自足」ではない。
「自給自足」はひとりで完結する。
そうではなくて。コニュニティを作る生き方。


縄文時代は1万3千年続いたそうな。
その間、ほとんど変化しなかった、と。
それは豊かだったから。
「暮らしに不満があると進化を求める」と岡本よりたかさんは言った。

縄文時代の前の石器時代。
氷河期で。食べ物を求めて移動せざるを得なかった。
でも、縄文時代になって気候が安定してきた。

縄文人は稲作をしなかった。
なぜなら。山から水を引いて田を作るということは、自然環境を壊すから。
そして。食べ物を手に入れることだけが仕事だった。

現代人を見ていると。辛そうな人が多い。
やりたくないことをやり続けるから辛い。

弥生時代に稲作が始まって。貧富の差が生まれて、争いが起こった。
弥生時代は縄文ほど長く続かず、700年ぐらい。


「あまねき旋律(しらべ)」という映画の紹介もあって。
インド東北部の部族の自給自足の暮らし。
歌いながら、集団で農作業をする。
食べ物を作ることを仕事とした暮らし。

歌うことは、あれは意味があるんだ、とよりたかさん。
最近ぎっくり腰になったそうで。
思い起こせば、作業中、息を止めてた、と。
歌を歌いながらの作業は、息を止めることは、ない。
…まあ、そんな「原理」を意識してのことではないでしょうけれど。

この映画を見ていると。
本当の幸せとは何か、と考えてしまう、と。

土には微生物がいて。糸状菌、とか。
それがミネラルを生み出す。
「身土不二」という言葉があって。水と空気とミネラル。
枯れる、ということは。水と空気に戻る、ということ。
人も亡くなって焼かれて、灰と骨のなる、というのは、ミネラルに戻るということで。
そうすると、土が豊かになる。

スギナもヨモギも、ミネラルが多い。
それらは土を変える働きをする。


「お金と経済」の話もあって。
貸し続けることで経済は回っている。
お金には実態がないが、種は実体である。
お金は使えば減るが、種は使えば増える。

お金が介在する生活から切り離されることはできないけど。
でも、お金を介在させなくても人は繋がれる、ね。

「さっちゃん」に誘われて、今年、月ヶ瀬の梅農家さんのところに1日梅の実取りの手伝いに行ったけど。
1日の「労働」は、梅の実を分けて貰うことで報われた。
…まあ、それがなくても、いいお天気のもと一日楽しい思いができたから、それで十分な気もしたけど。

でもそれで、梅酒を作って、それもまた、楽しい思いをして。

だから、来年も誘ってね、さっちゃん。

私は、まだ、農作業を生活に組み込む暮らしを始めることはできないけど。
でも、発酵調味料を作る、ことから始めたらいいのか、とちょっとホッとした。

よりたかさん、自然農を学びにいって。最初に発酵調味料を教えられて。
不満そうにしていたら、「作った作物をどうやって食べるのか?」と言われたそうな。
野菜を作ることを先に考えるのではなく、「どうやって食べる」を考えないと、という話には、考えさせられた。
…そうね。ものごとは、点で考えるのではなく、線や面で考えないといけないのか。。


「放射線育種米」の話も出て。
なんで、放射線をかけて「カドミウムを吸収しない米」を作らないといけないのか、がよくわからなかったのね、私。
まあ、「カドミウムを吸収しない」ものが必要なのは分かるけど、なぜ今、そういう必要性が生じたのか、がわからなかった。

平成11年。日本はアメリカから飼料を大量に買わされて。それで日本の家畜がずいぶん増えたそうだけど。
大量の家畜から生じる大量の糞をどうするか、の問題が生じて。
それは、「ミネラル」として土に混ぜられることになった。
けれど、アメリカからの飼料には、大量の化学薬品が含まれていて。
で、土にカドミウムが含まれる問題が生じた。

今、人糞をどう処理するか、の問題が生じていて。
まあ、これも平成11年時と同じような問題が生じていて。
人も、化学物質が大量に含まれている食べ物を摂っているから、その人糞も化学物質だらけで。
で、「放射線育種米」なるものの必要性が声高に叫ばれ。

自然界に放射線はいっぱいあるから、人工的に放射線を照射しても大丈夫、安全だ、というんだけど。
自然界の放射線は、もし、DNAを壊しても、二重螺旋の1本を壊すだけだから、修復可能だ、と。
でも人工的に放射線を照射した場合、2本ともを壊してしまう。
で、壊された先の遺伝子は、修復されないまま自分で遺伝子組み換えを行うから、
一体どんなことになるのか、の予想もつかない、と。

恐ろしい話だと思いました。
そんなものに踏み切ることを決定した秋田県、兵庫県は、どうかしてる。
2025年から、だそうです。
なんとかなりませんか? なんとかできませんか?
何をどうしたらいいんだろう?

という思いで、これを書いています。
読まれた方でどう行動したらいいのか分かる方、教えてください。

画像は、飄々とした風貌の岡本よりたかさん。

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