さっちゃんこと、いわのさちこさんが、6月に参加されたパーマカルチャーデザインコース第1週目の報告会をされると聞いて。
うーん、どんなのだろう? と思って、月ヶ瀬まで出向きました。
先週土曜日に、別の方の上映会でパーマカルチャーを紹介する映画「TERRA ぼくらと地球のくらし方」は観ていたんだけど。
その映画の中の案内人、ソーヤー海(かい)さんが、そのデザインコースの講師3人のうちのひとりでもあって。
興味深かった、のもあります。
でも、なによりさっちゃんが。何をどう感じたのか、が知りたかった。
ということで。朝の8時過ぎに車を出発させて、45キロ離れた月ヶ瀬に向かった。
始まるのは10時。
その20分ぐらい前に着いた私は、準備をしながら報告会をどんなふうに始めようかと悩んでいるさっちゃんに遭遇した。
「スライドとか準備しながら、たくさんの伝えたいことがあるんだけど、でもそういうふうに一方的に伝えていくのもなんだかなあって思って。
せっかく集まってくれたひとが、聞きたいことを聞けるような感じにしたいのもあって。」
ふうん。
用意したスライドで伝えたいことを伝えて、そのあと質問受付して、来てくれた人のもっと聞きたいことを話していけばいいだけじゃない?
そう言うと。さっちゃんは、「そうだけど。そんなふうに上手く切り替えられるかなあ」と。
大丈夫だと思うよ。きっと集まった人は、さっちゃんが何をどう感じたのか、が知りたいから来たんだと思うから。私みたいに。
そう思ったけど、まあ、知らない方を前にそう言い切るのも憚られて。
言えずにいたけど。
「デザインコース」は2週間だけど、1週間ごとの実施のようで。
まずは前半の1週間。
そのカリキュラムがびっしりと一覧表になっていて。
…30名ほどの参加者、だったらしい。
パーマカルチャーは、パーマネント(永続的な)+アグリカルチャー(農業)+カルチャー(文化)の造語だそうで。
オーストラリア人二人が始めたものだそうだけど。
彼らは、日本人の福岡正信さんから影響を受けた、らしい。
これらは、さっちゃんが紹介してくれた、パーマカルチャーの本。

だから。横文字で「パーマカルチャー」と言われたら、ちょっと、何それ?ってなるけど、本来、日本人には馴染みのある文化、なんだ、と。
…そうか。『わら一本の革命』読んでみないと、と思った。その横の。ソーヤー海さんの『みんなのちきゅうカタログ』も面白そうだ。
と思って。今、注文しました。
映画の中でのソーヤー海さんの言葉。
1、ハンモック・タイムを増やそう!
2、循環する暮らしをしよう!
3、パッションを持って生きる!
「問題こそに解決策がある」。
「消費者から創造者になろう!」
どれも。なんか、心に響く。
それは。映画の中でも誰かが言っていた「対話的プロセス」が心地いい、んだろう。
そう、私は。「対話」がしたかった。ずっとずっと。
それは、人と、もだし、自分とも、だった。
それに、食べ物や自分を取り巻く環境、との対話、が加わるわけ、ね。なるほど。
ソーヤー海さんは。映画の中では人々を前に淡々としているように見えるけど。
実は、とてもシャイな人、らしい。
10人以上の人を前に話す時には、とてもとても緊張する、のだそうだ。
そのソーヤー海さんが、30分ごとに、アプリか何かで、「チーン」とベルを鳴らす、ようにしていて。
その度ごとに立ち止まって、自分の内部を確認する、とさっちゃんに聞いた時には。
ああ、そうやって、「瞑想的生活」をされているんだなあ、と思った。
私は。30分ごとに、は無理だけど。
3時間ごとに、「チーン」と自分に立ち返る時間を設定してもいいな、と思えたことだった。
そうね。やってみよう。…やっぱり、その時の音は。「チーン」という鐘の音、がいい。
私もアプリ、探してみよう、と思ったことでした。
画像は、さっちゃんのFacebook投稿の写真を勝手に拝借しました。
本以外の写真、何も撮ってなかったので。