さて。私のワークです。
最近、少し落ち着かない気持ちがあるのは、妹のこと。
昨年4月に母が緊急入院して、そのお見舞いに妹が来るといった日に来なくて、母がずっと待っていて、…それで、妹を叱って、…多分、これまで私は、そういう立ち位置で妹に対することはなかった。
多分…妹はそれに反発して、その後音信不通。それまでも、いろいろごちゃごちゃあって。
でも、詳しい事情を話したくはなかった。
妹に対する、私の今の気持ち、から入っていきました。
妹に対する私の気持ち…嫌だ…もう考えたくない…鬱陶しい…腹がたつ…
どの辺りでそれを感じる? …喉の辺り…イライラする…
エンプティ・チェアとして、「座布団」を置いたけど…向き合いたくない気持ちが出てきて、「座布団」に対して斜めになるような位置で対した。
つい、自分の座っている座布団の端を右手でつかんでしまっていることに気づいた。
ああ、私は妹に向き合うのに、こんなにエネルギーが要るんだ、と思った。
「座布団」を見るのも嫌で、そこに座るのなんてとんでもない!気分で。
そういう気持ちをファシリテーターは、尊重してくれて、そのままにしてくれた。
そのまま、私は「妹」に声を掛ける。「あなたは好き勝手しているけど、そんなに幸せそうには見えない」
「好き勝手していたら、普通は幸せなんじゃないの?」とファシリから声が掛かる。
「ちょっとやってみてほしいのですが、『あなたが好き勝手しているのを見ると、私は淋しい』と言ってみてください。」
え?と思ったけど、やってみた。でも…違和感を感じて、そうではない、ことがわかった。
それをファシリテーターに伝えた。
そうしているうちに、私の中に妹に対する罪悪感があることに気づいた。
すると、私の後を追いかけて来る、まだ小学生になる前の妹を邪険にした映像が浮かんだ。
私は友達と遊びに行きたかった。妹は邪魔だった。で、逃げるようにして出て行った。
でも、何か可哀想だった。悪いことをした、と思った。…お姉ちゃんなのに。私はお姉ちゃんなのに。
何かあると、庇わないといけない気になってたのは、妹に対する罪悪感からだったんだ…。
でも、もう妹も立派な大人だし。私の後ろを追いかけてきていた妹ではない。
そう!妹はもう私の後ろを追いかけてはない。
妹は好きに、自分で生き方を選んでいるんだ。
それを「幸せそうには見えない」などと不遜なことを言ってはいけない。
「幸せそうに見えない」とは、私の価値観を押し付けているに過ぎない。
ああ、そうなんだ!と分かった。
そこで、ファシリテーターから、妹との境界線を引きましょうと、促された。
あ、そうだったんだ…私は妹との境界が曖昧になってたのか…と改めて気づいた。
そうよね。いいも悪いもない。
私はあなたの生き方を尊重すればいいだけだったんだ。
そこに嫌だとか、鬱陶しいだとか、そんな感情は入り込まない。
ただ、それだけだったんだ…。
と思うと、楽になりました。
ファシリテーターの室城さんは、静かに、そこに居てくれる、感じ。
無理強いもしないし、時折存在を忘れるぐらい、静かで、圧迫感がない。(ホントは身体の大きな、トトロみたいに見える方なんだけど。)
私の室城ファシリでのワークが静かに終わりました。
画像は、1日目の懇親会でいったお店。右手が廻り階段になっています。
…見えないけど、確実に「道」はあるのです。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
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