これまで、
コラムを書いたりする、
私の朝のお仕事が終わるのを
待ち構えていたかのように、
頃合いを見計らって、
う〜ん!と、左前足を伸ばし、右前足をも伸ばし、
左後ろ足を伸ばし、右後ろ足を伸ばし、して、
「さあ! 散歩!」とデモンストレーションしていたアンジーが、
このところ、一向にベッドから下りようとしない。
このところ、朝が冷え込んで寒いものね。
で、下の階に行くのも、
追い立てるように、なんだけど。
それで…リビングに下りても、
まだ、部屋が暖まっていなくて寒いから、
「抱っこ!」っておねだりする。
アンジーのおねだりは、
前足を使って、「ちょっと、ちょっと!」っていうように
タッチしてくる。
う〜ん…、タッチっていうソフトなものじゃないなあ。
時に、爪で引っかかれて痛いぐらい。
「ちょっと、ちょっと!」って聞こえるときもあるし、
「ねえ…もしもし!」って聞こえるときもある。
「だからあ…、こっち向いてよ!」の時もある。
まあ、それで、おねだりされて、抱っこしていたんだけど。
「アンジー、もうそろそろ散歩行かないと。」
と、散歩って言葉を聞いた途端、ガタガタ震えだした!
どう考えても、暖かくなったリビングで、
いきなり震え出す理由がない!
…ということで、
ママは、アンジーが自分で「震え」を作り出せることに気づいてしまった…。
まあ、ね。
おまえの気持ちは、いつだって、その表情で、
横に「テロップ」が出ているかのように、分かるけど。
しかし、それにしても、ね…。
いったい、いつからそんなワザ、身につけたんだろう?
…ということで、
うちのアンジーはもうすぐ5歳ですけれど、
かなり「したたか」です。